お値段以上♪な謎のカラオケ店
ちょっと前にも取りあげた、チェーン店ではない地元の謎のカラオケ屋に来ました。決して店舗は古くないのに、店員さんが妙に陰気なのと音が漏れすぎるので、相変わらずあんまり雰囲気はよろしくない。でも、なにしろドリンクが必須じゃないから平日昼は1時間200円という価格破壊っぷり。ありがたい。
部屋に入ってみると、これまた謎の匂い。タバコの残り香でもなく、独特の臭さ……いや、でも200円だからいいや。となりの部屋は男子学生グループでしょうか、ミスチルを歌っているのが丸聞こえです。おそらくシラフで、高音の伸びもよくてかなりうまい。なんだか対抗したくなって、1曲目に隣の部屋と同じ曲を入れてみた。しかし私は歌いはじめということもあって声の出がイマイチで、となりの男子に完敗です。
ともあれ、私は私の義務をこなさなければ。今日は珍しくちゃんと練習がしたくて一人カラオケに来たのです。ラジオのイベントで、2曲ほど歌うことになってましてね。
ということで、隣室がミスチルを歌いまくるなか、私は「地上の星」の練習。練習といっても力はセーブせず、「マイクなし+立ち」で歩き回りながら熱唱。そのまま気持ちは中島みゆきモードになったので、みゆき先生の曲を3曲。「ひとり上手」はあまりパンチのある声を出さず、「初期みゆき」っぽく歌いたいんだよね……。どうしてもみゆき節をやるときは気持ちがものまね芸人になってしまいます。
さらに練習しなきゃいけなかったチャゲアス「太陽と埃の中で」を歌ったら、やはりチャゲアスをさらに歌いたくなった。でも、すぐネタ切れ。キーを確認したい程度だったから同じ歌を2回練習するつもりもないし、困ったな。
こんなとき気持ちは原点に返るのである。私は一人カラオケを始めたころ、人と行ったときには歌いづらい、友達が知らない歌ばかり気持ちよく歌っていたのだ。
ということで、大学生頃に大好きだったスピッツのマイナー曲を思いついた順に入れる。疾走する感じの曲を多めに入れて、高音も気持ちよく出るし快感です。いや~いいよね、「鳥になって」。
つい曲を入れすぎてしまい、ラストは女子っぽいほうに着陸したくて、チャラの全力のものまね(これをマイチャラと呼ぶ)で締め。これで200円。今回は完全にお値段以上の楽しみ!
本日のセットリスト
1 Tomorrow never knows Mr. Children
2 地上の星 中島みゆき
3 旅人のうた 中島みゆき
4 ひとり上手 中島みゆき
5 太陽と埃の中で CHAGE and ASKA
6 DO YA DO CHAGE and ASKA
7 ナイフ スピッツ
8 鳥になって スピッツ
9 野生のチューリップ スピッツ
10 ミーコとギター スピッツ
11 放浪カモメはどこまでも(中断) スピッツ
12 スカート Chara
今回のひとこと
原点に返るとこの感じになるから、この連載、うっかりするとすぐ同じラインナップになる危険性が…。
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※本記事は2015年08月27日時点の情報です。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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