2021年6月にオープンした台湾屋台朝食喫茶/押競満寿

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東京メトロ・代々木公園駅もしくは小田急電鉄・代々木八幡駅から徒歩4分ほど。閑静な住宅街の一角に「押競満寿(オシクラマンジュ)」はあります。


こちらは、2021年6月にオープンした“台湾朝食喫茶”。代々木公園にお店を構える「Little Nap COFFEE STAND(リトルナップコーヒースタンド」の濱田大介氏がプロデュースするお店として、知る人ぞ知る存在です。早速入店してみましょう♪

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座席は全部で20席ほど。お店の中央にハイスツールのカウンター席、窓際にも低めのカウンター席が設けられていて、一人でも入りやすい空間です。


なんと言っても目を惹くのは、「押競満寿」という店名が大きく掲げられた厨房の装飾。まるで台湾屋台のような光景に、黒嵜菜々子ちゃんも「すご~い、台湾にいるみたい!」と目を輝かせます。なお、ちょっとユニークな店名の由来については後ほどご紹介します。

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屋台装飾の下に並ぶのは、色鮮やかなお総菜たち。食事のセットメニューを注文すると、この中から好きなものをチョイスできます。


この日は「台湾メンマ」「青菜炒め」「ニンジンとキャベツのニンニク炒め」「玉子とキクラゲの甘酢あん」「ナスとキノコの炒め物」の5種。どれも野菜たっぷりで、ごま油の香りが食欲をそそります。菜々子ちゃんもどれにしようか真剣に悩んでいる様子。

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というわけで、「ルーロー飯セット」(1,300円)をオーダー。


ルーロー飯とは台湾料理の一つで、「煮込み豚肉かけご飯」のこと。同店の特徴の一つは、一般的なルーロー飯よりも大きめにカットした豚バラ肉を用いている点なのだとか。セットにはお好みで選んだお惣菜に加え、常連さんにもファンが多いというコーンスープが付いてきます。

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早速ルーロー飯を一口頬張ると、トロットロの豚肉が口の中で溶けていきます!中華料理ではおなじみのスパイス・八角の香りが口内に広がるけれど、独特のクセはなく食べやすい。全体的にまろやかな味わいで、レンゲを運ぶ菜々子ちゃんの手も止まりません♪


同店の料理を監修するのは台湾出身の料理家・りてこさん。メニュー開発にあたって、本場台湾の味を再現するのではなく、日本人好みに寄せた独自の“押競満寿テイスト”を目指すべく試行錯誤を繰り返したのだとか。


どの料理もどことなく懐かしさを感じさせる味わいなのは、絶妙なさじ加減で日本人向けのアレンジが施されているからなのかもしれませんね。

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毎朝9時~オープンしている同店。朝から台湾気分を楽しめる朝食メニューも充実しています。


中でもオススメは、「豆乳スープ&揚げパン」(850円)。台湾朝食の王道である「鹹豆漿(シェントウジャン)」を“押競満寿テイスト”にアレンジした豆乳スープに、サクサクの揚げパンを付けていただきます。海老の出汁が効いた豆乳スープは、お酢の酸味と醤油の塩気のバランスが絶妙でいくらでも食べられそう!


他にも、「台湾粥」(単品800円 / セット1,000円)や「押競饅頭ルーロー包」(400円)など、朝食や手軽なランチに打ってつけなメニューが揃っています。

喫茶タイムには台湾カステラなどのスイーツも

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“台湾屋台朝食喫茶”を名乗る同店だけに、喫茶利用も可能です。お店の奥にはソファスペースが広がり、複数名で訪れてもゆったりとくつろげる空間になっています。


中華提灯とベロア調のソファがしつらえられた室内は、どことなくレトロで落ち着いた雰囲気。壁一面に描かれた、ルーロー飯を持った相撲力士と虎のイラストもバツグンの存在感を放っています!

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こちらでいただいたのが「台湾カステラ」(600円)。しっとりふわふわ食感のカステラは、ほどよい甘さが特徴。菜々子ちゃんも「優しいお味!生クリームと一緒に食べるとよりやわらかい食感が楽しめるような気がします♡」とご満悦でした。

気になる店名の名付け親は、あのミュージシャン

▲毎日9時から夕方ごろまで営業。金曜のみ夜営業(17時~23時)を行っており、アルコールも楽しめる

▲毎日9時から夕方ごろまで営業。金曜のみ夜営業(17時~23時)を行っており、アルコールも楽しめる

さて、最後に「押競満寿」という店名の由来についてご紹介しましょう。


店主の田原洋さんは、元々この場所で「&MOSH(アンドモッシュ)」というランニングスタジオ兼カフェを運営していました。MOSHとは、音楽ライブなどで観客同士が身体をぶつけ合う行為のこと。音楽イベントのMC活動なども行っていた田原さんは、「&MOSH=音楽とともに」というテーマを掲げて同店を運営していたそうです。


しかし、隣接していた整骨院が閉業したことを機に、整骨院の敷地も含めて台湾カフェへとリニューアルをすることに。店名をどうしようか考えていたところ、予てから親交のあったミュージシャンのTOSHI-LOW氏が、「&MOSHを日本語にしたら“おしくらまんじゅう”。それをBRAHMAN(TOSHI-LOW氏がフロントマンを務めるバンド)の曲名っぽくしたら・・・」と、現在の店名を付けてくれたのだとか。


そんなユニークな店名よろしく、お店全体にもお茶目な遊び心やセンスが溢れていて、空間に身を置くだけでも自然とテンションが上がります。あなたも是非、独特なセンス溢れる「押競満寿」を訪れて、オシャレな台湾気分を味わってみませんか?

押競満寿
  • 所在地

    東京都渋谷区元代々木町 25-5

  • 最寄駅

    代々木公園

今回のレポーターは、黒嵜菜々子さん!

今回のレポーターは、黒嵜菜々子さん!

2003年5月16日生まれ、東京都出身。 アイドルグループ「Peel the Apple(ピール・ジ・アップル)」メンバー。グループ内のNo.1ムードメーカー担当であり、「引っ越し侍」のCM出演などでも話題を集める。趣味は音楽鑑賞、野球観戦。中でも読売ジャイアンツの大ファンとして知られる。

『東京トレンドランキング』5月号もチェック!

『東京トレンドランキング』5月号もチェック!

東京のおでかけがもっと楽しくなるフリーペーパー『東京トレンドランキング』。東京のトレンドを独自のランキング形式でご紹介します。2023年5月号の表紙は黒嵜菜々子さん。偶数月25日の隔月発行、東京メトロ135駅で配布中!

写真:田野英知

スタイリスト:影山さとみ

ヘア&メイク:仁平結紀


ブラウス3,999円、パンツ4,999円(ともにアース ミュージック&エコロジー/アース ミュージック&エコロジー トーキョー 東京ソラマチ☎︎03-5637-8343)、バッグ5,390円(カシュカシュ/アンビリオン☎︎03-3466-8991)、シューズ9,900円(ランダ☎︎06-6451-1248)

※全て税込価格

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2023年04月28日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。