「路地裏を散歩したりレコード屋に足を運ぶのが夫婦のお出かけの定番になりました」

-プライベートでは、自由気ままにおでかけをするという上野樹里さん。オフによく出かけるのはショッピングなのだとか。

「洋服などのお買い物をするときは、新宿に行くことが多いですね。秋冬のファッションも気になりますが、今年はシンプルなデザインで、良質なアイテムを探しています。買い物以外のおでかけだと、目的もなくドライブをするのが好きです。特に走っていて気持ちが良いエリアは、表参道から井の頭通りに抜けるあたりとかです。“気”が良いのか、天気がいい日は特に最高ですよ。ふらっとお散歩するのは(代々木)上原あたりの路地裏エリア。落ち着いた雰囲気もいいですし、オシャレなカフェやお店がたくさんあるので気に入っています」


-5月に「トライセラトップス」の和田唱さんと結婚されたばかりの上野さん。夫婦でおでかけする場所はどんなところなのだろうか。

「新宿の『ディスクユニオン ジャズ館』によく行きます。ジャズ関連のレコードを多く取り扱っているのですが、普通のCDショップみたいにせかせかしていなくて、時間がゆったりと流れているのが居心地いいんです。いつも2人でお気に入りのジャケットを見つけて、そこまで値段の高くない作品だったら買って帰って一緒に聞いたりしています。特別なことはない何気ない時間なんですけど、そういう時間がとても大事だと思っています」。


-幸せいっぱいの新婚生活を過ごしている彼女、結婚を機に大きく変化したことがあるという。

「食生活が、ガラリと変わったんです。以前まではお腹が空いても食べないでやり過ごしたりすることも多かったのですが(笑)、旦那さんがお家でご飯を食べるのが好きなせいか、結婚してからは三食きっちり食べるようになりました。最近は食べるもの自体にも興味が増えたので、野菜をひとつ買うにも産地にまでこだわって、食生活全般に気を配っています。今では家で食事を楽しむことが、自分にとって一番落ち着く時間になりました(笑)」


-自炊をすることが多いという彼女だが、最近外で食べた美味しいものとは?

「今年の夏はサマソニ(サマーソニック2016)に行ったのですが、その会場で食べた米沢牛の串焼きがものすごく美味しかったです!サンセットの瞬間にビーチの方にも行ってみたのですが、夕日がとてもキレイで感動しました。美味しい屋台フードと景色も楽しめて、夏の良い思い出になりました」

「自分らしくいるために、自分の居場所まで変える必要はない、と主人公から学びました」

-コンビニのアルバイトをきっかけに知り合った34歳の彩(上野樹里)と54歳の伊藤さん(リリー・フランキー)。映画『お父さんと伊藤さん』は、小さなアパートで同棲生活を送っていた2人に、突如、元小学校の教員である彩のお父さん(藤竜也)がやってくるところから始まる。

「ちょうど“家族もの”をやってみたいと思っていた時に、この映画のお話をいただいたので、率直に嬉しかったです。ただこの作品は、いわゆるハートウォーミングな家族ドラマという感じではなく、人々が疑問に思っている家族や夫婦にまつわる現実的な問題をゆるやかに提示している作品なんです。主人公たちは3人とも皆マイペースなので、そういったテーマをどう表現すればいいか悩みましたが、その分演じ甲斐もありました」


-20歳差のカップルといういわゆる“普通”ではないキャラクター設定。最初は違和感を持ったというが、ストーリーに触れていくうちに彼らから学ぶこともあったのだとか。

「54歳のフリーターとか、34歳でバイト暮らししている女性というキャラクターが、最初は(人生から)逃げているとしか思えなかったんです(笑)。でも話を掘り下げていくにつれて、彩は彩なりに現実を受け止めてきた結果、正社員を辞めてアルバイトをしているという現実があり、また伊藤さんも彩との2人の時間はもちろん、家庭菜園などをしながら1人の時間も大事にして、それなりに人生を謳歌しているという現実があって。この2人の現実を見ていたら、自分らしくいられるのなら、人生は自分の居場所を変えてまでやりたくないことをやる必要はないんじゃないか、ということを2人から教わった気がします」


-ダンディな二人の俳優さんに囲まれての撮影だったが、現場の雰囲気はどうだったのだろう。

「リリーさんも藤さんも、ものすごいマイペースでした(笑)。無理して場を和ませることもなく、逆に話さないことで生まれる沈黙も気まずくないっていう。リリーさんはいつも自然体でしたし、藤さんは運転がお好きということで2時間くらいかけてご自身の運転で現場までいらして、次のロケ現場の位置を地図で1人でチェックしたりして。それぞれが自由な感じで(笑)。そうやってみんなが誰に対しても干渉しない、自由でゆるい空気感みたいなものも、それぞれのキャラや作品全体に反映されているのかもしれないですね」

photo:Mariko Tosa、text:Kei Osawa、Styling:Junko Okamoto、Hair&Make-up:Ayumi Takeshita

PROFILE & INFORMATION

上野樹里(うえの・じゅり) 1986年5月25日生まれ。兵庫県出身。


2002年にNHKドラマ『生存 愛する娘のために』で女優デビューを果たすと、2004年に主演を演じた映画『スウィングガールズ』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、一躍注目を集めることに。さらにドラマ『のだめカンタービレ』でさらに脚光を浴び、人気女優として、数々の作品で活躍中。

『お父さんと伊藤さん』

『お父さんと伊藤さん』

書店で働きながら気ままに暮らす34歳の彩(上野樹里)は、20歳上のバツイチ男性・伊藤さん(リリー・フランキー)と同棲しながら穏やかな日々を送っていた。そんな2人のもとに突然、彩の父親(藤竜也)が転がり込み、3人の奇妙な共同生活がスタートする。10月8日(土)より全国ロードショー。出演:上野樹里、リリー・フランキー、藤竜也 ほか。企画・製作・配給:ファントム・フィルム
©中澤日菜子・講談社/2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会

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ディスクユニオン 新宿ジャズ館
  • 所在地

    東京都新宿区新宿3-31-2

  • 電話番号

    03-5379-3551

  • 最寄駅

    新宿三丁目

365日
  • 所在地

    東京都渋谷区富ヶ谷1-6-12 サンハイツ三沢1F

  • 電話番号

    03-6804-7357

  • 最寄駅

    代々木公園

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※本記事は2016年09月23日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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