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かつてStyle Councilというバンドがありましたが、服の着こなしはもとより人生プランの描き方から富士そばの食券ボタンの押し方に至るまでまさに私たちは【自分らしさ・自分のスタイル】を探求し、模索し、時には疑ったりしつつ、日々研鑽しているのでございます。
スタイルというものに絶対的な価値は無いと私は信じておりますが、しかし敢えて言うならば「これが俺のスタイル」と吹聴することは、粋ではございません。

急逝したMichael Jacksonはビデオクリップの劇中で、再会した古い友人が不良に染まり無為な毎日を過ごしていることを嘆き、「そんなのはワルじゃない!」と諭します。ここで言うワル(Bad)とは単に素行の悪さだけでなくカッコイイ(Cool)をも意味します。
規範に背くこともひとつのスタイルではありますが、それがクールと称えられるには良い意味での賢さや洗練さが求められると私は思うのです。即ちオトナ。

洗練されたワルというと、中村主水を思い出します。
いや、悪人を成敗するのだからむしろヒーローなのかもしれませんが、それまでの薄っぺらなヒーロー像ではなく所詮は裏稼業という悲哀がより一層の深みを与えており、そこがこれまでにないワル、これまでにない時代劇ということで人気を博したのでしょう。
日頃は姑と嫁に蔑ろにされ、職場でも冴えない男が、夜の闇にはキリッとした着物姿で現れる。悪人に親しげに言葉を掛け、次の刹那に閃光が走る。くぅ〜っ!コレよ。

てなもんやシリーズのヒットがありましたが、その後は不遇の時代を過ごしたといわれています。そんな藤田まことさんが新しい時代劇のスタイルを作ったのです。決して誰かの真似ではなく。
ところが藤田さんは、その成功に気をよくして「これが俺のスタイル」と固着するどころか、むしろ主水のイメージが定着しないよう多方面に活動を広げていきます。そして生まれたのが安浦刑事。確立したスタイルを維持することも大変なことだけど、そこにとどまらず新しいことにチャレンジすることも同等かそれ以上に尊いことだと、私なんか小さな存在ですがそう教えられた気がするのです。

藤田さんでもうひとつ思い出すのは、やはりその頃だったか、テレビ番組だったでしょうか、「うどんは喉越しで食べるんや!」と宣ってました。私は、あぁ、なるほど!と膝を打ったのであります。これがうどんの食べ方か。すごいなぁ、やっぱり関西の人はうどんに一家言あるんだなぁと感動し、以来今日に至るまでうどんを食べる時には喉越しを意識しております。
が、今回の訃報に接して、藤田さんはもともとは関東、それも東京は池袋のご出身と知って驚きました。大村崑さんの「彼は大阪人の宝です」という一言を、きっと多くのファンが共有していることでしょう。
R.I.P. 主水

投稿日: 2010/3/2 9:00

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  • この日は泡姫の街を抜けて...

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  • ...浅草へ。

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  • 浅草公会堂の前で献血。

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  • 敬愛する小沢昭一さん。隣は六甲颪の作曲をされた古関裕而さん。

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  • 他人が走ってるのは見たくなかったが...イイなぁ。

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  • 最後尾の方なので足が重そうな人も...あと10kmちょい、俺が代わってやろうか?

    最後尾の方なので足が重そうな人も...あと10kmちょい、俺が代わってやろうか?



コメント(14件)

  • >toukyou_itabasikuさん
    仕事人、夜の10時ぐらいでしたかね。今なら普通だけどあの頃は大人も子どもも就寝時間が早かった気がします。プロ野球ニュースのCMで斉○慶子が出てるのドキドキしながら待ってました(笑)

  • >roberto-yashioさん
    私も千束に知り合いの会社があるのでたま〜に行きますが、ちょっと入ったことない道を進んでると軽く迷子になりますね。地図見ると横浜中華街のようなレイアウトしてて確かに複雑です。
    ご存知でしょうけど、そういう店とか案内所もありつつ付近は普通の住宅街だし、結構美味しい店とかも点在してんですよね。かつて地方から馬に荷を乗せて江戸に来て、その馬を売って遊んだことからあの辺に馬肉を食べさせるお店があると聞いたことがあります。徒歩で行くには不便ですけど開拓したいエリアです。変な意味じゃなく(笑)

  • 江戸風鈴

    江戸風鈴さん

    藤田まことの演技が好きでした。
    中村主水で時代劇をテレビで見るようになりました。
    小さい頃に必殺仕事人だけは、眠さを我慢して見ていました。

  • カエル

    カエルさん

    泡姫にメイドさんに。。日常用語なんですか(--;)
    泡姫町のお酉さまの神社の裏にある福祉施設に知り合いがいたので、
    よくあのへん行きました。
    道が複雑なので、方向音痴なrobertoは
    いまだにその福祉施設に歩いてたどり着けないです。(^^;)
    変な意味じゃなく(笑)、懐かしい街です。

  • >uwasamanさん
    ここに永六輔さんの手形もあるのですが、永さんに教わった印象的なこととして「『ご冥福を祈る』というのは冥土の旅の幸福を祈るという意味で、仏教の中でも用い方に制限があり、ましてや故人が他の信仰を持っていたとしたら大変失礼なこと」と教わりました。そこまで承知の上でトップ写真の札を用意したのかちょっと気がかりではあります。まあ文末にR.I.P.なんて書いてる私も私ですけど(笑)

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