江戸東京博物館がリニューアル。その概要は?
▲「江戸東京博物館」外観(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
両国駅より歩いて3分ほどの距離にある「江戸東京博物館」は、“江戸東京の歴史と文化を振り返り、未来の都市と生活を考える場”として平成5(1993)年3月に開館した都立博物館。
開館以来初となる約4年にわたる大規模改修工事を経て、3月31日(火)にリニューアルオープンします!
▲1階のメインエントランス(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
今回のリニューアルでは、これまでのコンセプトを踏襲しつつ、展示コンテンツの拡充と空間デザインの刷新を実施。東京の新たな文化創造拠点としての「東京のアイコン」を目指すそうです。
館内はどのように変化したのでしょうか——。ここからは、注目すべきリニューアルポイントをご紹介します!
ポイント1:リアルな大型模型が新設&増設!
▲6階にある日本橋から見た「服部時計店」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
一つ目のリニューアルポイントは、常設展示室内に新設・増設されたリアルな大型模型。大小さまざまな模型が新たに設置されましたが、その中でも編集部が注目した3つの模型をピックアップしてご紹介します!
まずは、以前「朝野新聞社」の大型模型があった場所に新設された「服部時計店」の原寸大模型。銀座4丁目にあった朝野新聞社の社屋が、明治27(1894)年に服部時計店に買い取られたという史実に基づき新設されました!
▲高さ約26mの「服部時計店」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
「朝野新聞社」の模型では内部への入り口が建物の横に設けられていましたが、「服部時計店」では正面玄関から内部に入ることに。当時の「服部時計店」に足を踏み入れるかのような気分を味わえます♪
「服部時計店」の内部には、明治10年代後半に新政府によって計画・建設された「銀座レンガ街」のジオラマ模型や、ニコライ堂の模型など、東京の文明開化について知れる展示が並んでいます。
▲実際に通り抜けられる「浅草花屋敷の門」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
「服部時計店」を出て、次の展示コーナー「市民文化と娯楽」のエリアに進むと登場するのが「浅草花屋敷の門」。こちらも今回増設された大型模型の一つで、明治時代に建設された門を再現しているのだとか・・・!
嘉永6(1853)年に開園した日本最古の遊園地「浅草花やしき」。元々は植物園として開設され、その後見世物などを取り入れることで娯楽施設として発展していったそうです。門に描かれている動物たちの絵からは、明治期の状況が感じられます!
「同潤会代官山アパートメント」も、今回新たに増設されたもの。関東大震災後に建設されたこの建物は、耐震性に優れた集合住宅の先駆け的な存在でした。
新設された模型には、UR都市機構から提供された実際の資材を使っているそうで、かなりリアルに再現されていました!
▲生活感漂うアパートの内部(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
アパートの内部も間近で見学することが可能。タンスやちゃぶ台など、昭和10年代の暮らしがリアルに再現されています!当時活躍していた建築学者・西山卯三が住んでいた頃の間取りが反映されているのだとか。
ポイント2:四季折々の映像などを駆使した新たな空間演出
リニューアルポイントの二つ目は、常設展示室内に加えられた新たな空間演出。
「服部時計店」や「中村座」の背後上部には、今回のリニューアルにより横長のスクリーンが新たに設置されました。江戸と現代の空をイメージした映像が投影され、室内にいながら四季の移ろいや、朝・昼・夜といった時間の変化を感じられます♪
▲時間軸を切り替える役割を担う「のれん」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
こちらも、今回新たな空間演出として加えられた「のれん」。6階の日本橋を渡った先に設置されています。
▲「のれん」
ポイントは、江戸時代の町人文化を象徴する「のれん」を展示内容が切り替わる境界として採用している点。くぐるときは「この先にはどんな展示が待っているんだろう?」といったワクワク感があります!
▲「江戸東京博物館」が所蔵している甲冑11領(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
「のれん」を抜けると、同館所蔵の甲冑11領がズラリと並ぶ展示空間が登場!こちらの展示は、3月31日(火)から5月10日(日)までの期間限定とのことなので、見たい人は早めの来館がオススメです♪
ポイント3:没入感を高めてくれる空間デザイン
▲3階ひろば映像投影(※イメージ)
リニューアルポイントの三つ目は、世界的な建築家である重松象平氏が監修した館内外の空間デザイン。
3階ひろばでは、約4,000平方メートルの天井面と柱面に収蔵資料などがダイナミックに投影される予定です。
▲西側アプローチ(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
また、メインエントランスへと続く西側アプローチには、鳥居をモチーフにした24本のモニュメントを新設。モニュメントの内側面にはLEDパネルが埋め込まれています!
▲西側アプローチ(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
没入感が高まるように、メインエントランスへ近づくにつれてモニュメントの高さは徐々に低くなるように設計されているそう。映像も、現代から江戸へと移り変わっていくのでぜひ注目してみてくださいね♪
ポイント4:観覧後に楽しみたい併設カフェなどもリニューアル
また、同施設に併設されているレストランやミュージアムショップも同時リニューアルされるので要チェックです!
「和ダイニング こよみ」は、和モダンで過ごしやすい雰囲気が魅力的なレストラン。「ちゃんこせいろ蒸し御膳」など、両国らしさが感じられるメニューなどがラインナップされています♪

▲左から「榮太樓あんバタードーナツ」、「きなこわらび餅ドーナツ」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)

▲「江戸あんみつソフトクリーム」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
ちょっと一息つきたいときにピッタリな「ippuku cafe」では、手軽に楽しめるスイーツやドリンクなどが提供されます。和素材を取り入れたドーナツや、ボリューム満点のあんみつソフトクリームなどをいただけますよ。
▲「ミュージアムショップ D!G TOKYO」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
「ミュージアムショップ D!G TOKYO」は、館内1階のインフォメーション前にあります。展覧会図録、刊行物、同館のコレクションを使ったオリジナルグッズなどが展開されるので、観覧後にぜひ立ち寄ってみて♪
リニューアルした館内を動画で見たい方はこちら!
まとめ
▲「中村座」(撮影:レッツエンジョイ東京編集部)
江戸・東京の歴史と文化、人々の生活を楽しみながら学べる「江戸東京博物館」。見どころが一層充実し、今回のリニューアルで楽しみ方はさらに広がりました。新しくなった同館で、江戸や東京の魅力を改めて体感してみてはいかがでしょうか。
友人同士や子連れでの来館はもちろん、一人でじっくり見て回るのにもオススメですよ♪
〒130-0015
東京都墨田区 横網1-4-1
両国駅
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両国駅
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※本記事内の情報は2026年03月26日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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