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日本最大級のデジタルアート空間/チームラボプラネッツ TOKYO DMM 豊洲

ゆりかもめ線「新豊洲駅」から徒歩1分の場所にある、「チームラボプラネッツ TOKYO DMM 豊洲」。デジタルテクノロジーを活用したアートを、身をもって楽しめる超巨大没入空間です。
そんなデジタルアート空間に、2021年10月、新たな作品とその場で食べられるグルメが登場しました!
京都発のヴィーガンラーメンを作品の中で

大規模リニューアルしたフードスタンドには、京都発のヴィーガンラーメン店「Vegan Ramen UZU Tokyo」がオープンしました。ヴィーガンとは、肉・魚・卵・乳製品などの動物性食品を食べない“完全菜食主義者”のこと。ラーメンのスープには通常、動物性食品が使われていますが、こちらのラーメンには一切使われていません。

ちなみにこちらのヴィーガンラーメンは、この秋新たに登場した2つの作品空間で楽しむことができます。それが、屋内にある《虚像反転無分別》と、屋外にある《空と火のためのロングテーブル》(上写真)。今回は、それぞれの空間で人気のラーメンをいただいてみます♪
「ヴィーガンラーメン 茶」at《虚像反転無分別》

まずは屋内作品の《虚像反転無分別》から。こちらの空間は360度がミラーで覆われており、そこに“空書”と呼ばれる文字が映し出されています。机や椅子などもすべてミラーにすることで、物体と物体の間に存在する境界をなくし、一つの空間を表現しているそう。

こちらでは、チームラボプラネッツ限定メニューの「ヴィーガンラーメン茶」(1,650円)と、一番人気のドリンク「水出し緑茶」(550円)をいただきます。暗めの空間なので写真を撮るのは難しいですが、お願いすればスタッフの方がペンライトで照らしてくれます。

一口食べると、その濃厚な味わいに驚き! ヴィーガンと聞いてあっさりとした味わいを想像していましたが、芳醇なコクとガツンとした味わいは、“ヴィーガンだよ”と言われなければ全く気が付かないほど。
羅臼昆布、国産椎茸、野菜からとったスープに、味噌や豆板醤がブレンドされていて、少しピリッとするのがまた食欲をそそります。EN TEAの日本茶がしっかりと香りつつ、味噌ベースのスープにマッチ。ツルツルと食べやすい平麺もとても美味しく、満足感たっぷりのラーメンです♪
サッパリとした飲み口の「水出し緑茶」も、ラーメンとの相性がバツグンです。
「ヴィーガンラーメン 醤油」at《空と火のためのロングテーブル》

続いて、屋外作品の《空と火のためのロングテーブル》へ。敷地の入り口にそびえるシンボルタワー《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》と空がミラー状のテーブルに映り込み、幻想的な光景を生み出す作品です。赤く燃えるタワーや夜空が映し出される様子は、ウユニ塩湖を彷彿とさせる美しさ。

こちらでは、京都の本店でも人気の「ヴィーガンラーメン醤油」(1,320円)をいただきます。

※昼の様子。晴れた日にはテーブルに写る青空を眺めながらいただくことができます
創業から150年を超える島根の老舗「井上商店」の芳醇な古式醤油と香味油を加えたスープは、シンプルなのに香り高く、深いうま味が持ち味。自家製の中太麺はツルツルとしていて、噛むほどに豊かな小麦の風味を感じます。ローストされたトマトを崩すと、酸味が加わり味変にも♪

一緒にいただいた「徳島県産すだち緑茶スパークリング」(660円)は、すだちの爽やかさと、緑茶の深いうま味が混在する新しい味わい。ラーメンとの相性はもちろんのこと、これだけでも飲みごたえ十分です!

デザートには、チームラボプラネッツ限定で食べられるヴィーガンアイスを。今回いただいたのは、爽やかな豆乳アイスのような「ホワイトジンジャーリリー」(手前)、力強い抹茶の風味とピスタチオの味が楽しめる「ピスタチオグリーンティー」(左奥)、シャーベット感が強く、フランボワーズソースがアクセントになった「ピンクルバーブ」(右奥/全て660円)の3種。
どれもヴィーガンらしからぬ滑らかな食感で、素材の味がふんだんに活かされています。
SNSで話題の新エリア「ガーデンエリア」

▲《本物のランを1万株以上使用した超大型庭園作品「Floating Flower Garden; 花と我と同根、庭と我と一体」》©チームラボ
2021年7月には、新エリア「ガーデンエリア」もオープンしました。
2つの大型庭園作品から成るエリアの中で、SNSで特に人気を集めているのが「Floating Flower Garden」。空中に咲き誇る約1万3000株のランの花に囲まれる作品空間です。一面に咲くランの花は、人が近付くとゆっくりと道を開けて、内側へと誘ってくれます。

▲《本物のランを1万株以上使用した超大型庭園作品「Floating Flower Garden; 花と我と同根、庭と我と一体」》©チームラボ
進むにつれて背後の道が再びランで塞がれ、四方をランに囲まれた自分だけの空間が出来上がります。その瞬間がシャッターチャンス!ミラー状の床にもランが映し出されるので、360度カラフルな色彩に包まれた艶やかな一枚を押さえることができますよ♪

※昼の様子《開放感のある屋外大型庭園作品「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset」》©チームラボ
もう一つの作品が、「呼応する小宇宙の苔庭-固形化された光の色」。こちらの特徴は、昼と夜で全く違う顔を見せること。苔むした庭に、揺らすと音の共鳴するミラー状の卵型オブジェが並んでいて、昼間は霧に包まれた神秘的な姿を見せてくれます。

※夜の様子《開放感のある屋外大型庭園作品「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset」》©チームラボ
対して夜は、さまざまな色にあふれた空間に。卵型のオブジェをひとつ揺らすと、すべてのオブジェが共鳴して次第に色と音が連動してゆく作りになっています。
今回は夜に伺ったので、色鉛筆にもないような絶妙な色に変わっていく様子と、美しい音色を楽しむことができました。

なお、フードスタンド傍にはフラワーショップ「teamLab Flower Shop & Art」もオープン。こちらでは、「Floating Flower Garden」で展示されていたランを購入することができます。

お値段は、専用のトートバッグとあわせて3,900円。バッグには4株ほどのランが入ります。
ちなみに、次回からこのトートバッグを持参すると、無料でランを持ち帰ることができます。通常のお花屋さんではなかなかお目にかかれない、希少な品種のランを自宅に持ち帰るという特別な体験は、きっと良い思い出になるはず♪
まとめ

訪れるたびに新しい体験ができ、気分を高揚させてくれるチームラボプラネッツ。今回紹介したヴィーガンラーメンやヴィーガンアイスは、来館者以外でも味わうことができます。ぜひアート作品に包まれながら、最新&絶品のヴィーガンフードを楽しんでみてくださいね!
- チームラボ プラネッツ TOKYO DMM
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所在地
東京都江東区 豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO
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最寄駅
新豊洲
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写真・文/大下 杏子
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※本記事は2021年11月16日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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