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カレー界のレジェンドの新境地!忘れられないカレー体験ができる注目店/Curry Spice Gelateria KALPASI

東西のカレーを食べ続けて早3,000軒超え。カレー細胞(H.Matsu)です。


今回は、「Curry Spice Gelateria KALPASI(カリースパイスジェラテリアカルパシ)」をご紹介します。

【下北沢】カレーマニア熱狂のレジェンド店「カルパシ」レポ_99683

「Curry Spice Gelateria KALPASI」は、下北沢駅から徒歩3分以内と至近ながら、知らなきゃちょっと迷う路地にあります。目印はこちらの象の看板。2020年6月21日オープン。千歳船橋の本店とは異なり、予約なしで立ち寄れる気軽さが魅力です。


カレーマニアの熱狂的支持を集めるレジェンド店で同店の始まりでもある「カルパシ」は、2015年に浅草地下街の間借りカレーとしてスタート。スパイス使いに天才的センスを発揮する黒澤シェフによるカレーは瞬く間に話題となり、連日早朝からの待ち客で溢れ返りました。


翌年、千歳船橋に実店舗を構えてから人気はさらに過熱。週末の決まった時刻に翌週の予約を行うという方式をとったところ、毎週瞬殺で満席に。オープンしてからまもなく3年、空席が一度もないという桁違いの人気店なのです。


そんな「カルパシ」が今年2020年、下北沢にこの2号店をオープン!しかもただの2号店じゃありません。なんとカレーに加え、スパイスジェラートがいただけるのです!!


スパイスジェラート???


思いもよらぬ発想で繰り出すスパイス料理に定評がある「カルパシ」ですが、この発想は凄い。

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店内に入ると、頭上にはスパイスのシャンデリア。

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壁には大きな時計。おそらく東京一時計が立派なカレー屋さんでしょう。

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オーダーは食券機にて。


常時カレー3種類、ジェラート8種類、いずれも時期によって内容が変わってゆくこのお店。ジェラートか、カレーか。はたまたジェラートとカレーのセットか。ここは「迷ったら全部」の法則で行きましょう。

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今回は、「カレー3種(A+B+C) ジェラートセット」(1,870円)に、レモンピクルスをトッピング。


カレー全種と副菜そしてジェラートも2種選べる欲張りセットをチョイス。せっかくだから、いただけるモノはしっかりいただかないとね。

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この日のカレーは、

A.クートゥ(豆と大根とほうれん草)

B.レモンチキンカレー

C.マトンキーマカレー

の3種。

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「レモンチキンカレー」は、質・量ともにしっかりした鶏肉に乗った爽やかな酸味が魅力的。この時点で、単に奇をてらった店ではなく、しっかり地に足が付いた実力店であることがわかります。

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羊のクセを消すのではなく、むしろうま味としてブーストした「マトンキーマ」。これはとても好きな味!!

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ガンッ!と剛速球なカレーをしっかりまとめるのが、この「クートゥ(豆と大根とほうれん草)」。やさしくまろやかなダールの味が染み一体化した大根、ほうれん草。この一品が一皿に踊る料理構成の要ともいえましょう。

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副菜ではこの豪快なクレラのアチャール(ゴーヤのインド風漬け物)が秀逸。一品一品でも成立したうまさですが、後半にカレーと副菜を混ぜ合わせれば、なお絶妙。トッピングしたレモンピクルスの酸味も良い仕事していますよ。

ついに謎を解明!「スパイスジェラート」のお味は・・・?

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さて、お次はいよいよスパイスジェラート。京都の作家性溢れるジェラート店「PICAROEIS(ピカロアイス)」とのコラボによるウルトラハイクオリティなラインナップ。卓上メニューから2つ選べます。


メニューを見てみると・・・ふむふむ、面白い。興味深い。


「スパイスジェラート」という新たな楽しみをプレゼンするにあたり、冒頭1.2あたりにピンクグレープフルーツやココナッツといったスパイスのイメージが湧きやすい基準メニューを配置。3から5あたりにヨーグルトやチャイといったスイーツ好きがみな安心できる大人しめのものを並べておいて、6以降には振り切ったチャレンジャー向けメニューをぶっ込んできています。


その明確な提供側の「意図」を汲み、選んだのはこちらの組み合わせ。

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優雅な香りと甘酸っぱさで押す「カルダモンピンクグレープフルーツ」(左)と、攻めまくった山椒の痺れに圧倒される「実山椒ブルーチーズショコラーデ」(右)。カレーの香りに包まれた口内をやさしくリフレッシュしつつ、新たな刺激を堪能させてくれる・・・ちょっとこれは、ジェラート単体でも革命なのでは?

まとめ

「カレーにジェラート?」

「ジェラートにスパイス?」


そんなドキドキと期待を鮮やかに上回る体験ができる同店。一度体験したら最後、誰かに薦めずにはいられなくなりますよ。

Curry Spice Gelateria KALPASI
  • 所在地

    東京都世田谷区 北沢2-12-2 サウスウェーブ下北沢1F

  • 最寄駅

    下北沢

取材・文/カレー細胞(松 宏彰)


※2020年10月3日時点の情報です。メニューや価格等は、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

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