都心から約90分、鮮やかで美しい庭園が迎えてくれる「箱根ラリック美術館」。静謐な空気が流れるミュージアムでは、フランスのジュエリーとガラスの工芸作家「ルネ・ラリック」の繊細な作品で、好奇心を満たす。そのラリックが室内装飾を手がけた豪華寝台特急「オリエント急行」で、ゆったりとティータイムを楽しむ。そんなひとときを過ごせば、いつの間にか心がほぐれ、ふわりと気持ちが落ち着いていることに気付くだろう。


繊細で美しい作品の数々、過去に思い馳せる豪華寝台

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館

ラリック美術館



緑に包まれながら楽しむアートとティータイム

喧騒から少し離れて訪れた先には、フランスの風を感じるミュージアム。

光と色があふれるアートに、歴史感じる寝台特急。

目に映るものすべてが美しく、それていで心落ち着く場所がここにはあった。




今回訪れた「ゆるむ」/箱根ラリック美術館

ラリック美術館

箱根湯本駅より箱根登山バスに乗り、約30分。フランス・シャンパーニュ地方出身の宝飾・ガラス工芸作家、ルネ・ラリックの作品を所蔵・展示する「箱根ラリック美術館」。

七宝を駆使した独創的なジュエリーから、光や見る角度により美しいニュアンスをかもし出す、繊細なガラス作品が並んでいる。

また七色に輝くオパールと、ラリックの代表的な色ガラスである“オパルセントガラス”を使った企画展「オパールとオパルセント 魔性の光に魅せられて」は、2018年12月2日(日)まで開催。


ラリック美術館 ル・トラン

そのラリックが内装装飾を担当したのが、1929年に南仏を目指した豪華列車「コート・ダジュール号」のサロンカー。

サロンカーは後にオリエント急行の路線でも運行し、2001年まで現役で活躍していた。


ラリック美術館 ル・トラン ティーセット

同施設の特別展示「ル・トラン」は、車両見学はもちろん、車内で季節によって変わるデザートとドリンクのセットメニュー(2,100円)を楽しめる。

緑に囲まれた美術館、豪華な装飾が施された列車内での上品なティータイムは、日常を忘れ癒されるひとときになるだろう。



箱根ラリック美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原186-1
電話番号:0460-84-2255
開館時間:9:00~17:00(美術館入館は16:30まで)
美術館入館料:1,500円
LE TRAIN(ル・トラン):2,100円(ティーセット付、見学含45分)
LE TRAIN 予約時間:10:00~16:00(1時間毎/定員20名) ※当日現地にて受付
定休日:年中無休(展示替のため臨時休館あり)
最寄駅:箱根湯本
※箱根登山バス「仙石案内所前」下車



取材/黒澤陽二郎


※2018年6月14日の情報です。
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