運命の一冊と出合えるかも!?「シークレットな本屋さん」
「本と珈琲 梟書茶房」は、大手コーヒーチェーンのドトールコーヒーの新業態。池袋駅直結の商業施設「Esola(エソラ)池袋」の中にあり、雨でも気にせず立ち寄れます。
エレベーターを4階でおりると、目の前に書斎のような空間が出現。カフェスペースに続く通路であり、約2,000冊の本がある「シークレットな本屋さん」です。
本のセレクトは神楽坂の書店「かもめブックス」のオーナーである柳下恭平さん。“あらたな本との出合い”をテーマに選書しています。
通常の書店と違うのは、すべての本にブックカバーがかけられていて、タイトルや著者がわからないところ。「普段本屋に行かない人に本を読んでもらう工夫」(柳下さん)だそう。
選ぶための情報は、表紙に書かれた紹介文。「読みやすさ」などの星評価も参考にできそうです。好みに合った場合や合わなかった場合の、次のオススメ本も書いてあります。
そそる紹介文に、思わず中を見たくなりますが、ビニールでしっかり包装されています。カップルで来たら、気になる本を見せ合ったり、紹介文から著者を推理したりして、二人の会話が弾みそう♪
普段あまり本を読む機会がないカップルは、「はじまりの24冊」というコーナーをチェック。読みやすい本がセレクトされているそう。
この奥にレジカウンターがあるので、気になった本は購入が可能。オススメの一冊を互いにプレゼントし合ってみても良いですね。
光サイフォンがロマンチック♪おしゃれな雰囲気の中で楽しむコーヒー&読書デート
さらに奥に進むと、カフェスペースが。扉のない入口は間口が広く、ウェルカムな雰囲気。
おいしそうなメニューのサンプルもあり、二人の期待が高まります。自然と笑みがこぼれて、顔を見合わせちゃうかも♡
店内は「森の部屋」「ラウンジ」などの4エリアに分かれていて、それぞれ全く雰囲気の違う空間になっています。空いていれば、好きなエリアの席を選ぶことが可能。その日の二人の気分に合わせて、チョイスしてみて。
カフェスペースに入ってすぐ左にあるのが、コーヒーカウンター。光サイフォンでコーヒーを淹れる様子はとてもキレイなので、本を取りに席を立つ時などに二人で眺めてみて。書棚と本を表したカウンターのデザインもおしゃれです♡
コーヒーは、オーダーを受けてから光サイフォンで丁寧に抽出。炎の代わりにハロゲンランプで加熱することで、温度のムラが少ないお湯を沸かせるんだそう。
カウンターに並ぶさまざまなコーヒーカップは、看板メニューの「珈琲とシークレットブックセット」に使われるもの。どんなカップで出て来るのか、オーダー前からワクワクしちゃいます♪
さて、コーヒーカウンターの奥にあるのが「アカデミックエリア」です。席は横並びの4人掛けで、それぞれに読書灯が付いているのが図書館のよう。
各席の机の中には絵本から小説、実用書までさまざまな本がディスプレイされていて、手に取って閲覧可能。互いの本を見せ合って「これ読んだことある?」「この本、ずっと気になってたんだ」なんて、二人の会話も弾みそう♡
アカデミックエリアの奥は「森の部屋」。大きな窓から光が入って明るく、木製のテーブルと椅子が並ぶナチュラルな空間です。ランチデートにぴったり!
入って右手に広がるアンティークな空間は「ラウンジ」。どっしりしたソファやボックス席、ガラスのローテーブルなどが並んでいます。
クラシックなシャンデリアと控えめな照明が、オトナな雰囲気。22時まで営業していてお酒もあるので、夜デートはここでしっとり過ごすのも良さそう♡
ラウンジを囲むように設けられたL字型のスペースが、「図書エリア」。約1,000冊の閲覧用書籍を収納した書棚の間に、かわいらしいカップルシートが配置されています。
まるでパリの小さなアパルトマンや屋根裏部屋のような雰囲気♪こぢんまりとした空間ならではの居心地の良さがあります。
窓に面した席で、二人きりの気分になれるのが魅力。窓辺で大切な人と肩を寄せ合って過ごす時間は、何にも代えがたい宝物です♡
テンションUP♡ コーヒー、パンケーキetc.おしゃれで美味しいカフェメニュー!
席につくと、アンティーク調の鍵が置かれます。伝票代わりのもので、退店時にレジに持って行くと会計できるとのこと。おしゃれすぎます~♡
定番メニューは、数量限定で用意される「珈琲とシークレットブックセット」。本とコーヒー、それぞれを簡単に紹介するカードが添えられています。コーヒーは、本のイメージに合わせたオリジナルブレンド。同店ならではの、本とコーヒーのマリアージュを楽しんでみては?
人気の「パンケーキ プレーン」(626円)は、ふわふわ食感がたまらない一品♪
スキレットで出てくるパンケーキは、まるで絵本『ぐりとぐら』に出て来る“鍋カステラ”。2人でシェアすれば、彼との親密度も上がりそう♡
溶けたバターとメープルシロップをからめて、深煎りコーヒー「梟ブレンド」(540円)と一緒にどうぞ。
文庫本のような形がユニークな「Bookシフォン」(540円)は、プレーン生地やショコラ生地、苺とカスタードクリームが挟まったものなど、バリエーション豊富です。
銅製のカップで提供される「アイス珈琲」(540円)も美味。ひんやりした口当たりが気持ちよく、水滴が付いた様子も趣があっていい感じです♪ 冬でも冷たいドリンクを好む男子は多いから、彼のテンションも上がるかも♡
まとめ
インテリア、料理、本。それぞれにこだわりと遊び心があって、ドキドキワクワクできる場所。読書好きのカップルはもちろん、そうでないカップルも、ひと味違うカフェデートが満喫できますよ♪
本と珈琲 梟書茶房
所在地:東京都豊島区西池袋1-12-1 Esola池袋4F
電話番号:03-3971-1020
営業時間:10:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:なし
最寄り駅:池袋
取材・文/佐々木志野
※2017年10月13日時点の情報です。情報、内容等は変更になる場合があります。
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