スターウォーズの魅力
世界的に大人気の映画「スターウォーズ」。第1作目が公開されたのは1977年のことだ。残念ながら、現在30歳の私はリアルタイムで、映画を見ることはできなかったけれど、後に鑑賞し、その世界観の虜になった。
そんなスターウォーズの最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が現在、世界中で公開中だ。やっぱりカッコいいのだ。見ていると自分もそんなスターウォーズの世界に行ってみたくなる。
ただし、現状の自分はスターウォーズ感がない。ヨーダのような全身緑という特徴もないし、フォースを使えるわけでもない。近いものと言えばハリソンフォード演じる「ハン・ソロ」となる。ただそれは見た目の話ではなく、ソロ活をしているので、しかも完全に一人なので、「ゼン・ソロ」ということになるだろう。
私もライトセーバーを振り回したいのだ。ブオーン、ブオーンとライトセーバーを持ったカッコいい人になりたいのだ。そこで、ライトセーバーを持ったカッコいい、スターウォーズっぽい写真を撮ってみたいと思う。とても簡単に撮れるのだ。
ライトセーバーは100均で!
スターウォーズと言えば「ライトセーバー」である。ジェダイの騎士やシスの暗黒卿が使う武器なのだけれど、もちろん実在するものではない。おもちゃとしては販売されているが、高い。そこで100均である。
100均で「サイリウム」を買った。サイリウムは発光する細い棒で、アイドルのコンサートなどで使うアイテムだと思うが、これを使えばライトセーバーになるのだ。細く短いが全然問題ない。撮り方さえ気をつければ、もはやサイリウムはライトセーバーなのだ。
次に衣装を買う
スターウォーズは遠い昔の遥か彼方の銀河系のお話。やはり普段着ている洋服では雰囲気が出ない。と言っても、本当の映画のような衣装を買ったり、作ったりすると、お金も時間もかかる。そこで布なのだ。
茶色っぽい布を全身にまとえば、スターウォーズっぽくなる。これを覚えて欲しい。ミシンも、糸も必要ないのだ。せっかくなので、その布も安く手にいれたいと思い、日暮里の繊維街を訪れた。
それっぽい場所に行く
これで道具は揃った。あとは場所だ。やはりその辺の公園では、スターウォーズっぽくない。遥か彼方の銀河が公園や住宅街ということはありえないのだ。そこで千葉県にある「館山砂丘」に行くことにした。
スターウォーズは未来や宇宙のイメージもあるが、砂漠のイメージもある。そこで砂丘である。砂丘と言えば鳥取を思い浮かべるが、千葉県の館山にも砂丘は存在する。ただ非常にアクセスが悪いので、レンタカーということになった。
東京から3時間ほどかかる。スターウォーズへの道は険しいのだ。しかも、渋滞。遥か彼方の銀河系も渋滞するのかな、と思いながら、高速道路をノロノロと移動した。おそらくスターウォーズっぽい写真を撮るために、スターウォーズの世界とは真逆の移動をしている。
スターウォーズっぽい写真
サイリウムと茶色い布を持って、館山砂丘にやってきた。海岸から吹き上げられた砂が溜まってできた砂丘だそうだ。ただこの砂丘から海は遠い。それがいいのだ。スターウォーズに海のイメージもないので、むしろ最適と言える。
どの家にも長襦袢はあると思う。それを着て、さらに購入した茶色っぽい布を身に纏えば、スターウォーズである。ライトセーバーを構えた、実にスターウォーズっぽい写真なのではないだろうか。
ライトセーバーの作り方
肝であるライトセーバーは、サイリウムで作っている。三脚にスマホをハンズフリーで使えるアームのようなものをセットして、そこにサイリウムを挟む。そして、自分は懐中電灯を持って、三脚の後ろに立つ。するとライトセーバーを持っているような写真になるのだ。
遠近法を使って細く小さいサイリウムを大きく見せるのである。本当のライトセーバーを開発するより簡単だ。スターウォーズっぽくて満足している。しいて注意点をあげると、アングルを気をつけないと、スターウォーズっぽくない人が写ることだ。
あなたもスターウォーズ
上記のような方法で誰でも簡単にスターウォーズっぽい写真を撮ることができる。スターウォーズと言えば「CG」が有名だけれど、その技術も必要ない。サイリウムでいいのだ。写真の撮り方で何にでもなれるのだ。
この度、写真の撮り方で本当はソロでも、リア充に見えるようなことを紹介した画期的な本「インスタントリア充」が発売されました。私が書いた本です。どうか、みなさん、買ってください。一人2冊以上買ってください。お願いします。
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※本記事内の情報は2016年01月27日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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