旅するパンマニアがナビゲート!

1万個以上のパンを食べ歩いた旅するパンマニア、片山智香子です。今回は「和テイストのパンを食べるならココ!」という川越のお店をご紹介します。

常時40種類以上!地元・埼玉の素材を大切にしたパン/川越ベーカリー楽楽

お味噌のパンが絶品「川越ベーカリー楽楽」旅するパンマニア・片山智香子のイチ推し。_1453584

都心から電車で30分の場所にありながら、江戸時代の情緒が色濃く残る小江戸・川越。


時の鐘を代表とする歴史的建造物が立ち並び、連日、多くの観光客がレトロな街並みや食べ歩きグルメを楽しんでいる姿をみかける「蔵づくり・菓子屋横丁エリア」を歩いていると、一気にタイムスリップした気分になります。そんな菓子屋横丁の一角に、今回紹介する「川越ベーカリー楽楽(カワゴエベーカリー ラクラク)」はあります。

お味噌のパンが絶品「川越ベーカリー楽楽」旅するパンマニア・片山智香子のイチ推し。_1453585

川越市都市景観デザイン賞も受賞したという外観は、国産のムク材を使った伝統的な川越の町屋を再現。店内はそこまで広くはなく、並んでいるパンの中からお店の方に希望を伝えて取ってもらうスタイル。

お味噌のパンが絶品「川越ベーカリー楽楽」旅するパンマニア・片山智香子のイチ推し。_1453586

なのですが、常時40種類以上あるというこちらのパン、ショーケースを覗きこんでいると、どれもこれも美味しそうで毎回迷ってしまうのですよね。


小麦粉は北海道を中心に埼玉や茨城などの国産小麦100%、それも製粉会社であらかじめ組み合わせたブレンド粉ではなく、自家配合したものを使用していて、それ以外の素材もできるだけ地元のものを使うようにしているというこだわりぶり。

お味噌のパンが絶品「川越ベーカリー楽楽」旅するパンマニア・片山智香子のイチ推し。_1453587

一番人気の「お味噌のパン」(230円)も、まさに地元・埼玉の材料を大事にしているパン。北海道産小麦と餅粉をブレンドし、そこに秩父味噌が練りこんでいるのです。


外側のクッキー生地も味噌風味。最初、お味噌のパンと聞いた時、パンにお味噌って合うのかな~と思ったのですが、よく考えてみればお味噌もパンも発酵食品。合わないことはないのかも?と食べてみたら、これがまた美味しい!


手のひらサイズの可愛いフォルムで、パン生地の上にクッキー生地という組み合わせなのでメロンパンのようなしっとり食感。

▲人気トップ3@テラス。左手前「お味噌のパン」、右手前「ブリオッシュメロン」、奥「絹のなめらかプレミアム食パン」

▲人気トップ3@テラス。左手前「お味噌のパン」、右手前「ブリオッシュメロン」、奥「絹のなめらかプレミアム食パン」

もうね、食べる前から味噌の香りが鼻腔をくすぐるし、食べすすめると味噌のコクがじゅわりと口内に広がります。それでいて、ちょっとした香ばしさが良いアクセント。だからと言ってお味噌が主張しすぎるわけではなく、ほんのり甘くどこか懐かしさを感じるパンなのです。


私は購入したら隣にあるテラス席ですぐに食べてしまうのだけれど、お土産としても人気があるのだそう。

 

商店街が立ち並ぶ大通りから一本入っているので、人通りはそこまで多くなく、通りを歩く人を見ながらのんびりとパンを食べることができます。緑ゆたかなテラス席でいただく外パンは、至福の時間を約束してくれますよ♪

スポット
川越ベーカリー 楽楽

〒350-0062
埼玉県川越市 元町2-10-13

本川越駅

〒350-0062
埼玉県川越市 元町2-10-13

本川越駅

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※本記事内の情報は2022年09月13日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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