お一人様にもぴったり フードライターが本当は「教えたくない店」

▲焼き鳥屋さんの炭火の香りに、つい引き寄せられる夜は少なくない

▲焼き鳥屋さんの炭火の香りに、つい引き寄せられる夜は少なくない

人は誰しも、自分だけの「飲食リスト」を持っていると思う。

がっつり定食を食べたいときはこの店、ゆっくりワインを飲むならあの店、深夜においしいスイーツを食べるなら…といった具合に、その日のお腹の空き具合やシチュエーションに応じて、無意識のうちに行くべき店を選んでいる。

そんな飲食リストに1店舗は持っておきたいと思うのが、「おいしい焼き鳥屋」。

馨しい炭火の香りと甘辛いたれ、むちっと弾ける肉感とほとばしる肉汁の絶妙なコンビネーション。日本人のDNAに訴えかける、定期的に食べたくなる料理だ。カウンターで一串ずつ食べられる焼き鳥店は、もともと「お一人様に似合う店」。中でもこの店をおすすめしたいのは、すみずみまで感じる居心地の良さがお一人様にぴったりだと思うから。

▲落ち着いた雰囲気の店内は、カウンターと小上がり、テーブル席で構成。椅子の座り心地も◎

▲落ち着いた雰囲気の店内は、カウンターと小上がり、テーブル席で構成。椅子の座り心地も◎

▲山崎ウイスキーでつくる絶品ハイボールは、焼き鳥と最高のマリアージュ

▲山崎ウイスキーでつくる絶品ハイボールは、焼き鳥と最高のマリアージュ

東横線・大倉山駅からすぐの「代官屋敷」は、筆者も1度目の来店でがっしりハートを鷲掴みにされて以来、通い続けているお店。仕事柄、飲食店を見る目は厳しい方だが、この店のホスピタリティには初来店にも関わらず感動すら覚えてしまった。俗に言う「本当は教えたくないイイ店」って、まさにこういう店のこと。

▲ジューシーな肉の旨みをストレートに感じられる「もも肉」(230円)は、お替わり必至!臭味ゼロの「レバー」は常連客に大人気(210円)。串はいずれも1本の食べごたえもしっかり

▲ジューシーな肉の旨みをストレートに感じられる「もも肉」(230円)は、お替わり必至!臭味ゼロの「レバー」は常連客に大人気(210円)。串はいずれも1本の食べごたえもしっかり

▲「ささみ」(240円)は、写真の梅しそのほか、わさび、明太子の3種類。ふわふわ食感の「せせり肉のやわらかつくね」(240円)は、塩とたれ、どちらも味わいたい。「トマト肉巻き(特製スパイス)」(240円)は、弾ける大粒トマトのジューシー感がヤミツキに!

▲「ささみ」(240円)は、写真の梅しそのほか、わさび、明太子の3種類。ふわふわ食感の「せせり肉のやわらかつくね」(240円)は、塩とたれ、どちらも味わいたい。「トマト肉巻き(特製スパイス)」(240円)は、弾ける大粒トマトのジューシー感がヤミツキに!

料理は、どれを頼んでもはずれなし。

看板商品の焼き鳥は、当然旨い。筆者が必ず食べるのは、肉汁たっぷりの「もも肉」と、ふわふわとろける食感の「つくね」、そして弾けるトマトのジューシー感がたまらない「トマト肉巻き」。特製スパイスの「大海老の肉巻き」や、わさびや梅しそで食べる「ささみ」など、味のバリエーションにも一工夫あるのが嬉しい。

サラダはボリュームもたっぷりだし、揚げ物は香ばしくアツアツ。奇をてらわない品ぞろえでどれもほっとする味ばかりだ。

▲「鶏もも肉とキノコの土鍋風トマト煮」(830円、リゾット増しは+200円)。鶏とトマトの旨みが凝縮された濃厚な味わい

▲「鶏もも肉とキノコの土鍋風トマト煮」(830円、リゾット増しは+200円)。鶏とトマトの旨みが凝縮された濃厚な味わい

お腹が空いているなら、「鶏もも肉とキノコの土鍋風トマト鍋」のリゾット増しをぜひ。 トマトにチーズやバジルをきかせた洋風な味わいながら、ベースには鶏の旨みがしっかりと感じられ、さすが専門店の味、と納得のおいしさだ。

▲焼き鳥を焼いている時の表情は真剣…!

▲焼き鳥を焼いている時の表情は真剣…!

そして特筆すべきは、お客が居心地よく飲食を楽しめるようにという店主の心意気。

いわゆる昔ながらの焼き鳥屋の“頑固おやじ”的な要素は皆無!とってもひょうきんでフレンドリーゆえ、常連客からは「代官」の愛称で親しまれている。

▲この日はから揚げがサービスで登場!

▲この日はから揚げがサービスで登場!

▲女性好みの果実酒も豊富。お酒に悩んだら相談してみよう

▲女性好みの果実酒も豊富。お酒に悩んだら相談してみよう

それでいて、忙しく串を焼きながらもお客の様子をさりげなく伺い、サービスのスタッフをフォローする姿はさすがプロ。話好きな一人客には積極的に話しかけ、料理を出すのに少し時間がかかると、必ず「お待たせしてごめんね」と一言(でも実際は、混雑時に来店してもそこまで料理が遅いと感じたことはないが)。ときには、「これ、サービス」と注文していない品を出してくれることもある。

▲いつも明るい代官とママ

▲いつも明るい代官とママ

そしてそんな代官を陰でしっかりサポートするのが、しっかり者のママこと春美さん。いつも明るく穏やかで、なんでも話せるお姉さんのような存在だ。

焼き鳥店というとどうしても男性客ばかりというイメージがあるが、ここはママがいるから女性一人でも安心して入れる。


今は息子さんも厨房に立っていて、店じゅうが温かい空気で包まれているのがわかる。一人でパワーをもらいたいとき、思わず「ただいまー!」と帰りたくなる店だ。

「代官屋敷」を楽しむための3か条

その1 代官やママと積極的にコミュニケーションをとってみて。代官はよっぽどオーダーがたまったとき以外は相手してくれます(笑)


その2 一人客も多いので、お客さん同士が仲良くなることも少なくない。リラックスして楽しもう


その3 お酒もこだわり抜いたラインアップ!好みのお酒を伝えて選んでもらうのも◎

やきとり 代官屋敷


電話 045-532-1549

住所 神奈川県横浜市港北区大倉山1-15-17

最寄り駅 大倉山

※2015年2月時点の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。

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※本記事は2015年03月04日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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