福島県二本松市の名店が、満を持して東京進出!/麺処若武者 ASAKUSA ~FUKUSHIMA NOODLE STYLE~
20年にわたって日本全国のラーメンを食べ歩き続けてきた、ラーメン評論家の山本剛志です。
2019年も、たくさんのラーメン店が開店しました。
その中でも今回は、東京都内で今年のうちに食べてほしい新店「麺処若武者 ASAKUSA」をご紹介します。
「麺処若武者」の店主・山本一平氏は中華料理の名店で修業し、2009年に福島県二本松市で創業。
現在は「みどり湯食堂」、「優味麺亭 やまどり」を合わせ、福島県内で3店舗を営業しています。
2019年7月に開店した「麺処若武者 ASAKUSA ~FUKUSHIMA NOODLE STYLE~」は、「麺処若武者」初の東京進出店。
「浅草で“福島”の名を掲げたラーメンで勝負したかった。」と、店主は意気込みに溢れています。
国際通り沿いにあり、東京メトロ・田原町駅、つくばエクスプレスの浅草駅から徒歩圏内とアクセスのよい場所にあります。
28時までと深夜営業もしているので、訪問しやすいのもうれしいポイント。
近隣に住む方も、海外からの観光客も気軽に訪れられるお店として愛されています。
1階はカウンター席で食券制。女性一人で利用している方も多いので、一人でも入りやすいと思いますよ。
グループ客には2階のテーブル席を案内しているので、複数人での訪問も安心です。
マニアが注目する新店のオススメの一杯、サイドメニューをご紹介
同店のイチオシメニューは「会津山塩物語」。(750円)
会津地鶏使った澄んだスープに、アサリ、シジミ、ハマグリ、ホタテ、アワビ、ホッキ貝を使った貝出汁をプラス。うっすらと背脂をかけて、バラチャーシューもトッピングされます。
温泉水から作られた「山塩」が、塩分を感じさせながら丸みのある味にまとまっていて、福島で打った太麺との相性もバツグンです。
もう一つの人気メニュー「濃厚福島鶏白湯」。(950円)
福島県の地鶏を使った白湯スープは、濁りが感じられながらこってりしすぎず、全粒粉を入れた細麺を小気味よく啜れます。
鶏白湯は、つけそばでも楽しめます。
「福島鶏白湯のつけそば」(900円)のつけ汁には、濃厚さと辛味、福島県名産の「えごま」がプラスされ、太麺としっかり合います。
醤油味の「黒煮干し中華そば」(850円)も人気メニュー。
大量の煮干しを醤油ダレに入れて、和風感を高めた一杯です。
サイドメニューで食べてほしいのは「名物温泉卵ぶためし」。
福島の銘柄豚である「エゴマ豚」を使用し、二本松市の桑の実やハチミツを使った味付けになっています。
ラーメンとセットにできる「小」(500円)のほか、がっつり食べられる「中」(800円)と「大」(1,100円)とサイズが選べます。
「手作り餃子」(450円/土日祝は19時から販売)は、肉がたっぷり入った餡を大きめの皮で手包みしている一品。
おなかの空き具合に合わせて、ラーメンのお供をチョイスしてみてくださいね。
まとめ
開店以来評判の店ですが、「混んでいてもすぐに入れるラーメン店にしたい。」という店主の狙い通り、長い行列ができるほどではなく、混雑時も待ち時間は短めとのこと。浅草観光や通勤の行き帰りになど気軽に立ち寄って、好みの味のラーメンを味わってみてください!
麺処若武者 ASAKUSA ~FUKUSHIMA NOODLE STYLE~
住所:東京都台東区西浅草2-27-12
電話番号:03-5246-4885
営業時間:11:00~28:00
定休日:不定休
最寄駅:田原町/浅草
取材・文/山本剛志
※2019年11月30日時点の情報です。メニューや価格等は、現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※価格はすべて税込です。
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事内の情報は2019年11月30日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。