【神保町デート】注目スポット10選！喫茶店やカレーの名店、名画座など

神保町のメインストリート・靖国通り一帯に広がる「神田古書店街」は、約130店もの書店が集まる日本有数の古書店街です。

同エリアの全店舗の蔵書を合計すると、その数は数百万点にもおよぶとされています。取り扱われる書籍は多種多様。デザイン本やマンガ本など特定ジャンルの専門店も多く“ここに来れば探していた本や作品が見つかる”ともいわれています。

古書店街のあるエリアには、本を片手に一息つける喫茶店が多いのも特徴の一つ。お目当ての本を見つけたら、恋人と喫茶店で読書を楽しむというのも良いですよね♪

レンガ造りの外観が印象的な「ラドリオ」は、昭和24（1949）年創業。老舗の喫茶店が多く残る神保町でも最古の歴史を誇る喫茶店です。

落ち着いた雰囲気の店内には、彫刻家の本郷新や昆野恒（ヒサシ）など、名だたる芸術家にちなんだ作品が飾られています。小説家の川端康成や三島由紀夫といった文豪に愛されたお店としても知られているので、文芸好きのカップルならぜひ足を運んでおきたいところ。

また同店は、生クリームをたっぷりとのせた「ウインナーコーヒー」発祥のお店としても有名です。こんもりと盛られた生クリームには、コーヒーを冷めにくくする効果もあるのだとか。恋人との語らいのお供にぜひオーダーしてみては。

神保町駅A7出口を出てすぐの場所にある「さぼうる」。植物が生い茂る山小屋風の外観が印象的な、昭和30（1955）年創業の老舗の喫茶店です。

店頭に置かれたトーテムポールと赤電話が目印の同店。店内に足を踏み入れば、エスニック系の骨董品や洋楽のレコード、日本の提灯などが混在していて、カオスながらも不思議と居心地の良い空間が広がります。

そんな個性的なお店でいただけるのは昔ながらの喫茶メニューの数々。同店名物の「7色のクリームソーダ」や「生いちごジュース」などが映えると若い世代からも人気です。

店内のレンガ壁には誰かが書き残していった落書きがギッシリ（現在は落書き禁止）。2人でその様子を眺めているだけでも楽しく、話のタネに困ることはありません。

神保町駅から徒歩約1分、神田すずらん通りから一本入った路地裏にある「ギャラリー珈琲店・古瀬戸（コセト）」。

“アートにつつまれた空間の中でカフェを楽しんでもらいたい”というオーナーの思いによって生まれた同店。店内には、俳優で洋画家の城戸真亜子（キドマアコ）氏による巨大な壁画や数々のアーティストによる多種多様な絵画が飾られています。

炭火焙煎珈琲の「古瀬戸ブレンド」をはじめ、ブラジルやマンデリンなどストレートコーヒーメニューも充実。本格的なカレーのほか、ケーキ類やサンドイッチ類を味わいながらアートの世界に没入できます。

神保町駅A7出口から徒歩約1分の場所にある「石釜bake bread 茶房 TAM TAM」。店名の通り、食事のメニューはすべて石窯オーブンで焼いて提供するお店です。

「石釜焼きトースト」や「石釜焼きクロックムッシュ」など、数あるメニューの中でも特に人気なのが「石釜焼きホットケーキ」。

遠赤外線効果を利用した焼き窯でじっくり熱を通しふっくらと焼き上げたホットケーキの厚さは約3㎝！。バターと一緒に別添えのメープルシロップをかけていただきます。

開店前から行列ができる人気店なので、平日なら17時以降、土日祝日なら開店の30分前に並ぶのがオススメです。

神保町駅を出てすぐのビル2階にある「欧風カレー ボンディ 神保町本店」。昭和48（1973）年創業時からカレー激戦区神保町で根強い人気を誇る欧風カレー専門店です。

メニューは「チキンカレー」をはじめ「チーズカレー」や「アサリカレー」など全10種類ほど。オリジナルのカレーソースはさまざまな食材を長時間煮込み、レッドペッパーの辛みやトマトの酸味を加えることで、奥深い味わいになるよう工夫しているのだとか。

人気は、サイコロ状の大きめの牛肉が入った「ビーフカレー」。恋人と違う味を注文して食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。

もう一つオススメのカレーの名店が、神保町駅から徒歩約5分の場所にある「エチオピア　御茶ノ水本店」。昭和63（1988）年の創業以来、インドカレーの草分け的存在として知られています。

オーダーを受けてから一皿ずつ作るというカリーは、最大70倍まで辛さを選択可能。一番人気は大きめのチキンがたっぷり入った「チキンカリー」で、ほかにも「ビーフカリー」や「野菜カリー」などがラインナップします。

同店のカリーは古くから薬草として使われてきた12種類のスパイスを使用。そのため食後もお腹がすっきりとして膨満感が少ないのだとか。神保町のカレー屋巡りを考えているカップルにもピッタリです。

神保町駅から徒歩約5分のビル3階にある「avocafe（アボカフェ）神保町本店」。アボカドをすべてのメニューに使っている専門店で、バラエティー豊かなアボカド料理が楽しめます。

ランチタイムには一番人気の「やみつきスパム丼」など3種類の食事メニューが味わえるほか、ディナータイムでは、アボカドを使ったピザや鍋、スイーツやスムージーなど約50種類の創作メニューから好きなアボカド料理をオーダーできます。

店内ではアボカド栽培キットの販売のほか、頻繁に入れ替わるアボカドアート作品を展示。アボカド好きなカップルには

ぜひオススメしたいスポットです。

神保町駅から徒歩約4分の場所にある「神保町シアター」は、往年の日本映画を楽しめる名画座です。

銀幕を彩ってきたスターや映画監督にスポットを当てた企画上映などを定期的に実施。ディスク化されていない作品や、昔ながらのフィルム形式での上映も多いことから、若い世代の映画ファンからも支持を集めています。

同ビル内には吉本興業が運営する寄席もあってデートスポットとしてもピッタリ♪恋人と一日中エンターテインメントの世界に浸ることができます。

神保町駅から徒歩約15分の場所にある「東京国立近代美術館」は、昭和27（1952）年に誕生した日本で最初の国立美術館です。

19世紀末から現在に至る、日本画や洋画、版画などの作品13,000点以上を所蔵。国内最大級を誇るコレクションの中には、横山大観や岸田劉生らの作品をはじめとする18点の重要文化財を含みます。

所蔵品ギャラリースペースで行っている「MOMATコレクション」展で芸術鑑賞にいそしんだ後は、4階の休憩スペース「眺めのよい部屋」へ。皇居や丸の内のビル群を見渡しながら、散策で疲れた足を休ませてあげられますよ。