理想の女性は、表参道を髪をなびかせながら、足早に闊歩する姿が似合う女性!
―女優業のほか、ファッション誌のモデルとしても活躍している広瀬さん。12月に24歳になったばかりだ。
「ありがたいことに今年はお仕事ばかりで、ちょっと自分に余裕が無くなってしまったので、来年は仕事を充実させつつ、プライベートもゆとりをもって過ごせたらいいなって思います。ONもOFFも、楽しくゆるく過ごせたらいいな。そして2019年は東京のいろいろな場所に行ってみたいです」
―そんな広瀬さんは、実は基本、インドア派。だが、たまの休日は気分転換に外の空気を楽しんでいる。
「犬と一緒に暮らしているので、近所の公園へふらっと散歩することが多いです。大好きな漫画を持って行って、犬を遊ばせている間に読んだり、最近は台本をケータイで写真を撮って、それを読んでセリフを憶えたりもしています。
そうそう、この前は友達と、いろいろな種類のお肉が食べられるお店に行ってきました。ご飯を食べるときは恵比寿あたりでぷらぷら探すことが多いです」
―また都内で気になるスポットがある。
「浅草です。路地裏に入ったら老舗の洋食屋や喫茶店がいっぱいあるそうなので、回ってみたいです。あと“東京に住んでいる人あるある”だと思うんですが、意外と観光地に行かない(笑)。東京スカイツリー®に行ったことがないくらいなので、近いうちに都内の名所巡りも実現させたいです」
―今号の特集エリアである有楽町について印象を尋ねると、
「お仕事で何度か行ったことがある東京国際フォーラムのイメージと、夜は仕事帰りのサラリーマンの方が多いイメージです。ご飯屋さんも飲み屋さんも、いい感じのお店がいっぱいありそう。
モダンでオシャレなお店も嫌いではないですが、私はどちらかというと赤ちょうちん系のお店とか、古めかしい味のある小ぢんまりとしたお店が好き。なので、有楽町はちょっと気になるエリアです。地方ロケに行っても、そういうお店ばかりを積極的に回っちゃいます」
―大人の階段を上る、広瀬さん。思い描く理想の女性像とは?
「表参道を、髪をなびかせながら足早に闊歩する姿が似合う女性(笑)!私の勝手なイメージですが、仕事もバリバリこなし、何でもできそうじゃないですか。ただ、私のくだけた性格を考えたらだいぶ厳しいかも…?(笑)」
―広瀬さんにとって4度目となるドラマ『釣りバカ』シリーズの出演。オファーがきたときの率直な感想は?
「もちろんうれしかったです。ここ最近は毎年やらせていただいているので、私の中では恒例行事といいますか(笑)。本当にいつもそうなのですが、私にとってこの作品はホームに戻るような感覚なんです。『釣りバカ』の撮影の直前まで大阪で『わろてんか』の撮影をしていたので、顔見知りのスタッフさんやキャストの方を目にしたら、特に「(ホームに)帰ってきた感」が強くて安心しました」
―今回の現場にも、安定のアットホーム感が漂っていたそう。
「みんなでワイワイしながら、本当に温かい現場でした。アドリブを繰り出して自由にお芝居をする濱田さんや西田さんなどの諸先輩方をしっかり止めなきゃって、共演した田辺桃子ちゃんと二人で話をしながら、楽しくやらせていただきました。
このドラマに出させていただくようになってからというもの、アドリブに対してはかなり鍛えられた(?)つもりなので、私の成長した姿を皆さんに見せるためにも頑張りました(笑)」
―みち子を演じるに当たり、見た目&内面ともに心掛けたことがある。
「ハマちゃん(濱田 岳)と夫婦になってから最初の作品になるので、大人な雰囲気を出すために髪の毛を下ろしていることが多かったりとか、以前よりもかわいらしい夫婦のムードを出せたらいいなって思いながら演じました。
あとみち子は庶民的な感じなので、“若奥さま”というよりも“肝っ玉母ちゃん”に近い感覚も意識していました。内容的にはいつものごとく、ドタバタしながら温かな笑いに包まれているので、お正月にゲラゲラ笑いながら見てほしいです」
―新婚ホヤホヤのみち子を演じた広瀬さんが抱く、自身の結婚観とは。
「地元の友達とかが最近になってバタバタと結婚をし始めたので、ちょっと考えちゃいます。私もそんな歳になったのかなぁって思います。あと子どもを産んでいる友達も多くて、出産祝いとかを買う機会が本当に増えたので、余計にそう思います。
今まではそんな風に思うことはなかったんですけど、赤ちゃんをかわいがっている友達の姿とかを見るといいなぁって思います。いつになるか分かりませんが、いつか自分もそうなるといいですね」
―広瀬さんが思い描く、今後の目標は?
「以前までは衣装で学生服を着ることが多かったのですが、ここ最近はスーツを着させていただく機会がすごく増えて、大人な役をいただけるようになって。それはモデルのお仕事も同じで、大人っぽい衣装を着せていただくことが増えています。なので、これからはもっといろいろな種類の大人の女性を演じられるように頑張りたいです。
そのためにはたくさんの人に出会ったり、多くの作品に触れたりする経験が何よりも大事だと思うので、様々なことにチャレンジしていきたいです。そうすることで人としても表現者としても、一層幅が広がりそうな気がします」
広瀬アリス
ひろせ・ありす 1994年12月11日生まれ。静岡県出身。
2010年のドラマ『明日の光をつかめ』にてフジテレビの昼ドラ史上最年少ヒロイン(当時15歳)に抜擢され、その後多くの作品に出演。2019年1月3日(木)、21:00よりオンエア予定のNHK正月時代劇『家康、江戸を建てる 後編 金貨の町』にヒロインとして出演。また3月1日(金)公開の映画『ドラえもん のび太の月面探査記』に声優として出演。さらに雑誌『with』のレギュラーモデルとしても活躍中。
公式情報はコチラ→www.web-foster.com/pc/artists/hirose/alice
新春ドラマスペシャル『釣りバカ日誌 新米社員浜崎伝助 瀬戸内海で大漁!結婚式大パニック編』
四国の関連子会社に出向したハマちゃんこと浜崎伝助(濱田 岳)は急な転勤の中、みち子さん(広瀬アリス)と新婚生活をスタートさせ、憧れの結婚式に向けて準備を進める。だがスーさんこと鈴木一之助(西田敏行)や佐々木課長こと佐々木和男(吹越 満)のお約束の乱入劇もあり、なかなか事が運ばず…。2019年1月4日(金)、21時よりテレビ東京系列にてオンエア。
公式情報はコチラ→www.tv-tokyo.co.jp/tsuribaka2/news/
週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ
音楽、演劇、美術、企業イベント、国際会議などに幅広く活用され、世界的なコンベンション&アートセンターとして、国内外で広く注目を集める。
最寄駅:有楽町/二重橋前〈丸の内〉/日比谷/東京/銀座
⇒スポットの詳細はこちら
1965年にオープンした有楽町駅目の前の「東京交通会館」。昭和の雰囲気を色濃く残す喫茶店や回る展望レストラン、新幹線が見える屋上庭園などがある。
最寄駅:有楽町/銀座一丁目/銀座/日比谷
⇒スポットの詳細はこちら
LET'S ENJOY INTERVIEW 過去の記事をチェック
・Vol.45 米倉涼子さん(2018/11/22UP)
・Vol.44 高橋一生さん(2018/10/24UP)
・Vol.43 木村佳乃さん(2018/9/25UP)
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