【おでかけ時のポイント】

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「子どもと楽しめる憩いのスポット」BEST3を発表!

後楽園駅周辺で「子どもと楽しめる憩いのスポット」をセレクトされた藪克徳さんは、宝生流の能楽師。1980年に初舞台を踏み、2008年に「宝生能楽堂」で初シテを務めて以降、数多くの舞台に立ち、後進の指導にも力を入れています。


自宅も活動拠点も後楽園駅から徒歩10分ほどの場所にあり、この地で25年あまりを過ごしてきた藪さんのオススメのスポットとは? 

【1位】四季折々の散策が楽しめる日本庭園/小石川後楽園

藪さんが1位に選んだのは、東京ドームに隣接する「小石川後楽園」。江戸時代に造られた回遊式の日本庭園で、起伏ある地形に海、山、川、田園の景観が巧みに表現されています。約400年の時を経て現存する石造りの円月橋などもあり、特別史跡および特別名勝として国の文化財に指定されています。


江戸時代初期、水戸黄門として知られる二代目藩主・徳川光圀の代に完成。明の儒学者の意見が広く取り入れられ、中国趣味が随所にあふれています。「後楽園」という名も、中国の教え「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から名づけられました。

7ヘクタールある園内には梅、桜、ツツジ、花菖蒲、蓮などが植えられているほか、田園の風景を再現したエリアや滝などがあり、一年を通じて情緒豊かな景観が広がっています。


9月にはヒガンバナが咲き乱れ、秋が深まるにつれてモミジやハゼノキも紅葉の見頃を迎えます。

池では、優雅に泳ぐ鯉や、スッポンの姿を見ることもできますよ。


茅葺き屋根の茶屋「涵徳亭(かんとくてい)」では、景色を眺めながら和定食や抹茶セットをいただくことができ、優雅なひとときを過ごせます。入園料は一般300円。(※2021年10月現在、入園には整理券の予約が必要です)

~藪さんのコメント~

子どもが小さい頃、よく出かけていました。気軽に森林浴ができて、季節の花を眺めながらのんびりできるところが気に入っています。池の鯉やスッポンを眺めていると癒やされて、生き返る心地がするんです。夏の季節、子どもはセミの抜け殻を探すのに夢中ですし、自然を求めて行っている感じですね。起伏があって景色に変化があるので、散策も楽しい。青空と緑の向こうに東京ドームの白い屋根が見える風景にも、後楽園ならではの面白さを感じます。

小石川後楽園
  • 所在地

    東京都文京区後楽1-6-6

  • 電話番号

    03-3811-3015

  • 最寄駅

    後楽園

【2位】楽しい雰囲気の中、テラス席や芝生エリアでくつろげる/東京ドームシティ LaQua Garden

第2位の「東京ドームシティ」内にある「LaQua(ラクーア)」は、水をテーマとした融合商業施設。スパのイメージが強いかもしれませんが、ショップやレストラン、アトラクションも充実しています。


その1階にある中庭が、「LaQua Garden(ラクーアガーデン)」です。木陰に用意されたテラス席や寝転がってくつろげる芝生エリア、音楽や照明とともに楽しめる噴水(1日6回)などがあり、多くの家族連れで賑わっています。

ラクーアガーデン内には、ファストフード店、たこ焼き屋、アイスクリームショップなど、テイクアウトできる飲食店が多くあるので、場外で食事やおやつを楽しむのもいいでしょう。「水上メリーゴーランドやセンターレス大観覧車などのアトラクションが間近にあり、遊園地の楽しい雰囲気を無料で味わえるのも魅力です」と藪さんは言います。

~藪さんのコメント~

買い物時の休憩に最適なスポット。じっとしていられない子どもが一緒だと、決まった席で静かに食事をしなければいけないレストランより、こういった場所がありがたいんですよね。広くて賑やかなので、子どもがちょっとくらい騒いだり動き回ったりしても、気になりませんから。私たち家族は、ベーカリー「リトルマーメイド」でパンを買って、ここで食べるのが定番になっています。

東京ドームシティ LaQua(ラクーア)
  • 所在地

    東京都文京区春日1-1-1

  • 電話番号

    03-5800-9999

  • 最寄駅

    後楽園

【3位】バラ園と水辺空間が美しい穴場の公園/本郷給水所公苑

第3位で紹介する「本郷給水所公苑」は、東京都水道局が管理する本郷給水所の上にある区立公園。バラが植わった洋風庭園、池や雑木林が涼しげな和風庭園、児童遊園から成ります。


洋風庭園には左右対称にデザインされたフランス式花壇があり、53品種・約300株のバラが植えられています。バラは例年、春は5月中旬~6月上旬、秋は10月中旬~11月下旬に見頃を迎えます。

武蔵野の自然をイメージして造られた和風庭園には木々と水辺があり、散策や休憩にピッタリ。


奥は隣接する水道歴史館の野外展示場になっていて、江戸時代の神田上水が復原展示されています。

平日の午前中は乳幼児を連れた人が多く、午後になると学校を終えた小学生がやって来ます。昼時には、近隣で働く人や宅配業の人が東屋でお弁当を食べたり、木陰で本を読んだりする姿が見られます。

~藪さんのコメント~

地元の人以外、あまりよく知られていない‟穴場”だと思います。道路より高い位置にあるので、横を通っても気づきにくいんです。バラがきれいで、見頃には写真を撮りにやってくる人もいます。お弁当を持って行けば、バラを眺めながら優雅にランチを楽しめますよ。池や水路には水辺の生き物がたくさんいるので、子どもはおたまじゃくしやザリガニを探したり、眺めたりするのに夢中です。遊具もあって遊び飽きないので助かります。

本郷給水所公苑
  • 所在地

    東京都文京区本郷2-7

  • 電話番号

    03-5803-1252

  • 最寄駅

    水道橋

【番外編】古典芸能が堪能できる非日常の空間/宝生能楽堂

1913年に開館した「宝生能楽堂」は、公益社団法人宝生会の公演場。主に宝生流の能楽が行われていますが、他流の催しにも使われ、能楽の普及・発展のための場となっています。学校などへの出張公演、初心者から通える教室なども行っているのだそう。


能楽堂にある客席は490席。日本の伝統美を盛り込んだ檜造りの舞台が見事です。2013年には、観客席をよりすわり心地の良いシートにリニューアルされました。売店では能や狂言についての書籍をはじめ、足袋や袴、扇などが販売されています。


独特の世界観、美しい装束、和楽器の音色など、日本が長い歴史の中で育んできた魅力ある古典芸能をぜひお楽しみください。

~藪さんのコメント~

豊臣秀吉や徳川家康も愛したという「能」。事前にあらすじや見どころを確認しておけば理解しやすいと思いますが、楽しみ方は人それぞれです。違った解釈があってもいいですし、素直に音楽や所作を楽しむだけでもかまいません。華やかな装束や面に興味を持つ方も多いです。演目の多くは、現代にも通じる普遍的な物語ばかり。リラックスして、舞台上で展開される非日常の世界に浸っていただければ嬉しいです。

宝生能楽堂
  • 所在地

    東京都文京区本郷1-5-9

  • 電話番号

    03-3811-4843

  • 最寄駅

    後楽園

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