4,000軒以上のカレー屋を渡り歩く、カレー愛好家がナビゲート!
日本全国・海外あわせて4,000軒以上のカレー屋を渡り歩くカレー愛好家、カレー細胞です。
コロナ禍の影響を受けたここ数年、遠出をする機会がずいぶん減った方も多いのではないでしょうか。
けれども気分転換は大切。たまには青空の下でゆったりと、美味しいものを食べたいですよね。
そこで今回は「都内で“屋上カレー”ならココ!」というお店をご紹介。都心にいながらにしてピクニック気分を楽しめるカレー店です。
意外に知られていない、百貨店の屋上オアシス/食と緑の空中庭園
昭和の子どもにとって、デパートの屋上と言えば夢のような場所でした。
屋上遊園地で子供が遊んでいたり、ステージではヒーローショーやアイドルのミニコンサートがあったりと、ワクワクした非日常がそこにはありました。
けれども時は流れ、屋上から遊園地は消え、非日常の夢も忘れられようとしています。
「天気が良いから屋上にあがろう」
なんて思いつきも、あまり湧いてこないのではないでしょうか。
だから、穴場なのです。
駅直結の都心に、空が広がるこの場所が。

西武池袋本店9階の屋上は「食と緑の空中庭園」と呼ばれ、東京の広い空の下、テーブル席や、水辺を囲むカウンター席、日曜にのみ開放される芝生や「睡蓮の庭」、そしてさまざまな食ジャンルを網羅するフードカートがズラリ!

もちろんビールだって飲めます。
こんなスポットが池袋駅直結の場所にあるなんて、ビックリしませんか?
都心で夢のカレーピクニック/ホクトカレーinカレーピクニック

今回ご紹介するのは2022年に「食と緑の空中庭園」に誕生したカレー専門店「ホクトカレーinカレーピクニック」。
名物の鯖カレーをはじめ、数種のカレーが単品もしくはあいがけで楽しめるお店です。
屋上という特殊ロケーションだけに当然、東京でトップクラスに換気が良いカレー店ともいえるでしょう。
それではLet’sカレーピクニック!

「2種あいがけ(鯖カレー+スパイシーチキンカレー)」1,100円
+
トッピング:「ゆで卵 」(150円) 、「極旨!味噌ハリッサ 」(150円)
屋上とは思えない立派なお皿に盛り付けられたあいがけカレー。

創業時から定番名物の「鯖カレー」は辛さ控えめで、老若男女だれでも楽しめるチューニング。添えてあるレモンを絞るとグッと味が引き締まるんです。

一方の「スパイシーチキンカレー」はビシッとスパイスが効いた本格派。
実はこれ、シェフの大津北斗さんがかつて某老舗インド料理店を手伝っていた際にインド人シェフが作っていた賄いレシピがもとになっているのだそう。このカレーを食べた駐日パキスタン大使がダブルサムアップしながら絶賛したのも頷けます。
さらにインパクトのある味が好みなら、トッピングに「極旨!味噌ハリッサ」がオススメ。モロッコの辛味ペースト「ハリッサ」を味噌でチューニングした濃厚うま辛な逸品。後半カレーに混ぜて味変に使いましょう。

その他の味変アイテムとして、カウンターに置いてある特製「トラマサラ」も無料で利用可能。スパイスの香りがブーストするので忘れずに。
学割に睡蓮の庭、そして稲荷神社・・・リセットできる非日常空間がここに

さらに学生さんに朗報!
こちら「ホクトカレーinカレーピクニック」では小学生から専門・大学生まで学割が使用可能。なんとすべてのメニューが500円でいただけ、大盛りも無料になっちゃうんです!!
東京ではぎゅうぎゅうに席が詰まったファストフード店で勉強している学生さんをよく見ますが、だったらこの屋上で深呼吸して美味しいカレー食べながらのほうがきっと、勉強捗りますよね(実際、そういう学生さんもよく見かけます)。
そして食後の散歩は散歩は同屋上にある「睡蓮の庭」へ。
印象派を代表する画家クロード・モネが愛したノルマンディーの「ジヴェルニーの庭」、そしてモネの大作「睡蓮」にインスピレーションを得て造園されたもので、睡蓮だけでなく四季折々の花が楽しめ、鳥や蝶もやってくる心地良い空間になっています。

さらに「睡蓮の庭」の裏手には、ひっそりと佇む稲荷神社が。
池袋駅直結の場所で、大空の下のカレーピクニックから庭園散策、神社参りまでできるなんて、ちょっと凄すぎます。
昭和のデパートのような遊園地こそないけれど、まったりとした日々をリセットできる非日常空間がここにはあります。

〒171-8569
東京都豊島区南池袋 1-28-1 西武池袋本店 9F屋上
池袋駅
〒171-8569
東京都豊島区南池袋 1-28-1 西武池袋本店 9F屋上
池袋駅

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※本記事内の情報は2022年10月21日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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