【おでかけ時のポイント】
・居住地やおでかけ先の都道府県の要請に従って行動しましょう
・体調に不安を感じるときは外出を控えましょう
・なるべく少人数で空いている時間に行きましょう
・周囲の人との距離をできるだけ保つようにしましょう
・マスクを着用し、手洗いは小まめに行いましょう
毎週木曜がおトク!ひっきりなしに人が訪れる大人気工場直売店/東京バウムクーヘン
やってきたのは、とうきょうスカイツリー駅東口から徒歩約2分、押上〈スカイツリー前〉駅から約5分の場所。ここが、今回ご紹介する「東京バウムクーヘン」。株式会社美松製菓が運営する、バウムクーヘンの工場直売店です。
お店を見上げれば東京スカイツリー(R)が天高くそびえ立っている、観光名所のすぐ近くにあります。
取材に訪れたのは木曜日。店頭の立て看板には「久助の日」という文字が掲げられていました。
キュウスケ・・・? 聞き慣れない言葉に首を傾げていると、お客様が次から次へとお店に入店。慣れた様子で大量のバウムクーヘンを購入していました。
出迎えてくれたのは、美松製菓取締役事業部長の佐藤嘉紘さん。同社は佐藤さんの祖父が創業し、半世紀以上に渡ってバウムクーヘンだけを作り続けてきたそうです。
「近隣のみなさまへの感謝の気持ちを込めて、本社でもあるこの建物の一角を工場直売所として運営しています。手狭ではありますが、弊社で製造しているバウムクーヘンをお手頃価格で購入できるとご好評いただいています」(佐藤さん)
そんな同店が毎週木曜日に開催しているのが「久助の日」。
「“久助”とは、完全なものを十とし、少しだけ欠けたものを九と例えたことから転じて名付けられた規格外製品のことです。製造する過程で生まれる切れ端などを無駄にしたくないという思いから、毎週木曜を“久助の日”とし、訳あり商品を一律150円で販売しています」(佐藤さん)
この「久助の日」のすごいところは、個数制限がなく、好きなだけ「久助」をゲットできるという点。そのため、常連さんの中には20個以上の「久助」が入った段ボールを箱ごと購入していく人もいるのだとか!
また、「久助」のフレーバーが豊富なため、商品名や原材料を一目で確認できるよう全て裏返しで販売。購入方法も、備え付けの袋に好きなだけ詰めて個数を店員さんに申告するというスタイルなので、分かりやすい上にササっとお買い物ができます。
「うちのお店はお客様との信頼関係で成り立っているので、自己申告制という一風変わったスタイルで販売することができているのだと思います(笑)。形やフレーバー、容量はバラバラですが、だからこそ“宝探し”のような感覚でお買い物していただけるとうれしいですね」(佐藤さん)
ちなみに、同社がこれまで手がけたバウムクーヘンのフレーバーはなんと200種類以上!他では見かけないフレーバーも発見できるかもしれませんよ♪
冬季限定の絶品オリジナル商品やギフトボックスも要チェック!
“久助”だけでなく、正規品のバウムクーヘンも要チェック!
リッチな味わいの「ジャージーミルクバウム」(450円)や、冬季限定の「ダブルチョコバウム」(430円)など、お値段以上の満足感を得られると評判の品々もズラリとラインナップされています。
常連さんや通に人気なのが、「濃厚いちごバウム」や「メロンバウム」(各250円)。どちらも果実のピューレや果汁をたっぷりと使用していて、贅沢な味わいを堪能することができますよ♪
ちなみに「アップルクーヘン」(900円)は某高級店でも販売されている名品。
「弊社はOEM(他社ブランドの製品の企画・製造)も行っているので、商品名こそ違えど同じものを召し上がっていただいたことがある方も多いと思います。そういった商品を市場よりお安く購入できるのも、密かなセールスポイントなんです」(佐藤さん)
ボリューム満点なバウムクーヘンは家族や会社への手土産に、ミニサイズのバウムクーヘンはお友達へのプチギフトに、もちろん自分へのご褒美にもオススメ。大小さまざまな商品が充実しているので、用途に応じたバウムクーヘンをチョイスできます♪
ギフト用ボックスや紙袋を用意してくれているのもうれしいポイント。「東京バウムクーヘン」のロゴが入っているボックスは、地方にお住まいの方への贈り物にも喜ばれそうです。
おうち時間を盛り上げてくれる♪絶品バウムクーヘンを心ゆくまで堪能
今回購入したのは、「久助」6点と、「ジャージーミルクバウム」「ダブルチョコバウム」、ミニサイズの「カスタードバウムクーヘン」の計9品。これだけ買っても1,900円と良コスパです。
訳あり商品といえど「久助」の風味はどれも一級品。しかも中には、大きいサイズの切れ端が二つも入っている超お買い得商品もありました。
プレーンのバウムクーヘンは、ミルクやバニラの風味がしっかり感じられながらも、どこか昔懐かしいノスタルジックな味わい。心がほっこりと温まる美味しさです。
切れ目にわずかな段差が生じているという理由で「久助」になったイチゴ味のバウムクーヘンは、甘酸っぱいフレーバーがクセになる逸品。
「“久助”は、プレーンよりイチゴや抹茶、安納芋などのフレーバータイプの方が人気なんです」と佐藤さんの言葉の意味が、食べてみて改めてわかりました。
というのも、フレーバータイプのバウムクーヘンは素材の味が主張し過ぎることがなく、しっとりふわふわな生地とのバランスが◎。
写真の抹茶味も、和と洋の融合が絶妙!この味を生み出せるのは、バウムクーヘン一筋の同社だから成せる技。ぜひ、お気に入りのフレーバーを見つけてくださいね♪
冬季限定の「ダブルチョコバウム」は、生地にチョコレートを練り込んだだけでなく、表面にもたっぷりチョコレートをまとったゴージャスな一品。
チョコが溶けにくい寒い時期限定の商品なので、見つけた際はゲット必須です!
「カスタードバウムクーヘン」は、片手で食べられる小ぶりなサイズ感。仕事の合間のおやつや忙しい朝のお供にもピッタリです。
佐藤さんイチオシの「ジャージーミルクバウム」は、個人的にも最も感動した商品!
「弊社のバウムクーヘンの特徴はしっとり感と豊かな風味です。その中でも“ジャージーミルクバウム”は、濃厚なジャージー牛乳と発酵バターを使用しているため、取り扱っている商品の中でも最高級の味わいだと自負しています」という佐藤さんのお言葉通り、想像を超えるリッチな味わい。
噛み締めるごとに幸せを感じる、大満足の美味しさでした。
まとめ
「久助」の販売数は、600~800個。個数制限がないため、午前中に売り切れることも多いそうです。来店者が多い時はスタッフさんのご好意で早めにお店を開けてくれることもあるので、確実にゲットしたい方は、オープンの9時前後を狙って来店してくださいね♪
みんなで多彩なフレーバーを分け合って味わうも良し、独り占めするも良し・・・ 至福の“バウムクーヘンタイム”を、めいっぱい満喫してください!
〒131-0033
東京都墨田区向島 3-43-10
とうきょうスカイツリー駅
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とうきょうスカイツリー駅
牧 五百音
大学の写真学科に通ったのち、ライター兼カメラマンとして活動。趣味が高じ、主に飲食店の取材を行なっています。食べること、お酒を嗜むこと、アクセサリー作りに没頭中。
- 本記事内の情報に関して
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※本記事内の情報は2021年12月14日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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