江戸時代までは富大明神と称し、はじめ八幡岬突端富貴島にあったといわれています。が、慶長6年(1601年)の津波で流され、宮ノ谷に再建、さらに万治2年(1659年)現在の場所に建立されました。
明治4年新政府の社格制度の発令で天富命(あめのとみのみこと)を祭神とし郷社に選定されました。
現在の社殿は嘉永2年(1849年)に造営されたものです。
祭礼は毎年9月望の日に祭礼を行っていましたが、明治44年(1911年)より9月13日に改められました。勝浦市街を見下ろすように、うっそうとした樹木が繁茂し森厳な雰囲気漂う古社です。
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