一歩足を踏み入れたらそこはニューヨークだった!? 誰もが心を奪われる”天空のバー” 　グルメジャーナリスト東龍のイチ推し。

東京には素晴らしいレストランがたくさんありますが、素敵なバーもたくさんあります。

数あるバーの中でも、1994年のオープンから全く色褪せず、特別な存在としてあり続けているのが、パーク ハイアット 東京の「ニューヨーク バー」です。

グリルレストランとしてあまりにも有名な「ニューヨーク グリル」のすぐ隣に位置しています。

店内には外国人が多く、独特の賑わいで満たされ、洗練されたムードが漂っています。

一度足を踏み入れると、そこはまさに「東京の空に浮かぶニューヨーク」という感じで、誰もが心を奪われるイチ推しのバーです。

「ニューヨーク バー」はパーク ハイアット 東京の最上階52階にあり、眺望を遮るような高層ビルはすぐ近くにありません。

東向きの高さ8メートルの窓からは、ライトアップされた東京タワーや東京スカイツリーなど、東京を象徴する華やかな景色を望むことができます！

店内の照明は最小限に抑えられているので、外の光が際立ち、夜景がより際立っているのです。

雰囲気にぴったりなアートも見もの。

店内の壁にはイタリアのアーティストであるヴァレリオ・アダミ氏が描いた“ラジオシティ”などニューヨークをテーマにした大きなアートが飾られています。

アートに加えて、ミュージックも出色です。

毎日ジャズのライブが行われていて、ダイナミックな演奏や歌声による数々のナンバーが聴けます。

眺望、アート、ミュージックが揃っていれば、お酒が進むのは間違いありませんよね？

カリフォルニアをはじめとしたワインが充実していることでも知られていますが、やはりバーで飲んでおきたいのはカクテル。

種類数が多くて選ぶのに困るほどですが、特に飲んでもらいたいのは、次の3杯です。

「エスプレッソマティーニ」2,640円は、“ラジオシティ”を描いたチョコレートプレートが印象的。

クリアな香りのグレイグースウォッカをベースにし、淹れたてのエスプレッソと優しい甘味のバニラを合わせました。

チョコレートビターズの複雑なアクセントが癖になります。

「マンハッタン」 2,640円は、最初にそのまま飲んだ後に、添えられたチェリーをプラスして“味変”を楽しめるカクテル。

テンプルトンライウィスキーのしっかりとしたテイスト、ベルモットのほのかな甘さ、ビターズの複雑味が三位一体となっています。

「L.I.T.」 2,640円は、パーク ハイアット 東京が舞台となった映画「ロスト・イン・トランスレーション」の製作を記念してつくられました。

外国人の視点でとらえた日本をテーマにし、桜のリキュールや日本酒を使用。

美しい薄桃色とほどよく利いた酸味が、作中の淡い恋心を想起させます。

魅惑的なカクテルにぴったりなフードが「宮崎キャビア プレミアム トラディショナルコンディメンツ 20g」18,700円です。

宮崎県は、知る人ぞ知る、30年以上チョウザメの孵化や養殖に尽力している国内最大のキャビアの産地。

国産キャビアならではのフレッシュでクリーミーなテイストは、カクテルと相性が抜群です。

様々なコンディメントが添えられていて、好みにアレンジできます。

瓶の蓋が「ニューヨーク グリル＆バー」のためだけの特別デザインになっているのも、こだわりのポイントです。

店名がつけられた「ニューヨーク バー 和牛チーズバーガー」5,060円も食べておきたい一品。

ホームメイドバンズに、塩の利いたタレッジオチーズと脂がのったベーコン、さらには牛肉感が満載のパティがサンドされています。

サクサクとしたクリスピーフライドポテトも好評。

さっぱりとしたカクテルはもちろん、カリフォルニアの赤ワインと合わせてもよさそう。

東京でニューヨークが感じられる「ニューヨーク バー」はお酒もフードも充実しています。

パートナーと気分を盛り上げたいときに眺望や雰囲気と共に味わって、忘れられない一夜を過ごしてください！

※価格は消費税込、サービス料別

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