東京ミッドタウンと檜町公園は、僕にとって思い出の場所なんです
―小泉孝太郎さんが今最も気になっているのが、東京ミッドタウン日比谷。
「特に映画館(TOHOシネマズ 日比谷)が気になっています。国内最大規模のスクリーンを体感してみたいのと、友達がとても良い映画館だと言っていたので。
あと僕、ミッドタウンが個人的に好きなんです。六本木にも東京ミッドタウンがありますが、そちらにはよく行きます。あの大胆な吹き抜けやゆったりとした独特の空間は、いるだけでとても落ち着くんですよね」
―偶然にも今号の特集エリアは六本木であることを伝えると、「じゃあちょうど良かった!」と言って続ける。
「東京ミッドタウンの隣りにある、檜町(ひのきちょう)公園も最高ですよね。芝生広場が気持ち良くて、季節ごとに開催されるイベントも楽しい。
先日、檜町公園に散歩に行ったのですが、小さな苗の状態で植えられた頃から知っていた桜の木が、すごく大きくなっていて。いつの間にこんなに成長したんだと、とても感動しました」
―小泉さんが、東京ミッドタウンや檜町公園に詳しいのには理由がある。
「所属事務所が外苑東通りに面しているので、ずっと前からこの界隈を知っているんです。東京ミッドタウンの建設が始まった頃は、事務所の脇にある寮で苦労しながら生活していたので、とても思い入れがありますね」
―そんな小泉さんのおでかけは、一人を楽しむソロ活派。
「仕事柄、友達と時間を合わせるのが難しいので、出かけるときはだいたい一人。食事ならば街の定食屋さんを筆頭に、焼肉やラーメン、焼鳥やもつ鍋、高級フレンチまであらゆるソロ活を経験しました。
ただ、フレンチのソロはおすすめしません(笑)。コース料理を一人で食べるのは、やっぱり寂しいですから」
―いろいろな飲食店を巡るにつけ、最近気づいたことがあるそう。
「子どもの頃、父(元内閣総理大臣 小泉純一郎氏)に連れられて、六本木や銀座、赤坂界隈にあるお店によく足を運んでいたんです。
最近そういうお店に一人で行くのですが、年齢を重ねた今だからこそ素敵なお店だなと思うことが多くて。料理の味だけでなく、サービスや心遣いも本当に素晴らしいんだなと改めて感じて。真の良店の魅力を大人になって知ったような気がしますね。
これからは、そういうお店を自分でも開拓していきたいです」
―“空気は読めないが事件は読める”、エリートキャリアで究極のKY刑事・小早川冬彦(小泉孝太郎)と、松下由樹さん扮する“男まさりで口の悪い”ベテラン刑事・寺田寅三(とらみ)の“迷コンビ”を中心に織りなすドラマ『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~』が今夏、SEASON4としてスタート。
冬彦を演じるのは4度目となる小泉さんだが、最初は不安だったそう。
「4回も主演をやらせてもらえるなんて光栄なことですが、もし自分の中に『またやるの?』みたいなネガティブなモチベーションが少しでもあったら、絶対にダメだと思ったんです。
でも台本を読み終わって、衣装合わせをして、松下(由樹)さんをはじめ『ゼロ係』のメンバーと会った瞬間、そんな気持ちは微塵も無くなりましたね。
むしろ自分の中でみなぎるものがあったんです。そのときに初めて大丈夫だと思えました。今は幸せを感じながら演じさせてもらっています」
―これまでのシーズンと同様、冬彦の"KY感"は今回も健在。
「今まで、冬彦というキャラクターを自分なりに弾けさせてきました。手足に繋がれた鎖みたいなものを自分の中で外して、冬彦という役をどんどん軽やかにしてきたつもりですし、今回もそれは意識していこうと思っています。
もちろんやり過ぎてはいけないし、原点に立ち返らなければいけない部分もあるんですけど、主役である僕がスピードを緩めずに、とにかく突っ走っていかなきゃとは思っていますね。やりすぎたら監督が止めてくれると思いますし(笑)」
―冬彦と似ていると思う部分はあるか尋ねると、「自分では無いとは思うんですけど…」と前置きをしつつ。
「松下さんからは『冬彦の無邪気さって、実は孝太郎くんとすごく似ているような気がする』って言われますね。僕はぜんぜん思わないんですけど(笑)。
ただ台本を読んだり、冬彦を演じたりしていて少し思うのは、気になることがあるとずっとそこに没頭するところや、物事を悲観的に捉えないところは少し似ているのかな、と」
―そんな小泉さんには、最近嬉しいことがあったそう。
「『ゼロ係』の視聴者の方から『ドラマを見た後はものすごく元気になる』というメールをいただいて、それがとても励みになっています。このドラマの醍醐味は、まさしくそこだと思っていて。視聴者の皆さんを元気づけられるように、冬彦を炸裂させなきゃいけないと思っています。
これまでと同様、シリアスな内容とコミカルなキャラを意識しつつ、最終的にはほっこりとした空気で包み込む。そんな、ほかの刑事ドラマには無い雰囲気をSEASON4でも作れたらいいなと思います」
photo:Mariko Tosa hair&make up:Takeshi Ishikawa text:Kei Osawa
小泉孝太郎
こいずみ・こうたろう 1978年7月10日生まれ。神奈川県出身。
2002年のフジテレビ系ドラマ『初体験』で俳優デビュー。同年のTBS系ドラマ『狂った果実2002』では主演を果たすなど、その後も多くの作品に出演。俳優業以外にもTBS系のバラエティ『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』やテレビ東京系の情報番組『よじごじDays』でMCを務めるなど幅広く活躍。
公式情報はコチラ→izawaoffice.jp/koizumi
『警視庁ゼロ係 ~生活安全課なんでも相談室~ SEASON4』
2016年から数え、これまで3回放送された人気シリーズ。相変わらず管轄外の事件に首をつっこむ冬彦(小泉孝太郎)と、それに付き合わされる寅三(松下由樹)やゼロ係メンバー。仕事は些細な通報や苦情、クレーム処理など雑用ばかり。しかしなぜか、いつものごとくゼロ係は難事件に巻き込まれていく。毎週金曜20時よりテレビ東京系列にてオンエア中。出演:小泉孝太郎、松下由樹ほか
©2019 テレビ東京
公式情報はコチラ→www.tv-tokyo.co.jp/zerogakari4/
週末に出かけたい!おすすめ「おでかけスポット」はコチラ
個性あふれる計60店舗がラインナップ。都心最大級のシネコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」での映画や、エキシビジョンスペース「Q HALL」でのステージも楽しめる複合施設です。
最寄駅:日比谷、有楽町
⇒スポットの詳細はこちら
LET'S ENJOY INTERVIEW 過去の記事をチェック
・Vol.52 反町隆史さん(2019/6/24UP)
・Vol.51 芦田愛菜さん(2019/5/24UP)
・Vol.50 柴咲コウさん(2019/4/24UP)
・Vol.49 上白石萌音さん(2019/3/22UP)
・Vol.48 夏帆さん 太賀さん(2019/2/22UP)
【LET’S ENJOY INTERVIEW】 過去記事一覧へ >>>
- 当サイト内のおでかけ情報に関して
-
※本記事は2019年07月23日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、掲載している情報に変更が生じる場合があります。最新情報は直接お問い合わせください。
※おでかけの際はマスクの着用、手洗い・手指消毒などを心がけ、感染拡大の防止に十分ご配慮いただきますようお願いします。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。