レトロな世界にタイムスリップ!酒造跡を利用した複合施設/七ツ梅酒造跡

七ツ梅酒造跡

「七ツ梅酒造跡」があるのは、埼玉県の北部にある深谷市。新しい一万円札の顔となる渋沢栄一の生まれ故郷としても、今注目されているエリアです。

新宿・池袋から深谷までは電車で約1時間20分、深谷駅から七ツ梅酒造跡までは徒歩約10分で行くことができ、プチ旅行気分でデートを楽しめます。

七ツ梅酒造跡は、1694(元禄7)年にこの地に創業し、その後300年以上続いた歴史ある酒造の跡地。江戸時代を代表する銘酒「七ツ梅」を作っていたことから、この名前がつきました。



七ツ梅酒造跡

2004年に廃業し、現在では蔵を利用した14の店やイベントスペースが集結。隠れた観光スポットとして話題を呼んでいます。ノスタルジックな雰囲気で、映画の世界に迷い込んだみたい♡



七ツ梅酒造跡

約950坪の敷地には、母屋や店蔵、酒蔵などの建築群が残っています。3分もあれば回れるほどコンパクトなスペースですが、そこにはレトロな世界が凝縮! 

こちらは、赤いレンガが特徴的な「レンガ倉庫」。もともと製米蔵だったそう。建物をバックに二人で記念撮影をすれば、素敵な写真が撮れそうです♪



七ツ梅酒造跡

ひらけたスペースには、ベンチとテーブルが。こちらは誰でも利用OK。緑と懐かしい町並みに囲まれながら、ひと休みできますよ。



七ツ梅酒造跡

窯場には、レンガ造りの煙突が。レンガの街でもある、深谷らしい煙突です。 敷地内にはレトロなポイントがたくさんあるので、二人でレトロ探しを楽しんでくださいね♪



七ツ梅酒造跡
住所:埼玉県深谷市深谷町9-12
電話番号:048-573-8707(一般社団法人 まち遺し深谷)
※受付時間11:00~17:00火曜定休
最寄駅:深谷



豆にも焙煎にもこだわったコーヒーでひと休み♡焙煎機のある本格ロースター/50COFFEE&ROASTERY

50COFFEE ROASTERY

敷地内をひととおり散策したら、「50COFFEE&ROASTERY(フィフティーコーヒー アンド ロースタリー」でブレイクタイム。 こちらは、“コーヒー発信の場所に”という想いで、コーヒー好きの店主がオープンした本格ロースターです。

コーヒー豆は、農園からダイレクトに届く、高品質のスペシャリティコーヒーのみを使用。 中米の豆をメインに、店主が厳選した世界の豆がそろいます。

同じ産地でも、製法が違う2種類の豆を用意。製法が違うだけで風味が大きく変わるので、二人で異なる豆を注文して、飲み比べするのがオススメです♡



50COFFEE ROASTERY

店内の奥には大きな焙煎機が!こちらはアメリカ産の最新型焙煎機で、データを基に焙煎を行います。そのため、繊細に味を表現することができ、安定した美味しさの豆を焙煎できるそう。

タイミングが合えば、焙煎しているところを見られるかも!



50COFFEE ROASTERY

自慢の「フレンチプレスコーヒー」(590円)。

こちらのコーヒーは基本浅煎りで、豆そのものが持つ、フルーティーな風味を楽しめます。 淹れたてと少し時間が経ってからでは、コーヒーの味わいが変化。ゆっくり飲んでその変化を体感してみて!



50COFFEE ROASTERYチーズケーキ

姉妹店の「ロースターカフェ」で作ったプリンや焼き菓子などのオリジナルスイーツもラインナップ。

今回は、イチオシの「日替わりチーズケーキ」(520円)をチョイス。この日は、数あるチーズケーキの中でも一番人気の「オレオのチーズケーキ」でした。濃厚でずっしりとしたチーズケーキは、コーヒーとの相性もバツグンです♪



50COFFEE ROASTERY

カウンターでは、パッケージもかわいいオリジナルコーヒー豆を販売。おうちデート用に購入すれば、帰ってからの楽しみができますよ♡



50COFFEE ROASTERY

深谷市育ちの店主、五十嵐智さん。コーヒーの楽しみ方や豆知識などを教えてもらえるので、気になることがあったらぜひ質問してみてくださいね!



