年間600杯ラーメンを食べる、ラーメン女子がナビゲート!

年間600杯ラーメンを食べるラーメン女子、森本聡子です。今回は「コロナ禍という飲食業界が困難な状況に於いて、あえて六本木という歓楽街で勝負した、その自信の一杯」をご紹介します。

いつまでも飲んでいたくなる重層的なスープが魅力の1杯/入鹿TOKYO 六本木

  • 【六本木】ラーメン界の新星「入鹿TOKYO」ラーメン女子・森本聡子のイチ推し。_516479
  • ▲店外にある置物

    ▲店外にある置物

「入鹿TOKYO 六本木(イルカトウキョウ ロッポンギ)」。東久留米に本店があります。コロナ禍に六本木というアクセスが最高な立地に2号店を持ってきたあたりが、小川店主の気迫を感じます。


店主の中学時代の同級生がデザインした外観内観は"THE 日本"という趣があり、小物に遊び心があり待ち時間も苦になりません。また奥には半個室が一つありお子様づれでも安心して訪れることが出来ます。

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ラーメンは醤油・塩の2枚看板。ポルチーニを使った醤油、柚子を使った塩、そして各々に煮玉子や九条ねぎといったトッピングを追加していくスタイルです。サイドメニューには想像しただけで食欲をそそられるトリフュTKGなどラインナップも豊富!六本木という土地柄からか、英字表記も添えられており外国の方も安心して楽しめますね。


ラーメンを待っているあいだ、BGMの無い店内には湯切りと麺を啜る音が響き渡ります。肩をしっかり上げきるダイナミックな湯切りは特徴的で、ワクワク感が一気に高まること間違いなし!ちょっとした緊張感も感じられますが、スタッフは皆やさしい接客なので安心してください。

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本日の1杯は、「ポルチーニ醤油らぁ麺」(1,100円)+「特製トッピング」(400円)。


このラーメンを食べる上で覚えておいて欲しいポイントは"特製トッピング400円"のチケットを購入すること。この1枚を足すことで具材が鴨チャーシュー2枚、煮玉子、鶏団子、海老団子と入鹿TOKYOらしい丼顔に一気に変身します。個人的に鴨チャーシューが大のお気に入りです!

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美味しさの秘密はこだわりの食材からダシをとる重層的なカルテットスープ。名古屋コーチン・比内地鶏・鹿児島県産黒豚・ムール貝・伊勢エビをそれぞれ別に炊き、提供直前にそれらを合わせることでうま味が丼で共鳴していきます。


麺に箸をつける前にスープを完飲してしまいそうになる、やさしくも奥深い味わい。食べ終わった後の温度が低下したスープも別の顔を見せ、いつまでも飲んでいたくなるスープはなかなかありません。

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またオープン当初は一口ベーコンの上に添えられていた、トリュフと数種のキノコを使用した「森の幸ペースト」。こちらを業界初の引っ掛けティースプーンに添えるという仕様変更により、好きなタイミングで味変できるようになったのものも好印象です。この変更以降、素材の良さを格段に味わえるようになり、小川店主の一杯にかける想いがひしひしと感じられるようになりました。


見た目も味わいも素晴らしく芸術の域。“名店”として全国にその名を馳せる日も近いことでしょう。店主が「日本一のラーメンを!」と謳う自信の一杯を六本木で味わってみてください!

入鹿TOKYO 六本木

所在地:東京都港区六本木4-12-12 穂高ビル1F

電話番号:03-5786-0029

最寄駅:六本木

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※本記事内の情報は2022年06月25日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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