「おむすびのGABA秋葉原店」の牡蠣フライ食べ放題レポ

銀座線・末広町駅の1番出口すぐ側にある「おむすびのGABA（ギャバ） 秋葉原店」。精米機メーカーの「サタケ」とおしゃれな飲食店を展開する「KICHIRI」による、「GABAライス」のアンテナショップです。

GABAライスとは、精米機メーカー「サタケ」が作るお米。GABAというアミノ酸を通常の白米の5〜10倍も含み、抗ストレス作用があるといわれています。

店内はきちりプロデュースだけあってモダンな雰囲気。木目調のインテリアに、お米がモチーフのポスターや雑貨が飾られて“和”を感じさせます。「最先端のお米」というお店のコンセプトが伝わってきますね。

席は34席。店内は広々としているので開放感はバツグン。ゆったりとくつろげます。テーブル席だけでなく、カウンター席もあって、お一人様でも気兼ねなく食事を楽しめます。

客層は男女の割合は半々くらい。平日はサラリーマンが多いそうですが、秋葉原からも近いとあって休日は、ファミリーから海外の観光客までいろんな人が訪れるそう。

メニューはおにぎりに加えて、ランチとディナーに若鶏の唐揚げや牡蠣フライなど定食もラインナップ。食後、GABA米が気に入った人のために、1kg820円などで店頭販売もしています。

話題の「牡蠣フライ食べ放題」（1,620円）は、6年前から始めて徐々に人気を集めたそう。そして2018年にSNSで話題になり、一気に注目が集まりました。今では牡蠣フライ目当てのリピーターも少なくありません。

そんな食べ放題は冬季限定。2022年は10月8日（土）から12月末まで開催予定となっています（仕入れ状況により終了時期が前後する可能性あり）。毎日17時以降から注文でき、制限時間は40分間。GABA米と味噌汁付きだと1,930円となります。

もちろん一人OKなので、会社帰りの夕飯にサクッと「牡蠣フライ食べ放題」を楽しむのもありですね。

せっかくなので、「GABA米と味噌汁付」（1,930円）を実食。セットの味噌汁は「しじみ」「赤だし」「合わせみそ」の3種類があって日替わり。キャベツもおかわり自由です。

牡蠣フライはオーダー式で、最初のひと皿はカキフライ6個ですが、食べ終わったら好きな数だけ牡蠣フライを注文できます。

気になるお味はというと・・・めっちゃクリーミー！牡蠣の臭みは少なく、美味しさだけが口の中にとろ〜りと広がります。当然、衣は揚げたてサクサク。後からくる、広島産牡蠣のプリッとしまった食感もたまりせん。

甘味少なめの中濃ソースはさっぱりとしていて、素材の味を強調。牡蠣の甘みを際立たせてくれます。

タルタルソースは、甘みが強くて濃厚。より牡蠣のクリーミー感がパワーアップします。ソースをつけた時は味の印象が異なるので、飽きることなくいつまでも食べられちゃいそう。タルタルとソースを合わせて比率を変えつつ、“味ヘン”を楽しむのも良いかも♪

揚げ物の後には、やっぱりご飯をいきたくなります。パクリっといただくと、思わずニヤッ。通常の白米よりもうま味が強く甘めですが、粘りは弱め。ただ、芯が立っているので食感はしっかりしています。クセが少ない美味しさで、牡蠣フライとも相性バツグンです。

フライとお米の禁断の味を楽しんでいると、気がつくと牡蠣フライが0に・・・。もちろん、牡蠣フライをおかわり。一気に20個頼んでみました。すると出てきました、牡蠣フライの山が！すごい迫力ですが、めっちゃ美味しいので食べきれる気しかしません（笑）。

牡蠣フライの平均おかわり数は、だいたい15個。合計で20個くらい食べるのがアベレージとのこと。一方で最高記録は40個だそうです。

ちなみに、GABAライスは白米だけでなく、発芽玄米でもオーダー可能。玄米特有の香りで、食欲を刺激してくれます。白米と玄米の違いを味わうために、二度通うのもアリでしょう！

最終的に、カキフライを25個ほど食べてチャレンジ終了。「これはまた来たい！」という公私混同で、最後にお店に入りやすい時間をスタッフさんに質問しました。

どうやら19時台がピークタイムで、ラストオーダーが20時なので、早めの時間帯がベター。GABAの発芽玄米も時間によって売り切れてしまうので、なおさら17時〜18時の訪問が良さそう。牡蠣フライの予約は受け付けてないので、店の状況を見て食べに行きましょう。

【閉店】おむすびのGABA 秋葉原店

所在地：東京都千代田区外神田 4-7-2 サタケ東京本社ビル1F

最寄駅：末広町

電話番号：03-5298-5567

※こちらのお店は閉店しました。

取材・文・写真／ナツ（DOCUMENT）