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代官山の脇道にひっそり佇む、隠れ家デニッシュ専門店/Laekker

都内を中心に美味しいパンを求めて食べ歩く、グルメブロガーの紅子です。


突然ですが皆さん、デニッシュはお好きですか?


パン屋さんだけでなくパティスリーでケーキと一緒に並ぶこともあるデニッシュは、デンマーク生まれのパン。何層にも重ねて焼いたパン生地のサクサク食感と、たっぷり使うバターの風味が特徴的で、フルーツをトッピングしたり、クリームを包んだりするのが定番です。


あのかぐわしいバターの香りと見た目の美しさに、思わずつられてしまった経験がある人も少なくないのではないでしょうか。


そんな“デニッシュ”に特化したお店が東京・代官山に昨年オープンし、すでに人気となって大変なことになっている!という情報をキャッチ。さっそくお邪魔してきました!

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お店の名前は「Laekker(レカー)」。2019年10月にオープンしたデニッシュ専門店です。

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代官山駅から八幡通りを並木橋方面へ向かい、少しわき道に入ったところのマンションの1階にあります。一見すると美容室のような店構えなので、見過ごさないように気を付けてくださいね。

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お店は店主さんお一人で切り盛りしているので、店内は2人も入ったらいっぱいになってしまうほどのコンパクトなつくり。ショーケースの奥は工房になっています。

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店内脇には小さな長椅子が置かれているほか、コーヒー(280円/税抜)や焙じ茶(370円/税抜)などのドリンクも販売されており、ドリンクを片手に購入したデニッシュその場で楽しむことができます。

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朝一番に取材にうかがったため、空のショーケースに次々と焼き立てのデニッシュが並べられていくところを見ることができました!どれも小ぶりで、綺麗なお姿に思わず見とれてしまいます・・・!


一日に作る数はおおよそ200個。ショーケースのサイズの都合もあり、一度にたくさん焼くのではなく、一日3回程度こまめに焼いてできるだけ焼き立てを提供しているのだそう。


時間帯によって並ぶ商品が異なるので、どのデニッシュに出合えるかは訪れた時のお楽しみ。何度も通いたくなってしまう、そんなワクワク感も同店の魅力かもしれません。

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北海道産の小麦粉とバターのみを贅沢に使用したデニッシュは、常時10~12種類ほど。そのうち3~4種類が季節限定の商品です。フルーツを使ったスイーツ系はもちろん、

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おつまみにもピッタリなサレ系までバラエティー豊かです。


お客さんの多くは3つほど買われていくそうですが、こんなにたくさんのデニッシュを見ると、何を買ったら良いのかわからない!悩みに悩んだ末、結局たくさん買い込んでしまいました・・・!

パンブロガーがトキめいた!絶対食べてほしいオススメデニッシュ3選

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さてここからは、今回購入したデニッシュの中からとくにオススメしたい3品をご紹介します。


一つ目は、お店の一番人気でもある「ヴァームデニッシュ」(380円/税抜)。


カスタードクリームをたっぷり詰めたシンプルな一品で、いわばクリームパンやシュークリームのデニッシュ版。ただし、こちらのヴァームデニッシュは、ちょっと他店とは違います。


なんと・・・クリームは後入れなんです!オーダーが入ってから、中にクリームを詰めてくれるというなんとも手の込んだ一品です。

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一口食べてみると・・・とろりとしたクリームとデニッシュのサクサク食感のコントラストがクセになる美味しさ♪


店主さんはパティシエ出身というだけあり、クリームは間違いないクオリティ!クリームが後入れされることによってデニッシュ生地の食感が損なわれず、繊細な層が口の中で小気味よく音を立てます。時間が経ってもサクサクですが、ぜひ詰めたてを食べてみてくださいね。

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2品目は、季節の果物を使った「フルーツデニッシュ」(540円/税抜)。


その時季に美味しい旬の国産フルーツを吟味して選んでいるそうで、私が伺ったタイミングでは、こちらのイチジクのデニッシュでした。

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半分にカットしてみると、大きなイチジクの存在感もさることながら、果実の下にたっぷり詰まった自慢のカスタードクリームも印象的。


カスタードクリームは、使用するフルーツの持つ甘味や酸味によって甘さを調整し、フルーツそのものの味わいを損なわないようにしているそうです。


食べてみると、フレッシュでジューシーなイチジクの美味しさが、カスタードクリームの甘さに埋没してしまうことなくしっかりと感じられてとっても美味!3つ折りからなる層がハラハラと崩れる食感もまたたまりません。ついもう一個、と手が伸びてしまいそうです。

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最後はサレ系のデニッシュをご紹介。


「グリーンオリーブと黒胡椒」(390円/税抜)は、もともとは日替わりで登場する商品の一つだったそうですが、あまりに人気だったので定番に昇格したという一品です。

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薄切りされたオリーブの塩気と黒胡椒のピリッとした辛さが良いアクセントになっていて、大人なお味。バターの風味、デニッシュ生地の食感とも絶妙にマッチしていて、ワインなどお酒のおつまみにもピッタリです。


実際お酒と一緒に楽しむ方も多いのだそうで、甘いデニッシュが得意でない方や、お酒が好きな方にオススメしたい一品です。

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ご紹介しきれませんでしたが、他にもマロンやバナナを使ったもの、日替わりのサレ系デニッシュなども購入。どれもとっても美味しく、大満足でした♪

まとめ

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「デニッシュが好き」という店主さんなだけあって、どのデニッシュもこだわりや愛が随所に感じられ、人気ぶりにも納得。パンとしては安くはありませんが、スイーツとしてはお手頃価格。“日常の中でのおもたせやご褒美に”というコンセプトに沿った、素晴らしいデニッシュでした。


早い日だと15時ごろには売り切れてしまうそうなので、午前中に訪れるか、InstagramのDMかLINE経由で取り置きをお願いしておくのがオススメです。箱詰めもしてもらえるので、自分用にはもちろん、ちょっとした手土産にしても喜ばれること間違いなしです。

Laekker

所在地:東京都渋谷区代官山9-7 サンビューハイツ代官山103

電話番号:非公開

最寄駅:代官山

取材・文/紅子


※2020年11月20日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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