「銭湯は僕にとって生活の一部(笑)。銭湯からあがった後の一杯がまた最高なんです!」

―抜群の存在感と確かな演技力を持つ人気俳優、桐谷健太さん。忙しく過ごす日々の中、休日の過ごし方はお決まりのパターンがあるのだとか。

「基本的には、家の近所や公園をぷらっと出歩いたりすることが多いですね。休日は何も考えずにぼーっと過ごすことを楽しんでいます。本当に時間をかけてゆっくりしたいときは、自然のある場所に行きますね。海や山など、ドライブがてら、郊外の方にも行ったりします。あと近場だと銭湯。今日も仕事が終わったら行こうと思ってるんですけど、都内の銭湯めぐりとかもしてみたいです」


―実は桐谷さん、無類の銭湯好き。

「もう昔っから大好き。ある種、生活の一部なんです(笑)。スーパー銭湯も行きますけど、どちらかというと、昔ながらのアジがある銭湯が好きですね。近所に50年以上営業しているいい感じに古めかしい木造建築の銭湯があるんですけど、そこがもう最高なんです!風呂上がりの友達との乾杯も、これがまた美味いんですよね(笑)」


―2016年はCMで話題になったヒット曲「海の声」でNHK紅白歌合戦にも初登場。多忙な年末年始を迎えた桐谷さんだが…

「年内の仕事を全部終えて、お正月、元旦の起き抜けに、達成感に浸りながら飲んだシャンパンは、めちゃくちゃおいしかったです」


―この春は、多忙だった2016年にできなかったことを実現させたいという。

「テントを新しく購入したので、温かくなってきたら今年こそキャンプをしたいんですよね。最初はキャンプ施設が整っているようなところでいいから、川で魚を釣ったり、BBQしたり、自然に触れあいながらみんなで楽しくすごしたいです」

「心温かなマキオを演じ、役者としてまた新たな感覚が生まれた」

―今回、映画『彼らが本気で編むときは、』で桐谷さんが演じるマキオは、トランスジェンダーの恋人を持つ男性という難しい役どころだ。

「マキオは、いつもリンコさん(生田斗真)のことをそばで見守っている人なので、そっと触れるような空気感を意識しました。マキオがリンコさんを想う愛する気持ちやそばにいたいと想う気持ちは、僕となんら変わらない。それを核にマキオ像を構築していきました。」


―過去に共演経験がある生田斗真さんとは息もぴったり。

「リンコさん役の斗真とは今回キスシーンもあったんですけど、昔、ドラマの打ち上げのときに経験済みだったので、そこはすんなりできました(笑)。冗談はさておき、彼とは気のおけない間柄だったので、その距離感も功を奏したといいますか、自分たちにしか出せない雰囲気の中でお芝居ができたと思います」


―心優しいマキオを演じる中で、桐谷さん自身の中にも新たな発見があったという。

「今までは『俺が一番目立ったろ』的な部分があったと思うんです。でも今回は、斗真を美しく見せるお手伝いができたら、支えられたらと。演じたマキオがそういう性格だったからなのかもしれませんが、僕の性格が変わるタイミングと役柄が不思議と重なったんです。僕が「目立ってやろう」ってなったら、それはマキオではないし。その“そっと触れるような感覚”が自分の中に元々あったのか、外から入ってきた部分なのかはわからないんですけど、マキオを演じるときに無意識にそうなってました。だからちょっと自分の中では、驚きというか、役者として新たな感覚を作ることができました。」


―本作は母と子の関係性についても一石を投じているが、桐谷さん自身が持つ、お母さんとの思い出をうかがった。

「先日、ドキュメンタリー番組のお仕事でベネズエラの秘境に行ったんですけど、あまりにも自然が近すぎて、感動と同時にものすごい恐怖を感じたんです。そしてなぜかその夜、テントの中で信じられないくらい怖くなってしまって…。そのときに、おかんが持たせてくれたお守りがあるんですけど、それがちりんと鳴ったんですよ。それを聞いたときに『地球の裏側なのに見てくれてるやん』って思って感動しました」

photo:Megumi Uchiyama、text:Kei Osawa、Styling:Yusuke Okai、Hair&Make-up:Tatsuya Ishizaki

PROFILE & INFORMATION

桐谷健太(きりたに・けんた)


2002年、ドラマ『九龍で会いましょう』で俳優デビュー。2003年に『ゲロッパ!』で映画初出演をすると、2007年には映画『GROW 愚郎』で初主演を果たす。その後は多くの作品に出演。また歌手としての顔ももっており、昨年はCMソング『海の声』が大ヒット。第49回日本有線大賞』特別賞、『第58回日本レコード大賞』優秀作品賞を受賞。第67回NHK紅白歌合戦に初出場を果たした。

映画『彼らが本気で編むときは、』

映画『彼らが本気で編むときは、』

美しきトランスジェンダーの女性・リンコ(生田斗真)とその恋人・マキオ(桐谷健太)、そして愛情を知らない孤独な少女・トモ。3人がそれぞれの幸せを見つけるまでの温かな60日。2017年2月25日(土)より新宿ピカデリー、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー。第67回ベルリン国際映画祭 正式出品作品。出演:生田斗真、桐谷健太、ミムラ ほか。配給:スールキートス
© 2017「彼らが本気で編むときは、」製作委員会

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帝国湯
  • 所在地

    東京都荒川区東日暮里3-22-3

  • 電話番号

    03-3891-4637

  • 最寄駅

    三河島

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