「inSPYre(インスパイヤ)」は入口から雰囲気満点!
▲秘密組織の基地のような雰囲気が気分を盛り上げます。
「inSPYre(インスパイヤ)」は、JR新宿駅東口から徒歩約5分のヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町の6階にあります。エレベーターから出ると、間違えて地下に来ちゃった!?と思わせるような、ダークな雰囲気が広がります。このフロアの中でアトラクションが遊べるんですね!
▲施設は会員制。IDカードは100円で発行できます。
ほんのりと暗い照明の店内は一人だと少しドキドキしますが、勇気を出してまずは受付を済ませます。1プレイは1,000円とわりとお手軽?会員制なので、初回のみIDカードを100円で発行してもらいます。
▲待合兼飲食スペースにもガスマスクや謎の木箱がありまさにアジトっぽい。
受付を済ませたら、順番が来るまで待合スペースで待機します。プレイ人数は1名からで、最大5名のグループまでOK。最大8チームまで同時にプレイできるので、タイミングがよければ待ち時間はほとんどなく、すぐ遊べます。
周りを見渡すとグループできている人ばかりかと思いきや、一人で来ている男性もいてひと安心。ちなみに、入口横には無料で使えるロッカーがあるので、荷物を預けて身軽な状態で挑みましょう!
「inSPYre(インスパイヤ)」のアトラクション内は、悪の組織「BLACK-MAX」のアジトという設定。参加者は諜報機関「inSPYre」スパイとして、アジト内の謎を解いたりトラップをかいくぐったりしながらミッションをクリアし、脱出を図ります。知力だけでなく、アクションも要求されるという、まさに全方位型のアトラクションというわけです。
ミッション受託!顔認証で個人成績が残る!?
▲ミッションルームに入ると扉が閉められます・・・檻に閉じ込められた気分。
番号を呼ばれたら、1グループ1台の端末と腕章を受け取ってミッションルームに移動。部屋にはIDカードのスキャナーと、アトラクション業界初の「顔認証システム」があります。この2つのアイテムで個人のプレイ成績を記録することが可能。何度も遊ぶことでプレイデータが蓄積され、プレイヤー同士で成績を競うことができるシステムです(データはスマホの専用アプリから閲覧が可能)。デジタルとアナログの特性をうまく融合していますね。
▲司令官からのミッションが!がんばります!
しばらくすると、ミッションルームのモニターに「inSPYre」の司令官が映し出されミッションを説明します。私に与えられたのは、「BLACK-MAX」のアジト内で「武器の密売を阻止」してから脱出せよという内容。
こうしたミッションは20種類近くあり、参加グループ毎にランダムで異なるミッションが与えられます。「最終兵器の基盤を入手せよ」「防衛システムのハッキングを阻止せよ」「捕らわれた科学者を解放せよ」などと、スパイ映画を連想させるワクワクする内容ばかり。(※ミッションのラインナップは変更される場合があります)
▲敵のアジトにつながるシャッターがオープン!
ミッションの説明を受けたら、BLACK-MAXのアジトへ続く扉がオープン。潜入開始です!
いよいよスパイ活動開始!
▲一歩踏み入れるとそこはもう敵のアジトの中!サーチライトも動いていてリアルです。
▲ミッションクリアのカギが隠された、謎の部屋がいくつもあります。
▲内部にはBLACK-MAXの構成員も!声をかけられたらスパイらしく、味方のフリをするべし!
ゲームの舞台となるスペースの広さはなんと350坪。その広大なフロアの中に休憩室のような部屋、事務室のような部屋、ロッカールーム、鍵のかかった謎の部屋、左右にコンテナが積んである細い通路など様々な怪しい空間が配置され、スパイの気分を盛り上げます。
▲端末には逐一行動の指示と、謎を説くためのヒントが届けられます。
端末に届くミッションの詳細とヒントをもとに、アジト内を歩き回ってモノ探し&謎解きをするのが基本。筆者に下された最初の指示は「BLACK-MAXの帳簿を探せ」というもの。ヒントをもとに入れる部屋を手当たり次第に見て、棚やファイルをチェック。プレイ中は他のプレイヤーともすれ違いますが、時には敵役に扮したスタッフが「何か探しているのか?」などと声をかけてくることもあってドキドキ。味方を装いながら話を聞けば、うまくヒントを聞き出すこともできるかもしれません。
私はというと・・・ヒントを有効活用できず、右往左往している間にまさかのタイムアタック!わ~、けっこう難しい。制限時間は10分などで、あっという間。え、もう終わり?
▲時には登ったり狭い場所に入りこんだりすることも!?
インドア派の筆者としては、10分間という短時間で広いアジト内を歩き回りながら謎を解くだけでも良い運動になりました。初回プレイはなんともふがいない結果になってしまいましたが、ミッションによっては謎解きだけではなく、ダクトを通ったりレーザーをかいくぐったりするアクションが求められるタイプもあるそう。
▲専用スマホアプリにIDカードを連携させると、ミッションの進捗や成績が管理できます。
スタッフさん曰く、やはりグループで挑むと謎解きの相談もできて突破率は上がるそう。筆者の結果もダメダメでしたが、一人だと「頼れるのは己だけ」というスリルが高く、よりスパイになりきれるのが楽しいです!
もちろん、腕を磨けば一人でクリアも夢じゃありません。実際に一人参加の男性は常連さんとのことで、難なくクリアしていました。一人前のスパイは一日にしてならず!
スパイ活動のあとは美味しい食事で腹ごしらえ
「inSPYre(インスパイヤ)」にはカフェスペースもあります。
▲本来なら勝者だけが飲める!?金箔入りの「ヴィクトリーハイボール」(980円)
▲スパイ活動で疲れた体にパワーチャージしたいなら「カツカレー」(750円)もオススメ
カツカレーにポテトやソーセージといった食事から、ドリンク、アルコールも提供しているので、ここで腹ごしらえもできちゃいます。なかには、悪の組織「BLACK-MAX」の特製メニューも……コレ、トッピングされているの、いもむし!? 刺激的!
アトラクションはせず、カフェスペースのみでも利用ができるそう。「inSPYre(インスパイヤ)」の営業時間は午前11時~翌午前5時まで。仕事終わりに一人でフラリと遊びにいき、夜通しスパイ活動するのも楽しそうですね!
まとめ
謎解き系の頭を使うアトラクションは最近増えてきていますが、「inSPYre(インスパイヤ)」は知能だけでなく、アクションも必要とされるのが特徴。常設で、かつスマートフォンを利用してプレイデータを蓄積できるということもあり、ハマったらとことん遊べるのが楽しいですね。グループでわいわい遊ぶのも良いですが、ソロなら人に気を使わずに、徹底的にやりこめます!
「in SPY re 新宿サイト」
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-20-1 ヒューマックスパビリオン新宿歌舞伎町6F
電話番号:03-5155-1481
営業時間:11:00~翌5:00
定休日:なし
料金: 1回1,000円 ※初回のみIDカード発行料として100円を頂戴致します。
最寄駅:新宿
ライター/齋木香奈美
※2016年4月16日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※2020年2月26日情報更新。
※こちらの施設は閉館しました。
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※本記事は2020年02月26日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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