【築地】世界各地から仕入れるウニ専門店「築地虎杖うに虎」で、5種食べ比べ
▲「うに食べ比べ握り -紫-」4,168円。産地によって色や形もさまざま。
2014年4月にリニューアルオープンした築地場外市場のウニ料理専門店「築地虎杖うに虎中通り店」。こちらでは世界中の産地から取り寄せたウニが常時10種類以上。いつ訪れても上質なウニが味わえる。
国内産のうには、北は北海道から南は熊本、長崎まで。北海道だけでも利尻、礼文、根室、積丹半島など8カ所以上のウニを扱うというこだわりよう。
ここでぜひ味わいたいのは、北海道、ロシア、中国産などが食べ比べられる「うに食べ比べ握り -紫-」。北海道産はエゾバフン。口当たりがまろやかで濃厚、甘くてウニらしい味わいを楽しめる。
▲季節や水揚げ、仕入れによって世界中、日本中の産地からウニが届く。
カウンターのみの店なので目の前で握ってもらいながら、ウニのうんちくに耳を傾けるのも一興だ。
▲クリームソースとあわせて食べる新感覚の「国産濃厚うに丼ミニ」3,315円。
また、ご飯とクリームソースの上に、たっぷりのウニとイクラをのせたアレンジメニュー「濃厚うに丼」は、看板商品のひとつ。海草を食べて育つウニは海藻類と相性がよいため、ソースには隠し味として昆布出汁を入れているそう。
ウニの産地は時期によって変わるが、『国産濃厚うに丼ミニ』(3,315円)なら旬の時期には北海道産が味わえることも。
築地虎杖うに虎中通り店
住所:東京都中央区築地4-10-5 カネシン水産ビル1F
営業時間:7:00〜17:00
定休日:無休
最寄駅:築地
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【水道橋】憧れのコラボ! ウニとイクラづくしの「うにくら」
▲〆でもメインでもOK、「生うにといくらのハーフ丼」1,296円。
函館の新鮮な魚介を扱う海鮮居酒屋「うにくら」。なかでもウニとイクラは店名が示すとおり、この店の看板食材。特に春から夏にかけて提供される生むらさきウニの鮮度は抜群だ。
殻から取り出したウニは時間とともに溶けて型崩れをしてしまうため、通常はミョウバンを使い、型崩れを防ぐのが一般的。この添加物が強いと苦味や渋みが出てしまい薬臭くなってしまう。
こちらの店では、市場を通さず函館の老舗ウニ加工・卸し専門店から直送されたものを提供。出荷当日の朝に製造するため鮮度が良く、ミョウバンを使わず無添加でトロリと甘いウニ本来の風味を味わえるのだ。
▲木箱いっぱいにつまった新鮮な生ウニ。日本酒とともに味わいたい。
木箱で提供される生ウニは、この時期なんと2,138円で堪能できる(※季節や相場により価格は変動)。ほかにもアボカドやカマンベールチーズなどと生ウニを組み合わせた料理もぜひチェックして。
うにくら
住所:東京都千代田区三崎町2-10-5 木下ビルB1
営業時間:17:00〜23:30(LO 23:00)
定休日:なし
最寄駅:水道橋
【新宿】小樽から直送。とろりと甘〜い「おたる 政寿司」の海水ウニの握り
▲小樽直送の海水ばふんウニ、海水むらさきウニに舌鼓。
小樽の「すし屋通り」発祥の地に店を構えて70余年の老舗寿司店が東京に進出した第2号店。自社で魚屋を運営しているこの店では、「即日到着の自社空輸便」で食材を仕入れ。現地に行かないと出会えないような鮮度抜群の寿司が味わえる。
夏限定の旬の握りとして提供される海水ばふんウニは濃厚な甘さが特徴。型崩れをふせぐため、海水と同じ濃度の塩水に浸した状態で届く「海水うに」は、現地の獲れたてと同じ味わいが楽しめる。
▲濃厚な甘さが引き立つ「海水ばふんうにの握り」1,100円。
▲濃厚で甘みのある「ばふんうに」をふんだんに使った、ぜいたくなうに丼
店では握りのほかにも「止椀付きうに丼」3,500円、「海水うに小鉢」2,500円、「うに入り茶碗蒸し」550円などでウニを堪能できる。
おたる政寿司 新宿店
住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア14F
営業時間:11:00〜23:00
定休日:不定休
最寄り駅:新宿
【外苑前】生ウニをたっぷり使った「ラ コッコラ」の絶品パスタ
おしゃれな店も数多く存在する外苑西通りのなかでも、高い支持を得ている創作イタリアンの店。船橋の「ピアット」をはじめ、「グラナータ」「ABO」などの人気イタリア料理店での修行を経て、2010年に独立した園田洋平氏がオーナーシェフを務めている。
▲生ウニもたっぷりトッピングした「ウニのパスタ」。
この店で味わえるのは5,000円のディナーコースで提供される濃厚なウニクリームのパスタ。生クリームとトマト、ニンニクにウニを合わせた濃厚でコクのある味わいで、シェフ自慢の一皿だ。
▲ひんやりとしたジュレとともに味わう「ウニのプリン」もコースに登場。
同店で使用するウニは、10年来の付き合いで園田シェフが全幅の信頼を寄せる築地魚河岸の仲卸「濱長」の渡辺氏が目利き。函館・小川の生ウニを中心に、瀬戸や礼文のものなどを使用している。
ラ コッコラ (La coccola)
住所:東京都渋谷区神宮前3-42-3 林ビル2F
営業時間:
11:30〜15:00(祝日は12:00〜)
18:00〜23:30
※土のランチは貸切のみ
定休日:日(祝日の場合は営業)
最寄駅:外苑前
【恵比寿】北海道の味を知り尽くしたマスターこだわりのウニを楽しめる「あてるい」
▲濃厚な味わいの旬の生ウニはシンプルに味わいたい(刺身の盛り合わせ(時価・一人前)2,500円〜)。 ※時化など漁模様によっては入荷しない場合もあります。
マスターは網走の漁師の家で生まれ育った根布谷愼治さん。そんな根布谷さんが営む恵比寿「あている」は、「大人のための北の逸品バー」として、舌の肥えたグルマンを魅了している。
この店で使用するのはマスターいわく「濃厚なフレンチのような味わい」というばふんウニと、「あっさりとしつつ芯がある京料理のよう」なむらさきウニとのこと。
北海道では沿岸各地でウニが漁獲され、その旬は産地や種類によってまちまちだそう。加工技術や保存状態まで厳しくチェックし、その時期に一番質の良いウニを仕入れて提供。主に利尻・松前・奥尻、根室・厚岸で加工された道内流通品を直接仕入れている。
▲厳選されたウニとイクラをたっぷり乗せたぜいたくな「雲丹いくら丼」3,500円~(時価・一人前)
※イクラは品切れになる場合もあります。
北海道スローフード料理&和食バー あてるい
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-8-10木村ビル2F
営業時間:18:00〜24:00
※土・祝日は〜23:00
定休日:日・月、祝日
最寄り駅:恵比寿
まとめ
北海道沿岸部の全域で漁獲される生ウニ。産地や種類によってもその味わいはさまざま。濃厚な味わいをシンプルに味わう食材だからこそ、仕入れにこだわる店も多い。この夏は、北海の旬の味を東京都内で食べ歩いてみては?
※2016年7月16日時点の情報です。
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