一人飲みから締めのラーメンまで!「普通」の最高峰を目指すお店/ラーメン 大至

20年にわたって日本全国のラーメンを食べ歩き続けてきた、ラーメン評論家の山本剛志です。


今回は「普通のラーメンの最高峰」が味わえる「ラーメン 大至」をご紹介します。

一人飲みにも最適!御茶ノ水「ラーメン 大至」レポ_199643

御茶ノ水駅 聖橋口から徒歩6分、蔵前橋通り沿いにある「ラーメン 大至」。

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「普通のラーメンの最高峰」を目標に、2007年に創業。


緻密な仕事ぶりが、ラーメン好きだけでなく近隣の方にも支持されている人気店です。

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店内はカウンター席が2列、向かい合って並ぶレイアウト。一人でも気兼ねなく入店でき、もちろん女性客も歓迎です。


ランチタイムは食券制ですが、夜の部は卓上のメニューを見ながら注文します。

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そのメニューで注目してほしいのは右サイド。つまみや酒類が豊富な夜の部は「飲めるラーメン店」でもあり、一人飲みも楽しめます。

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ということで、まずは「生ビール」(400円)を。


通称「マルエフ」と呼ばれるアサヒ生ビールは、スーパードライが広まる前の味で、現在は業務用樽詰だけで流通しているという貴重な味です。

一人飲みにピッタリ!お酒もおつまみも豊富なラインナップ

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他にも日本酒や焼酎などもあります。


こちらは女性に人気の「とろける黒糖梅酒」(480円)のロック。甘さがありつつも、すっきりした飲み口です。

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つまみメニューの「いろどりサラダ」(380円)。コーンやほうれん草といったラーメンの具に加えて、プチトマトやレタスも入り、マヨネーズでさっぱりと食べられます。

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「つまみワンタン」(420円)は、プルンとした茹でワンタンを醤油とカラシでいただきます。ワンタンの餡にはクワイなども入っているので、シャクシャクした食感がポイントです。

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「つまみチャーシュー」(460円)は、2種類のチャーシューが楽しめる一品。そのまま食べればさっぱり、タレをかければまろやかな味が肉からも引き出されます。

締めのラーメンは「普通のラーメンの最高峰」の一杯を

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お酒やつまみを楽しんだら、そのまま「締めのラーメン」も味わえるのが同店のいいところ。基本メニューの「ラーメン」(750円)がこちら。


丸鶏・豚骨による動物系スープと、昆布・椎茸・鰹節などの乾物メインのスープをあわせた滋味深い味わい。人気店が使う事で知られる「浅草開化楼」の細麺を丁寧に茹で上げ、スープと滑らかに調和しています。


見た目には「ごく普通の醤油ラーメン」ですが、具も含めてそれぞれが丁寧に仕込まれ、「最高峰」を目指した一杯になっています。

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「大至」は季節ごとに様々な限定メニューを繰り出す事でも注目です。


冬季限定は味噌味で、挽肉や野菜ペーストを加えた味噌ダレがスープや太縮れ麺と馴染んだ奥深い一杯。


写真の「辛味噌ラーメン」(880円)はそこに生唐辛子を練り込んだバターが乗って、爽やかな辛さとコクを徐々に楽しめます。

まとめ

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ラーメンだけでももちろん、お酒やつまみを加えても楽しめる名店。「普通のラーメンの最高峰」を目指した味は、一度味わってほしい一杯です。気軽に立ち寄って、色々な味を楽しんでくださいね。

取材・文/山本剛志


※2019年12月8日時点の情報です。メニューや価格等は、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。

※価格はすべて税込です。

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※本記事内の情報は2019年12月08日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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