コーラにチョコレートも！注目の「クラフトドリンク」3選

代々木公園のほど近く、奥渋エリアに位置する「Cidernaut（サイダーノート）」。フランスではシードル、英語圏ではサイダーと呼ばれる、リンゴを発酵してつくられるお酒の専門店です。

日本ではまだあまり知られていないサイダーを多くの人に飲んでほしいと、2020年3月にオープンした同店では、世界中のさまざまなクラフトサイダーを樽、ボトルあわせて常時40〜50種類ほどラインナップしています。

オススメは長野県のリンゴ農家によるブランドSon of THE SMITH（サノバスミス）の「Original」。長野産の新鮮なリンゴを砕いてつくったハードサイダーです。

樽でも缶でも楽しむことができ、その日の気分で選ぶのも楽しそう！

サイダーに合うフードメニューが充実しているのも同店の魅力の一つです。「国産鶏のチキン＆チップス」は、国産もも肉を使ったクリスピーなチキン。自家製タルタルソースとも相性バッチリで、やみつきになると人気なのだそう。

同店では、国産サイダーは実際に現地で生産者と直接話をして、納得のいったものだけを取り扱うというこだわりも。生産者の想いやストーリーまで楽しめるのも“クラフトドリンク”ならではの面白さです。

クラフトコーラの発祥人・コーラ小林さんが代表を務める、クラフトコーラ専門メーカー／専門店「伊良コーラ（イヨシコーラ）」。2021年4月には渋谷に2号店をオープンしました。

2号店は“地球という母星を失った地球人の末裔たちが地球を偲んでつくった”空間をイメージ。さまざまなスパイスを混ぜ合わせできるクラフトコーラの世界観を「宇宙」に重ね合わせ、ネオンサイン光る店内は、まるで異空間に迷い込んだような不思議な雰囲気です。

定番の「THE DREAMY FLAVOR」は、コーラ職人が丹精込めてつくったクラフトコーラ「魔法のシロップ」を炭酸で割った一杯。その他、クラフトコーラシロップをミルクと炭酸で割った「MILKOLA®」などをラインナップしています。

スパイスの効いた他にはない味わいはもちろん、パックに入った見た目もかわいい！

店頭では人気のシロップボトル「魔法のシロップ」（S～Lサイズ）の販売も。カルダモンやナツメグなど12種類以上のスパイスが効いたやさしいフレーバーは、自宅で味わうのもまた格別。おうちカフェが充実すること間違いなしです。

「nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO（ネル クラフト チョコレート トーキョー）」は、2019年に日本橋浜町に開業した、ビーントゥーバーの手法を用いたクラフトチョコレート専門店です。

“手しごとが見える”と“日本らしさ”がキーワードの同店。店内にはカカオの貯蔵庫や工房もあり、まさに“手しごと”を実際に見て楽しめる空間となっています。

お店では、契約農家のベトナム産カカオ豆からつくるクラフトチョコレートを使った、チョコレートドリンクを提供しています。オススメは、オリジナルのチョコレートドリンク「ショコラショー」。ベトナム産カカオ特有の心地良い酸味と、力強いカカオの風味を存分に楽めます。

なお、ベトナム以外にハイチ75％、タンザニア75％、ベトナムミルク45％の4種類のなかから、好きな産地のチョコレートを選べるのもこのドリンクの特長。チョコレートの美味しさをダイレクトに感じられる、お店のこだわりを感じられる一杯です。

手土産にもピッタリなボンボンショコラは常時12種類。ベトナムやベネズエラなど産地別のものから、山椒・ゴマ・きなこ・梅など和の食材にこだわったものまで、一粒一粒丹精こめてつくられたショコラが並んでいます。

他にも、カカオそのものの味わいが楽しめるタブレットや、ねっとりとしたチョコレートの味わいを堪能できるテリーヌショコラなど、多彩なメニューがズラリ。イートインではボンボンショコラとドリンクのセットも提供されています。

厳選された素材と職人技術で練り上げられた、奥深いチョコレートの世界をじっくりと楽しんでみては。