ポイント 横浜鶴見にある曹洞宗の大本山。広大な境内地に、数多くの伽藍が立ち並ぶ禅苑。100人もの修行僧が、日々の厳しい禅修行に励んでます。
曹洞宗大本山總持寺は1321年、瑩山禅師によって能登半島に開創されました。瑩山禅師は幼少時より禅の道をあゆみ、常に衆生済度を願った大慈悲の高僧です。總持寺は開創後まもなく、大官寺に任ぜられ、曹洞出世第一の修行道場と称されました。瑩山禅師の後を継いだ峨山禅師は五院輪住制を導入し、寺院の基盤を整えました。また二十五哲といわれる優れた弟子たちを育成し、總持寺発展の礎を築きました。總持寺は特に江戸時代に教線を拡大し、関連寺院が実に17,000ヶ寺に及んだとされます。しかし、1898年に大火に会い伽藍のほとんどが焼失し存亡の危機に直面しました。その後に貫首となった石川素童禅師が横浜鶴見への移転を決断し、遷祖式が1911年11月5日に盛大に執り行われました。その後、次々と伽藍が整えられ、總持寺は見事に復興を果たしました。今日の大本山總持寺は、常に100人を超える修行僧が集い、古来受け継がれてきた曹洞禅を修行する、禅の根本道場です。
また、瑩山禅師の大慈悲の誓願を今に伝える祈願寺であり、多くの檀信徒にとっての菩提寺でもあります。交通の便もよく国内はもちろんのこと世界中の人々が、参禅に、そして心の安らぎを求めて訪れます。また移転以来、教育、医療、福祉、さらには地域交流に力をそそぎ、社会的役割を大いに果たせるよう精進しています。初詣、節分会、み霊祭り盆踊り大会、つるみ夢ひろば等の恒例行持への関心も年々高まり、常に賑わいを見せています。
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