【おでかけ時のポイント】
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早起きして行きたい!「上野のモーニングBEST3」を発表
「喫茶店や飲食店が多い上野は、洋食から和食、中華まで知る人ぞ知る“モーニング”の宝庫なんですよ」と話すのは、東京メトロのサービスマネージャー西原友花子さん。上野駅改札近くにある案内所に長らく勤務し、乗降客から美味しいモーニングやランチのお店を尋ねられることもよくあるため、日頃から情報収集を兼ねて上野駅界隈の食べ歩きを楽しんでいるのだそう。
今回は、たくさんのお店の中から上野ならではの「モーニングBEST3」を選んでいただきました。朝ごはんをしっかり食べて、パワーチャージしたい人は必見ですよ!
【1位】見た目も味も芸術品!/「珈琲 王城」のツナトースト
「上野のモーニング」1位に選ばれた「珈琲 王城」は、上野駅からほど近いところにある丸井裏エリアで50年以上の歴史を刻む純喫茶です。
その名のとおりヨーロッパの古いお城をイメージして造られた建物は、とてもエレガント! レンガ造りの外観や、店内を飾る手彫りのレリーフが印象的です。
モーニングは、厚さ6センチもある厚焼きの「トーストセット」が有名ですが、今回のオススメは「ツナトースト」(750円)。開店時間の8時からオーダーができます。
「ツナトースト」は、厚焼きトーストに切り込みを入れてツナとキュウリをはさみ、辛子マヨネーズを細くかけた見た目も芸術的な一品です。トーストの外側はカリッ、内側はモチモチ。ツナとの相性もよく、食べ飽きることがありません。
丁寧に淹れられた炭火焼きの「アイスコーヒー」(600円)と合わせてどうぞ。
上野の喫茶店には、昔から待ち合わせの文化があるのだそう。居心地が良い「珈琲 王城」は、カップルや友人たちとの利用はもちろん、一人でゆっくり過ごしたいときにも最適なスポットです。
~西原さんのコメント~
こちらのトーストは、とにかくパンが美味しいんです。厚焼きで、焦がしバターの味がたまりません。モーニングのオススメは「ツナトースト」。ボリューム満点で、食べ応えがあるのがうれしいです。上野には純喫茶が多いのですが、中でも「珈琲 王城」は禁煙で清潔感があり、女性でも入りやすいお店。席数も多く、広々としているので、のんびり過ごすことができますよ。
珈琲 王城
所在地:東京都台東区上野6-8-15
電話番号:03-3832-2863
最寄駅:上野御徒町/上野/京成上野
【2位】どらやきの名店による超レアメニュー/「うさぎやCAFÉ」のうさパンケーキ
上野広小路駅、湯島駅から徒歩4分ほどのところにある「うさぎや」といえば、看板商品の「どらやき」で知られる大正2年創業の老舗です。
そのお店から徒歩1分の場所にある「うさぎやCAFÉ」では、朝9時から10分間のあいだに来店した人だけに、超レアなメニューを出しています。それが「うさパンケーキ」です。
テーブルに座ると、発酵バターと餡の器がのったトレーが先に運ばれます。餡はもちろん、人気どらやきと同じ北海道十勝産の小豆を炊いたもの。こちらの器は“うさぎの耳”に見立てられています。そこへ「うさぎや」の工場から急いで届けられた、焼き立てのどらやきの皮4枚がポンとのせられます。
メニューの考案者は、「うさぎや」四代目店主の谷口拓也さん。「子どもの頃、店の工場でもらった焼き立てのどらやきの皮にバターをつけると、まったく違う味になって夢中で食べました。その感動をみなさんにも味わっていただきたい」と話します。
写真提供:うさぎやCAFÉ
焼きたてアツアツの皮は、パリッとして良い香り!発酵バターや粒餡を自由にはさんで味わえば、幸福感に満たされることは間違いありません。ちなみに、皮の内側にバターをのせて半分に折って耳締めをし(上写真)、バターを溶かした状態で味わうと、バターの塩味と皮の甘みが存分に堪能できるのだそう。
うさパンケーキはドリンクとセットでオーダーします。オリジナル狭山茶(煎茶・ほうじ茶・玄米茶/各900円)やオリジナル焙煎珈琲(1,100円)などからお好きなものを選んで。
~西原さんのコメント~
もともと「うさぎや」さんのどらやきが好きで、お客様にもオススメしています。そのどらやきの皮がほっかほかの状態で出てくる「うさパンケーキ」は、ここでしか食べられません。すぐに皮を手にとり、バターと餡をはさんでいただくと最高ですよ!9時から10分間の限定提供なので、会社が休みのときの“お楽しみモーニング”です。
うさぎやCAFÉ
所在地:東京都台東区上野1-17-5
電話番号:03-6240-1561
最寄駅:上野広小路/湯島
【3位】実家が米店の店主によるお墨付きの美味しさ!/「江戸の玄むす」のおにぎり
上野駅から徒歩1分の場所にある「江戸の玄むす」は、開業して約20年のおにぎり専門店です。
店主の砂金泰人さんの実家は、台東区で四代続く米店。季節ごとに厳選した米で炊き上げるご飯と、ぎっしり詰めた具材、香りのいい良質な海苔という三拍子そろう美味しさで、根強い人気を持っています。
▲手前左から「葉唐がらし」「昆布」「十五穀おにぎり 鮭」
白米のおにぎりは、「鮭」「たらこ」「梅」といった定番に加えて、「納豆」「イカキムチ」「ねぎみそ」など17種類(中心価格は150円)。
人気の「昆布」は、ご飯全体に昆布を混ぜてから握るタイプで、一度食べると病みつきになる人が多いのだそう。少しピリ辛の「葉とうがらし」や「ぴりきゅう」といった漬物の具材も、ごはんとの相性はバツグン!
このほか、五分づきした国産無農薬栽培米に雑穀を混ぜた「十五穀おにぎり」(180円)と「玄米塩むすび」(180)円などもあり、どれにしようか迷ってしまいそう。
おにぎりは、朝7時30 分の開店と同時に握りはじめてショーケースに並べるため、多くの種類がそろう9時前後が、来店の狙い目ですよ。
~西原さんのコメント~
朝早くから営業しているのでよく利用します。オススメは、「葉唐がらし」と「ぴりきゅう」(各150円)。大きめサイズのおにぎりで、ご飯も具もしっかり入っているので大満足!おにぎり全体に海苔が巻いてあるのも、お気に入りのポイントです。買ったおにぎりは、昔ながらの紙の経木の上に並べて包装紙で包んで渡してくれます。エコな感じがして良いですね。
江戸の玄むす
所在地:東京都台東区上野6-16-17
電話番号:03-3831-5960
最寄駅:上野/京成上野
取材・文/金丸裕子
※この記事は、東京トレンドランキング2021年5月号をもとにしています。メニューや価格等は、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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