プロにしか卸さない本格派!おトクで大人気の直売所を発見/工場直売 好 磯子店
どうも、へんてこグルメガイドの矢崎です。
いきなりですが、中華料理店で食べるあの味、自宅でも食べたくなることありませんか?今回は、中華料理店だけに点心やラーメンを卸している食品工場が、こっそりと工場直売店舗を行っているということなので行って来ました。
お邪魔したのは、随縁寺前バス停から徒歩1分の「工場直売 好(ハオ) 磯子店」。同店は横浜を中心に各地の中華料理店にラーメンや点心を卸している、食品工場「正華」の直売所です。
磯子の他に井土ヶ谷駅から徒歩10分の場所や、中田駅から徒歩6分の場所にも同様の店舗があるので、お近くの店舗に足を運んでみてください。
元々は土曜日の朝に正華の本社工場前で直売会を行っていたのですが、「お店でしか味わえない点心が安い!」「コスパが良すぎ!」ということで人気になり、常設の店舗としてオープンさせたそうです。
短時間の開催にも関わらず正華の工場直売会はとても人気だったため、メディアなどで“幻の直売会”として取り上げられたことも。もしかしたら知っている方も多いかもしれません。
一歩お店の中に入ってみると工場の直売所らしい質素な雰囲気。内装にお金をかけない無骨な雰囲気だからこそ、リーズナブルな価格で商品を提供できるんですよね。
ショーケースを覗いてみると、並べられているのは肉まん(大3個入778円、小10個入929円)やあんまん(大3個入713円、小10個入886円)などの中華まんから・・・
シュウマイ(10個入648円)をはじめとした王道の点心類に、
小籠包(6個入594円)も。点心に関してはチルドだけでなく冷凍品もありました。こちらは冷蔵のものと比べて日持ちするので大量に買い込んでも安心ですね。
その他の注目商品は中華麺(2食入・スープ付281円、3食入・スープ付421円)。元々、正華は製麺所としてスタートしており、点心などが人気を博すようになった今でも麺へのこだわりは捨てていません。ベテランの職人が毎日水分量や小麦粉へこだわりながら麺を打っています。
ちなみに、スープは醤油、みそ、塩の3種の中から好きなものを選べるそうです。
麺だけではなくメンマ(146円)も一緒に販売されているので、ここにあるものだけでラーメン一杯を作ることができます。
持って帰るのが大変という方は、直売所から直接各地へ宅配便で送ることも(全国一律1,210円)。手ぶらでお店に行って手ぶらで帰ってくるってこともできちゃいます。
これはレア!正華が誇る職人の餃子づくりを間近で見られる!
同店の奥に併設されているのは餃子の製造所。
製造所はオープンになっているので、直売所を利用するお客さんは職人の餃子づくりを覗くことができます。
一つ一つ素早く丁寧に餃子を包む手さばきは、さすが職人といったところ。無駄のない動きは、見ていて惚れ惚れしてしまいます。
目の前で作られた餃子は、作った人の顔も見えるので安心して購入できますね。
こりゃコスパ良すぎでしょ!おトクにゲットした中華がウマ過ぎた
肉まんにシュウマイ、餃子にチャーシューなど、気になるものを手あたり次第購入してきました。
これだけの商品が家にあると、気分はもう中華料理店ですね。
家に帰ったらあとはお好きな品から調理をしていきましょう。
工場の直売所だと調理の仕方がわからず困ってしまうということがありますが、同店では細かい作り方を書いたチラシを入れてくれるので、料理が苦手な人でもサクッと作れます。
まずは人気NO.1のシュウマイからいただきます。
国産の豚肉を使い保存料や着色料をなるべく抑え、素材の味を感じられるように作っているんだそうです。見るからに薄い皮にみっちりとお肉が詰まっています。
お店の方曰く、最初は素材の味がわかるように何もつけずに食べてほしいとのこと。一口食べてみると非常にジューシー!肉々しいシュウマイの美味しさが口の中でいっぱいになります。
次にお店イチオシの手作り生餃子(10個入594円)。
皮の軟らかさが特徴で、通常の餃子だと包む際に折り目を4~5個しかつけられないところ、その軟らかさから細かく織り込めるんだそうです。
食べてみると、やはり非常にもっちりとした皮が印象的。餡は固すぎず軟らかすぎない絶妙な食感で、ほろほろと口の中でほぐれていきます。
こちらもシュウマイと同様にしっかりとお肉の味を感じられるので、ついついご飯をかき込みたくなりますよ。ほぼ600円でこのクオリティーの餃子をいただけるなんて、かなりおトクです。
そしてもう一つお店の方にオススメされた肉まん。
皮を作る際に低温でじっくりと熟成発酵させているため、他社のものと比べてフカフカな食感に仕上がるんだそうです。
キメが細かくホクホクとした食感。
しっとりとしていて小麦の味を存分に味わえる皮と、豚肉にシイタケや薬味などの具材を加えた餡の組み合わせは、王道を行く美味しさです。
最後はお店を代表するメニューであるラーメンを作ってみました。
メンマとネギ、チャーシュー、味玉をトッピングしたところ、昔懐かしい一杯のできあがり。
適度に縮れた麺は醤油スープがよく絡み、ダシの美味しさを余すことなく口元まで運んでくれます。
歯切れがよく小麦の香りが感じられるので、単品はもちろんのこと飲み会の後や寒い日には食べたくなる一杯です。
まとめ
正華は料理店以外に卸していないため、スーパーやコンビニでは手に入らないそう。そのため私たちが手に入れるには、毎週土曜に行われる直売会か工場直売 好に行くしかありません。
今回食べたラーメンや点心はどれも中華料理店の味そのまんま。これを自宅で楽しめる上にお店で食べるよりもおトクにいただけるなんて、幸せでしかありません。磯子以外にも井土ヶ谷や中田にもあるので、近くに寄った際には立ち寄ってみてください。
〒235-0042
神奈川県横浜市磯子区 上中里町752-1
杉田駅
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※本記事内の情報は2024年03月19日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事は2020年11月06日に公開した内容を一部加筆・修正した上で、2024年03月19日に再公開しております。
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