ポイント 本美術館開館式に来日されたインゲ・マンズー夫人のご好意により寄贈された彫刻5点,版画8点が新たに加えられ,充実したコレクションになってきました。
ジャコモ・マンズーは,現代具象派を代表するイタリアの彫刻家です。鋳物の肌触りをそのまま生かした独特のスタイルは,1960年代から1980年代にかけて世界的な人気を博し,その後の日本の彫刻界にも多大な影響を及ぼしました。本学における彫刻教育の基礎を築かれた佐藤忠良名誉教授も,「影響と真似とは別なものだが,いずれにしても造形の手順がハッキリ見えて,様式性の強いものほど信奉者にはそのスタイルがのりうつり勝ちなものである。ところが,イタリア作家の中でもマンズー芸術だけは,どこがどうなって,こうなるかがわからない彫刻と言えよう。」と,マンズー作品の不可思議さについて述べています。
本美術館は,1986年八王子の医師故横山達雄氏より寄贈されたジャコモ・マンズーの作品(彫刻5点,版画23点)から出発いたしました。1994年,本美術館開館式に来日されたインゲ・マンズー夫人のご好意により寄贈された彫刻5点,版画8点が新たに加えられ,充実したコレクションになってきました。建築は白井晟一氏の設計原案に基づいています。
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