【鎌倉】ユニークな専門店も多数！雑貨店5選

「TUZURU（ツズル）」は筆記用具や手紙にまつわるアイテムの専門店。鎌倉駅からのアクセスも良く、鎌倉散策のスタートに立ち寄るのにもピッタリのお店です。

その昔、悪筆がコンプレックスだったという店主さんが、どうにか上手に文字を書きたいと試行錯誤し出合ったのが万年筆だったそう。店内にはそんな店主さんがセレクトする、万年筆をはじめとした数々の文房具がズラリ。日本国内で作られたものから海外製のものまで、こだわりの詰まった商品がそろいます。

イタリア製の万年筆（写真左3,300円〜）は、イタリアで染色された樺材を使用した、やさしい木の温もりが魅力。使うごとに丸みを帯びやわらかな表情に変化していくので、“ペンを育てる”楽しみもあるのだそう。形や色もさまざまで、ボールペンタイプも用意されているなど、ラインナップも豊富です。

文房具好きの間で人気の高まっている、ガラスペン（写真右4,180円〜）も販売。イタリアの職人によって作られたヴェネチアンガラスを使用したガラスペンは、政治家や文化人にも愛用されているのだとか。“インクをビンから吸い上げる楽しさ”は、一度味わうとハマること間違いなしです。

お店で扱うアイテムは、書き味の良さはもちろん、デザインや色彩も豊かでユニークなものばかり。さらに鎌倉モチーフのポストカードやロゴトートなどのオリジナル商品もあり、お土産にもピッタリです。

ワクワクする文房具がたくさん見つかる「TUZURU」。ゲットした万年筆で、鎌倉散策の思い出を手紙や日記に綴ってみるのも良いかもしれません。

鎌倉駅西口からすぐの場所に位置する「moln（モルン）」は、クラフト作品と雑貨のお店。

店名の「moln」はスウェーデン語で「雲」の意味で“空と地上との間に柔らかに浮かぶ雲のように、空想と現実の間にあるようなお店でありたい”という想いから名付けられたのだそうです。

店内にはバルト三国で買い付けた織物から、リトアニアリネンのお洋服、日本国内の作家さんによる器まで、さまざまな商品が並びます。

そのどれもが量産品ではなく、職人の手仕事で作られた製品など、世界に一つしかないものばかり。特別なアイテムたちのなかから、自分だけのお気に入りという“宝探し”をするような、心踊るひと時を楽しむことができます。

右手がお金、左手が人との縁を招く、カマクラ張子の「招き猫」（写真左 各3,850円）はお店の人気商品。パステルカラーの鍵盤柄やフラガールなど、さまざまな衣装をまとう招き猫。中央は、今年の新作“マリンルック”です。

インテリアにもピッタリで、何匹もお迎えしたくなる愛らしさ！店主さんのご主人が作られているので、在店日には無料で名入れサービスも行っているそう。

「moln オリジナルトートバッグ」（写真右3,080円）は、店主さんの愛猫“ミル坊＆ココ坊”をイラストレーターの木下綾乃さんが書き下ろしたもの。かわいさはもちろん、マチ付きの大容量で使い勝手もバツグン！雲のようにやさしく居心地の良いお店で、心ときめく出合いを楽しんで。

他にはないハイセンスなお土産を探すなら、小町通りにあるお土産ショップ「WELKAM（ウェルカム）」へ。店名は“WELCOME TO KAMAKURA”から、「WEL」と「KAM」をとった造語。鎌倉育ちの店主さんが、旅のちょっとした思い出になるようなお土産を販売しています。

所狭しと並ぶカラフルでポップな雑貨の数々に、お店に一歩足を踏み入れた瞬間からワクワクが止まりません。

お店の人気ナンバーワンアイテムはルームキーのようなアメリカンなデザインがおしゃれな「WELKAM モーテルキー」（写真左660円）。ルームナンバーは「1192（いい国）」・・・そう、鎌倉幕府！クスッと笑えるユニークな遊び心がたまりません。

「SMILEY BUDDHA エコバッグ」（写真右1,320円）は、にっこりと微笑む大仏様がなんともキュート。鎌倉観光のお供にすれば、お買い物がますます楽しくなりそう。

他にも、スタイリッシュなロゴが際立つ「KAMAKURA CITY コインケース」（写真左550円）や、定番＆安全なBIC製でデザインだけでなく品質にもこだわっているのが嬉しい「カマクラミヤゲ ライター」（写真右330円）など、ちょっとしたお土産にピッタリなアイテムがたくさん。

小さいながらもアイデアのたくさん詰まった「WELKAM」の雑貨たちは、何個でも欲しくなってしまうこと間違いなし。地元に住む方から観光で訪れる方まで、誰でもウェルカムなみんなに愛されるお店です。

器好きならぜひチェックしておきたいのが「夏椿」。鎌倉駅から徒歩15分ほど、静かな住宅街のなかにある同店は、日本の器や生活道具を取り扱う雑貨店です。

古民家の雰囲気をそのまま残し改装された店内は、どこか懐かしさを感じる空間。お店に面した庭からは四季折々の花木を楽しむことができ、ゆったりとした時間が流れます。

同店では、自然素材で経年変化を楽しめ、なおかつ手仕事で作られている商品だけをセレクトし、扱っています。

木工作家・須田二郎氏の作品「ボウル」（写真左11,000〜19,800円）もそんな夏椿の人気商品の一つ。サラダボウルや、飯切りとしても使える、天然木のぬくもりを感じられる作品です。同様に天然木で作られた料理用ヘラ（写真右1,980円～）もあわせて使えば、食卓がグッと洗練された雰囲気に。

まるで鎌倉に住む友人の家を訪れたような、実際の“暮らし”を感じられる日本家屋のお店は、商品の使い方を想像しやすいような空間作りにこだわっているそう。

また、季節のうつろいを楽しみながら買い物ができるように、作家さんの展示会などではお庭でワークショップを行うこともあるのだとか。

個展開催時には入店が予約制となる場合もあるので、来店時には事前に公式HPやInstagram等で確認を。

由比ヶ浜駅からは徒歩5分、長谷駅からは10分。ちょっぴりマニアックな世界を楽しむなら、日本の伝統こけしとロシアのマトリョーシカの専門店「コケーシカ」へ。

東北生まれのこけしとロシア発祥のマトリョーシカ。一見、共通点がなさそうな二つの国の工芸品ですが、実は一説によると、マトリョーシカは日本の「こけし」がルーツになっているのだそう。

店内は、そんなマトリョーシカが100種類、こけしは200種類以上も並び、壮観な眺めが広がります。木のぬくもりを感じられる人形たちは、どれも色彩豊かで表情もさまざま。じっくりと見れば見るほど愛らしく、ついつい時間を忘れてしまいそう！

さらにバルト三国の人形や雑貨などもラインナップ。マニアならずとも、その魅力にきっと夢中になってしまうはずです。

なかでも鎌倉土産にピッタリなのが「リトルブッダ（バルーン）3ピース」（3,960円）。鎌倉大仏をモチーフにしたマトリョーシカは、イラストレーターの100%ORANGEさんがデザインしたオリジナル商品です。

赤色の風船を持っている大仏と青色の風船を持っている大仏の2タイプあるので、お友達やパートナーと色違いで、旅の記念に連れて帰るのも良いかも。

通常営業日は月・金・祝日のみですが、土日も営業する場合があるので、お店の公式SNS等で確認をしてから訪れるのがオススメです。