東京のメジャーな夜景スポットを120分で堪能できる!

2階建てのオープンタイプのバスで、東京の観光スポットを回るスカイバス。夜には「お台場夜景コース」として、東京タワー、レインボーブリッジ、お台場、銀座など夜景の名所を回るコースがある。都内近郊に住んでいれば一度は行ったことのある場所ばかりだが、2階建てバスの車窓から眺めたことがある人は少ないのではないだろうか。


▲東京駅丸の内南口から徒歩3分のチケットセンターのある三菱ビルに集合。



▲チケットセンターはビルに入ってすぐ右手に。

平日は、18:30出発(土日祝日、GWや夏休み期間は18:00)。座席は予約の早い順に、コンピューターで眺めの良い席が自動的に割り振られる。展望のいい席を希望する場合、事前に予約するのがオススメ。予約は、乗車1カ月前から。会社帰りにふらっと立ち寄りたい時は、空席があればチケットセンターで直接購入することもできる。料金は、大人2,100円、子ども1,000円。

チケットを受け取ったら、バスが来るまでバス停で待機。


▲真っ赤な車体に、SKYのブルーの文字が目印 。乗り降り自由のSKY HOP BUSも同じデザインなので要注意。



▲一瞬ロンドンの2階建てバスのようにも見える!?

車内は、通路を挟んで2席ずつ。足を伸ばせるくらいの空間があり、ゆったりと座れる。窓が低く開放感がある。窓上にはLEDライトが付いていて、仄かな明るさがデートの雰囲気を盛り上げてくれそう。

乗客は全体的に海外からの個人観光客や地方から東京観光に来ている女性グループや仕事帰りのカップルなど。チケットセンターのスタッフによると、2年前からネット予約ができるようになり、そこから外国人観光客も増えたそう。


▲早めに予約できれば眺望の良い席が取れる。



▲英語、中国語、韓国語の音声ガイダンスもある。



▲寒い日は、カイロのサービスも。雨の日はレインコートを着て乗るそう。

シートベルトを締めて、いよいよ出発。60分間の自由休憩のあるお台場以外はノンストップで進行する。東京駅を右手に、まずは皇居方面へ。車内は飲食や喫煙は禁止だが、ペットボトルなどの蓋つきの飲み物であればOK。二人でおしゃべりを楽しみながら、お台場へ向かうドライブがスタート!!

ふと横を見ると、隣を通るバスの天井が見えるくらいの高さ! 地上からだいたい3.8メートルほどの高さだそう。ゆっくりとバスが進むにつれ、車窓から見える景色も変わり、丸の内のオフィスビルの窓の光が、キラキラ光って見える。


▲オープントップなので、自然と目線は上向きになり夜空を仰ぐような風景。



▲東京駅丸の内駅舎は、端から端までの長さが335メートルと東京タワーを横にした長さより長い。

続いて、日比谷公園を右手に見ながら、日比谷通りを通過。霞ヶ関ビルや虎ノ門ヒルズなどの見どころには、ガイドさんの解説も入るので、ちょっとした観光気分も味わえる。何度も歩いて通った道やオフィス街だけど、観光客気分で見ると違った風景に見えるのが不思議。

東京タワーの横を通るときは、間近で見るタワーの迫力に、他のお客さんからも「わー!」と歓声があがる。迫力のある画角と眩しいくらいのライティングに目を奪われ、二人の気持ちも盛り上がるはず!


▲足元から見上げる東京タワー。


まるでジェットコースター!高速道路のドキドキ感は半端ない

東京タワーを通り過ぎ、高速道路へ。一般道では信号待ちもあり比較的ゆったりと進むが、高速道路ではスピードアップするので、ドキドキ感もアップ! 二人の親密度も増すかも!?



▲標識が近いっ!

風を感じて、爽快な気分! キラキラした宝石のような夜景を眺めて、ムード満点だ。



▲レインボーブリッジ通過! 橋の主塔も近い!

レインボーブリッジもこんなに近くから見るのは初めて。風を直に感じながら進むと、臨場感が増す。ジェットコースター乗ったときのようなワクワク感が味わえて、楽しい気分で盛り上がれそう。



▲お台場から見る東京の夜景にうっとり……。

夜風が気持ちいい春先とはいえ、乗車中は少し体が冷えることもあるので、暖かい服装でいくのがおすすめ。たとえ寒くても、二人でぴったりくっつくチャンスになるかも!


「アクアシティお台場」で、ショッピングデートも!

▲大型複合ショッピングセンター「アクアシティお台場」

高速を降りてほどなくすると「アクアシティお台場」に19時頃到着。ここで、バスを降りて、60分間の自由休憩があるので、軽食を食べたり、あたたかい飲み物を飲んだりして、一息つける。


▲入り口までバスで乗りつける。

1階にはレストランやフードコート、3~4階は、ファッションや雑貨などのお店も充実しているので、ショッピングデートもおすすめ。


▲開放的な吹き抜けの空間ひと息。

「60分間では足りない。もっとお台場でゆっくりしたい!」というカップルは、あらかじめスカイバスのスタッフに伝えておくと、帰りは別でもOK。お台場エリアで、ゆっくりディナーを楽しむデートにもプラン変更できる。

休憩が終わったら、再びバスへ。帰りは、築地、銀座の夜景を堪能。


▲観覧車とゆりかもめを眺める。

▲逆さ鳳凰の瓦を見つけると幸せになれるとの噂の歌舞伎座。

▲何度も見ているはずの銀座の通りなのに、バス越しの景色はどこか違う。

▲銀座はゆっくり走行になるので写真も撮りやすい。

▲日比谷のオフィス街へ。

オフィスビルが多い東京は、遅くまで働いている人が多く、窓から見える光も増すので、平日の夜景が一番きれいだとか。東京の壮大な夜景を楽しむ大人のバス遠足。終わってみると120分はあっという間だ。
ツアーから戻ってもまだ21時半なので、丸の内付近のお店で乾杯する時間も充分にある。座席さえ空いていれば、準備はいらないので仕事帰りに気軽に行けるのも魅力。
4月から9月までは、毎日運行しているので、普段と違った角度で眺める東京の夜景デートをぜひ堪能してみて。


※2016年4月7日時点の情報です。お店の情報、内容等は変更になる場合があります。


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