西武線の池袋駅にやってきました。CMでもおなじみの西武特急レッドアロー号で秩父を目指します。
池袋から西武秩父駅まで約1時間20分で一直線です。
西武秩父駅に到着。お目当ての秩父鉄道SL「パレオエクスプレス」が目の前に!
今回は特別運行日のためSLがすぐ向かいのホームに停車していますが、普段は一旦改札を出て徒歩5~10分程の秩父鉄道の駅(御花畑駅)からの乗車となります。
SLは煙を吐いて発車スタンバイ。その車体は思ったよりも大きく力強そうです。
客車もえんじ色で、豊かな自然の中で古くからの歴史・文化が息づく秩父路の景観にマッチします。
車内はワインレッド色のボックスシートに開閉できる二段の窓で、昭和レトロなSL列車の旅が味わえます。
「ポーッ」という大きな汽笛が聞こえ、下りSL列車が出発。三峰口(みつみねぐち)駅まで約30分の旅です。
SLの車内ではお弁当も販売されています。この日は限定弁当をゲット。
車内販売がやってきました。SLグッズやお菓子、ビールなども買うことが出来ます。お土産にもおすすめ。
車内には乗車記念スタンプ台も設置されていました。私も旅の記念にポン!
折り返し地点の三峰口駅に到着。ここでは転車台見学や給水作業などが見学できると聞き、駅の外へ出てみました。
SLの命である石炭と水。この駅で補給している様子を観察します。暑い中での石炭ならしは大変そうでした。ちなみにこのSL列車1日の運行で約9トンの水を使うそうです。
駅から少し歩いて転車台にやってきました。ここでSLは折り返しのために向きを変えます。大きな車体が回る様子は迫力満点!
転車台の近くにはかつて使用されていた貨車なども展示されていて、中に乗る事もできます。
折り返し上り(熊谷行き)のSLに乗り込みます。特別日だったのでホームでジャズ演奏も行われていました。
三峰口駅から揺られること1時間10分、途中の長瀞(ながとろ)駅で下車しSLとはお別れ。とても味のある駅舎です。
駅の真向かいに「ライン川下り」の案内・発券所があります。と、その前に近くに有名なかき氷屋さんがあるとの事で先にそちらにお邪魔します。
普段はとても並ぶ「阿左美冷蔵」。長瀞駅近くにある支店「寶登山道店」に運良くすぐに入店できました。天然氷のかき氷が食べられることで有名です。
お店おすすめの「蔵元秘伝みつのかき氷」を注文。味がおいしいこともさることながら、氷そのものがおいしいことや、天然氷ゆえ頭がキーンとならないことに驚愕!
クールダウンした後は先程の発券所に戻り、ライン川下りのチケットを購入。乗り場の案内図も渡されました。
発券所から乗り場まで徒歩5分くらい。到着すると、既に多くの人が乗船中。胸が高鳴ります。
最後の1席に滑り込みセーフ。私が乗るとすぐに出発しました。
一番後ろかと思いきや、まさかの一番前に!一生懸命力強く漕ぎ進める船頭さんの後姿がカッコイイですね。
急流ポイントでは水しぶきよけにビニールがあるので、洋服も濡れる心配ご無用。
船頭さんの話では、イタズラで橋の上から物を落としてくる人がいるとかいないとか…(笑)
あっ、大きな岩が!危ない!船頭さんの華麗な棹さばきで無事回避。
流れが速い場所、秩父の美しい景色が眺められる場所など楽しめるポイントが盛り沢山です。
あっという間に川下りも終了。乗ってきた船はなんとクレーンで吊り上げられトラックで上流まで運ばれていきました。
おひとり様でのSLや川下りはハードルが高いと思っていましたが、実際行ってみると時間を忘れて満喫してしまいまいました。都心からも意外と近い秩父でリフレッシュソロ活は如何でしょうか!
※2016年7月12日時点の情報です。施設の情報、内容等は変更になる場合があります。
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