豆乳スープにパン…本場台湾の朝食を堪能/東京豆漿生活
五反田駅から徒歩5分、大崎広小路方面に向かう途中に「東京豆漿(トウジャン)生活」はあります。
店主の田邊さんは、朝食を大切にする台湾の食文化に触れ、学生も社会人も朝から活発に過ごす様子に感銘を受けて「日本でも台湾の朝食が食べられるお店を開きたい」と思ったのが「東京豆漿生活」を開くきっかけになったのだとか。
オープンするにあたって「お客さんが日常的に利用できるように」と、オフィス街と住宅地の中心エリアにあたるこの立地を選んだそう。
入り口には可愛い看板がお出迎え♪平日は出勤前のビジネスパーソンや近隣のご近所さん、休日はやカップルや遠方から足を運んで・・・など、さまざまなお客さんで行列ができるほどの人気ぶり!
店内に入ると、コンクリートと木目を基調にした素朴な造り。通り沿いに面した大きな窓からは、たっぷりと光が差し込み、明るい雰囲気。ここで丁寧な朝食をとれば、ステキな一日を過ごせそうな気がします!
とろっとろの豆乳スープと、一日200個完売の「酥餅(スーピン)」を堪能
カウンターからキッチンの様子をうかがうこともでき、台湾現地の食堂を思わせる雰囲気です。レジ横には、スタッフがその日の早朝から焼き上げる台湾式パンが並びます。
パンとパイの間のような中国菓子、「酥餅(スーピン)」。焼き菓子のような甘い系と、具材に大根や肉などのお惣菜が入ったしょっぱい系を常備。テイクアウトもOK!
毎日200個以上が午前中には完売してしまうそう!訪れたこの日、11時過ぎにはもう売り切れ間近でした。特に土曜は朝から行列が出来るので、早めの来店がマストです!
カウンターでオーダーし、その場でお会計を済ませたら、早速テーブルへ♪
今回は定番の朝食「鹹豆漿(シェントウジャン)」、「花生餅(ピーナッツ)」と「胡麻餅(ゴマ)」をオーダーしました。
台湾では、朝食は外で食べるのが当たり前。お酢で味わう温かい豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」(500円)は、家庭料理ではなくお店で食べる一品です。お店によってアレンジは異なりますが、「東京豆漿生活」でいただけるのは、本場レシピのスタンダードなものなんだとか。
スプーンでかき混ぜると、お酢で豆乳が固まって、おぼろ豆腐のようにとろっとろに。一口食べると口当たりがなめらかで、すぐに次の一口が欲しくなります。
お酢のほのかな酸味と、ラー油のピリッとした辛さ、そこへ豆乳の優しい甘みが加わり、胃に優しく、さっぱり!朝から身体が喜びそうっ♡スープに入っている干しエビやネギ、サクサクした揚げパンや、干し大根のポリポリ食感も楽しい♪
こちらは「花生餅(ピーナッツ)」(280円)。小麦の生地とラードを練り込んだ生地を重ねて層を作ることで、サクサクとしていながらも、しっとりとした食感に仕上がるのだそう。
甘く香ばしいピーナッツのつぶつぶがクセになりそう♡
「胡麻餅(ゴマ)」(240円)は「花生餅(ピーナッツ)」に比べ、ほろほろとした食感が特徴。風味豊かな黒ゴマが口の中に広がります。
どちらも中身がぎっしり入っていて、見た目以上にボリュームがあるので、しっかりお腹にたまります。いろんな味を食べたいなら、彼と半分ずつシェアするのがオススメ♪
搾り立てのフレッシュ豆乳も見逃せない!
お店では、毎日搾り立ての新鮮な豆乳(280円)もいただけます!メニューはプレーンのほかに、黒ゴマ・白ゴマをふんだんに使った「胡麻豆漿」(420円)や、オリジナルの黒糖シロップを使った「黒糖豆漿」(420円)も。夏はやっぱり「冷」で飲むのがオススメです。
店内からは、豆乳を絞る作業場を見ることもできるんです♪豆乳の原料は、北海道や九州など国産の大豆を厳選して使用。この日は宮城県産「ミヤギシロメ」という品種の大豆が使われていました。
豆乳はお好みで甘さを調整することもでき、味を変えたい時にも◎!
まとめ
「休日くらいはのんびり寝坊したい・・・」なんて思ってしまうけれど、彼とちょっと早起きした朝は、ごはんを食べにおでかけしてみては?朝からしっかりエネルギーチャージすれば、有意義な一日が過ごせるはず♡
東京豆漿生活
所在地:東京都品川区西五反田1-20-3
電話番号:03-6417-0335
最寄駅:大崎広小路/五反田
取材・文/皆川 夕美
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※本記事内の情報は2020年08月11日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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※2022年2月情報更新。