50COFFEE&ROASTERY
電話番号:048-577-4253
営業時間:11:00~17:00
定休日:月、火




酒蔵をリノベーションした映画館で、気になる名作を鑑賞!/深谷シネマ

深谷シネマ

コーヒーで癒やされたら、「深谷シネマ」で映画鑑賞!

深谷シネマは、“市民のための映画館”として誕生した、日本で唯一の酒蔵を改装したミニシアターです。当時の姿をのこした、瓦屋根の建物が趣きいっぱい。



深谷シネマ

中に入るとすぐチケット売り場が。チケットは当日券のみの販売で、大人1,100円。入館したら、まずお目当ての映画のチケットを購入しておきましょう。

上映は1日5回。2週間~4週間程で作品が変わり、年に約120作品を上映しています。 最終上映開始時間は20時~なので、夜デートでも利用できますよ。



深谷シネマ

こちらは誰でも使える交流スペース。 映画が始まるまでの時間を過ごしたり、鑑賞後映画の感想を話したりするのにぴったりです。



深谷シネマ

スクリーンは一つで、全60席を用意。全席自由なので、好みの場所をセレクトして。椅子は厚みがありふわふわで、座り心地バツグン♪リラックスして映画鑑賞ができますよ。



深谷シネマ

映写室には、今は珍しい昔ながらの映写機もあります。

事前予約で見学することもできるので、映画好きなカップルは訪れる前に問い合わせてみてくださいね!



深谷シネマ
電話番号:048-551-4592
営業時間:9:30〜20:00※作品や日によって異なる
定休日:火




地酒と地場素材で乾杯!蔵人が手がける小さな居酒屋/蔵人の居酒屋 二兎三兎

二兎三兎

最後は、日本酒やワインが飲める「蔵人の居酒屋 二兎三兎(ニトサント)」で晩ご飯。赤ちょうちんが目印です。 最大11名の小さなお店なので、事前予約をしておくと安心ですよ。



二兎三兎

引き戸を開けるとすぐ、カウンター席が現れます。この2席のみのカウンターは、店主との会話も楽しめる特等席。空いていたらラッキー!



二兎三兎

入って左は座敷席になっています。店内の改装は店主自ら行ったそう。シンプルであたたかみのある空間は、居心地バツグンです♪



二兎三兎

店主の中座大輔さんは、昼は日本酒とワイン製造を行っています。

作り手ということもあり、日本酒とワインの知識や愛情があふれていて、製造の話や味の特徴など、いろいろなおもしろいお話を聞かせてもらえます。日本酒やワイン好きのカップルはたまらないですね♪

もちろんお店では、店主が作った日本酒やワインも提供。実際にお酒を飲みながら製造秘話を聞けば、さらに美味しさがアップするはず!



二兎三兎カレー焼きそば

料理には、野菜や卵など地場素材をふんだんに使用。おつまみやパスタなどジャンルはさまざまで、メニューはそのときどきによって変わります。

イチオシは、定番で人気の「カレーやきそば」(850円)。やきそばと言っても、麺はなんとパスタ。店主がイタリアン出身ということで、パスタを使用しているそう。

ニンニクやカレーで味付けをしていて、パンチの効いたクセになる味わいです♪半熟の目玉焼きを全体に絡めれば、マイルドな味に変化してまた美味。パスタのつるりとした口当たりもよく、想像以上にぺろりと食べられますよ!



二兎三兎

店主さんが作った、深谷市の水で醸された地酒「菊水 しぼりたて生酒」(小350円)と合わせていただくのがオススメ。

地酒と地場素材のお料理のマリアージュを、心ゆくまで堪能してくださいね。



蔵人の居酒屋 二兎三兎
電話番号:070-5509-1386
営業時間:18:00〜21:30頃※お客様の帰られる時間によって前後します
定休日:月〜木※ほか相談可能
※10~3月は酒造りのため休業



まとめ

七ツ梅酒造跡

七ツ梅酒造跡は、そのノスタルジックな空間はもちろん、デートで行きたい魅力的なお店がたくさん!ほかにも、古書店やギャラリーなど、興味深いお店があるのぜ、ぜひそちらも訪れてみて。



七ツ梅酒造跡

リアルなレトロなので、雰囲気のいい写真もたくさん撮れて、思い出に残るデートになりそうですね♡



取材・文/石部 千晶(六識)
※2019年8月22日時点の情報です。価格・メニューなど、内容は変更になる場合があります。
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