ポイント 浅草観音裏のアンティークがステキなカフェ
浅草の観音裏に佇む同店は、1949年築の古民家を利用したカフェ。1軒家の2階にあり、無銘の古いものたちが窓からの光を受けて静かに息づいています。
店主は、1階でアンティーク家具と衣食住の雑貨を扱う「annorum」を営む田中貴之さん。店内に並ぶ田中さんが集めたアンティークは、約50~100年前に名もない職人たちの手で作られた家具ばかり。田中さんはデザインが主張しすぎないものを選び、表面のワックス塗装を剥がしてナチュラルな木の色に仕上げています。その剥離作業のおかげで、店内のすべての家具がやわらかな色調に統一されているのです。
そんな田中さんのセンスに魅了されて遠方からも訪れるお客さまに、ひと休みできる場所を――と意図して開いたのがこのカフェでした。メニューは、蔵前の自家焙煎珈琲店「蕪木」が手がける「蕪木ブレンド」や、すぐ近くに位置する自家製酵母パンの人気店「粉花」監修のしたファーブルトンなど。カップ&ソーサーは益子で活動する作陶家・生形由香さんの作品です。
「蕪木さんと粉花さんは、もともと僕自身が大好きで通っていたお店です。アンノルムに来ていただいて『この空間に合うブレンド、この空間に合うお菓子をつくってください』とお願いしました」
ファーブルトンにはまだなじみのないお客さまも多いそうで、そのたびにスタッフが「カヌレのようなもちもちした食感と、プリンのような風味のフランス菓子です」と、親切に説明しています。お客さまとの間に会話が生まれて楽しい、と田中さん。
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