【ワカコ酒 Season2】漁師小屋で旬の鮮魚のお造りに舌鼓♪

「女ひとり呑み」をテーマにした人気グルメ漫画【ワカコ酒】。実写ドラマの好評を受け、待望のSeason2がBSジャパンで放送。今回は、ついに最終回を迎えたワカコ酒 Season2第12夜放送で、ワカコがお刺身と熱燗をぷしゅーっと楽しんだ居酒屋「漁師小屋」へ参ります。

© 2016「ワカコ酒2」製作委員会

© 2016「ワカコ酒2」製作委員会

大田区鵜の木の閑静な住宅街にある漁師小屋。東急多摩川線・鵜の木駅から多摩堤通りを直進し、目印である田園調布南の信号を目指します。(東急多摩川線・沼部駅からは5~6分、鵜の木駅からは7~8分ということで、ちょうど駅と駅の中間くらいに位置します)。


海から遠い場所にあって新鮮な魚介が食べられる“漁師小屋”ってどんなお店だろう?season2の最後を飾るお店だから、とにかく思いっきり楽しむぞ~!と目的のお店を目指します。



信号を曲がると、貝殻で波を表現したような外観が特徴的なお店を発見!お隣は田園調布ということもあって、その隠れ家のような佇まいに少し気後れしながら気合を入れて中へ入ります。一部窓からは、水槽の中をゆうゆうと泳ぐ魚の姿が。


ロッジ風の店内は、魚や貝のオブジェが至るところに飾られていて、まるで海辺にあるお店のような雰囲気。マスターも気さくに話しかけてくれるので、安心しながらカウンター席に座ります。


「釣りが趣味なんですか?」と聞いてみると、「海はもちろん、山も好きだし、たくさん趣味があるよ」という回答が。開店して約15年というこのお店も、なんとマスター自らが建てたのだとか!完成度の高さに驚きながら、今日はお魚をメインにいただくつもりなので、ワカコと同様に日本酒を熱燗でオーダーします。



山形の銘酒「純米本辛口魔斬 初孫」の熱燗は、やわらかい口当たりで、後味はキリッとすっきり♪これはお刺身などの魚料理にも合いそう、『ぷしゅー』!


ちびちび飲みながら入り口付近にある水槽を覗くと、マスターが釣り上げたという魚が泳いでいます。この日は、高級魚として知られるヒラメやオニカサゴ、お店ではなかなか見かけないノドグロカサゴ(ユメカサゴ)などが泳いでいました。


漁師小屋では、築地や神奈川の漁港から直接仕入れた魚介以外に、その日に獲れた鮮魚をさばいて提供しているそう。市場に出回らない魚とも巡り会えるのが、常連さんたちの楽しみでもあります。



漁師小屋ではドリンク以外にメニューを置いておらず、料理を注文する場合は、マスターと相談しながらその日のオススメをオーダーするスタイル。お客さんのお腹の空き具合やその日の気分に合わせて、料理を提案してくれます。


本日は、女1人呑みでも気軽に楽しめるように、市場に出回らないノドグロカサゴのお造りを勧められました。ワカコがドラマで楽しんだカワハギのお造りは冬が旬。この時期のカワハギはあまりお造りには向かないとのことで、泣く泣く諦めて、初めて聞くノドグロカサゴに挑戦します。


ノドグロと言えば今大注目のあれかな?と思いそうですが、あちらはアカムツという種類で、こちらはカサゴ。ノドグロカサゴは、広く流通している魚ではないけれど、味わい深く美味しい白身魚なんだとか。未知の味に興味津々です!


マスターが水槽から取り出したノドグロカサゴを手早くさばき、あっという間に新鮮なお刺身に変身!渡された皿の上の魚を見ると、目が大きくてなんだか可愛らしい。身はキラキラとつややかで、想像以上に美味しそう。さっそく1枚いただくと、コリコリとした食感で、噛めば噛むほど旨味が出てきます。思った通りの熱燗の進む味わいに、『ぷしゅー』♪


ノドグロカサゴは、主に漁師や釣り人がたまたま釣り上げたり網に掛かったりした時に食べる魚で、調理の手間はかかるけれど、唐揚げにしても煮ても焼いても美味しくいただけるそう。釣りをしない者にとっては、こんな魚があったのか!と新鮮でした。


他にもオススメを訊ねると、「キンキがあるよ」ということで、焼き魚にして出してもらうことに。キンキを待つ間、熱燗をチビチビいただいていると、店内に香ばしく美味しそうな匂いが漂ってきました。完成間近の料理の香りは食欲をそそるスパイス。「いつもながら、これだけでもお酒が進むんだよね~」と、1人呑みの幸せをしみじみと噛み締めます。


漁師小屋には女性1人客も多くいらっしゃるそうで、マスターは居心地の良い空間づくりに気をつけているそう。また、このお店では、例えば1枚だけキンメのお刺身が食べたいとか、2~3粒だけあさりの酒蒸しが食べたいなどのリクエストにも出来る限り応えています。通常1人だと色々な種類を食べるのは難しいので、これは嬉しい気遣いですね。


調度良い頃合いに出てきたキンキは、小ぶりながら脂がほどよく乗っていてさすが高級魚のお仲間。少しずつ身をほぐしながら味わって、熱燗をちびり。銀杏を食べて、熱燗をまたちびり。美味しい魚と旬を味わい、最後まで『ぷしゅー』と大満足でお店を後にしました。


<まとめ>

東急多摩川線の線路沿いは、のどかでゆったりとした空気が漂っています。そんなエリアにある漁師小屋は、人と人とをつなぐ深い交流の場。若い常連さんも多く訪れているようです。その日の釣果によって提供できるものが異なるので、事前に連絡を入れてから伺うことをオススメします。


Season2のワカコ酒巡りを通じて、『ぷしゅー』とする楽しさを再確認。またいつかワカコと再開できるまで、新しいお店を発掘しながら1人呑みを続けようと固く誓いました!


漁師小屋
所在地:東京都大田区鵜の木3-4-10
電話番号:03-5741-2750
最寄駅:鵜の木



※2016年3月時点の情報です。メニュー、価格等は変更になる場合があります。

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ワカコ酒 season2

「ワカコ酒」とは、“酒呑みの舌”を持って生まれた26歳のOL・村崎ワカコが、今宵も居場所を求めてさすらい「女ひとり酒」を堪能するグルメ漫画。2011年より「月刊コミックゼノン」にて連載中、コミックスの累計発行部数は100万部を超える。2015年はTVドラマ「ワカコ酒 Season1」の他に、ショートアニメのTV放送や海外においても韓国版「ワカコ酒」が製作されるなど今、最も注目を集める漫画原作となっている。また、数多ある「食」をテーマにしたマンガや書籍、TVドラマの中でもひときわ主人公のキャラクターに大きな支持が集まっており、<お酒>と<美味い肴>の相性がぴったりと合わさった至福の瞬間、ワカコが見せる「ぷしゅ~」という感嘆の表情は最大の魅力となっている。食と酒への渇望を誘う、今、最も注目を集めるグルメドラマが、新シリーズへ突入!

BSジャパン:BSジャパン:毎週金曜日 よる11時30分~絶賛放送中!!
CAST:武田梨奈、野添義弘、鎌苅健太
製作:2016「ワカコ酒2」製作委員会
原作:「ワカコ酒」新久千映(月刊コミックゼノン/ノース・スターズ・ピクチャーズ刊)
© 新久千映/NSP 2011 © 2016「ワカコ酒2」製作委員会


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※本記事は2016年03月26日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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