（PR）相鉄・東急新横浜線が開業！スペシャルイベント「Shin-yokohama Line Market」レポ

オープニングセレモニーの開始は朝10時。会場となったJR新横浜駅「交通広場」には、セレモニーが始まる30分以上前から、新線への乗車を兼ねて訪れた人など多くの人々が集まっていました。

開始10分前には、相模鉄道キャラクターそうにゃんと東急線キャラクターのるるんが登場。「かわいい～」「こっち向いて！」などの声が飛び交う中で賑やかな撮影会が行われました。

セレモニーには相鉄鉄道・東急電鉄をはじめ、同駅に乗り入れているJR東海、JR東日本、横浜市交通局の各鉄道の駅長が登壇。それぞれに開業への想いを語りました。東急電鉄の川島統括駅長は「新横浜は西へと向かう玄関口なので、ぜひ京都方面へ」とコメント。東海道新幹線の京都観光キャンペーンにちなんで舞妓さんも来ており、集まった人々の目を楽しませていました。

この相鉄・東急新横浜線の開業により、相鉄本線・相鉄いずみ野線、東急東横線・目黒線が接続され、東京メトロ南北線・副都心線、都営三田線、埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線、東武東上線まで直通運転が行われます。首都圏内の移動がますます便利になりそうですね♪

オープニングセレモニー終了後、11時からは北口東広場でマルシェイベント「Shin-yokohama Line Market」が開かれました。相鉄線と東急線の沿線をはじめ、相互直通先や関西圏のエリアにちなんだ計17つのブースが並び、あいにくの雨模様にもかかわらず多くの人々でにぎわいました。

マルシェを見てまわって感じたのは、幅広い路線やエリアからお店が集結していること。例えばとある一角には、川越市や和光市など埼玉県にあるショップのブースが軒を連ねていました。

相鉄・東急新横浜線の開業により、これらの街にも新横浜駅から一本でアクセスできるようになりました。今回新たに誕生した、7社14路線を結ぶ一大ネットワークの規模の大きさを物語るようですね！

お店の種類は、ドライフルーツや品種茶など多彩なジャンルの専門店から、地元の特産品を取り扱うお店までバラエティ豊か。「しゃくしな漬」など秩父名物を中心とした食材を販売するお店では、商品を手に取りながらのお店の人との会話も楽しく、現地を訪れたような気分をちょっとだけ味わうことができました。

地元・横浜市内のお店も多く、中でも目を惹いたのは相鉄線の沿線にある店舗ブースの数々。ベーカリーや自然菜園、チョコレート工房やバナナジュース専門店などバラエティ豊かなショップが立ち並び、自慢の品々をアピールしていました。

なお、各ブースの吊り看板にはお店の最寄駅に関する情報が記されていました。「気になるお店があったら、現地にも足を運んでみよう」・・・そんな新たな楽しみに出合えるのも、このマルシェの大きな魅力だったように感じます。

北口東広場には、各鉄道会社が手掛ける「鉄道ブース」も登場。子どもから大人まで多くの人々が詰めかけ、お目当ての鉄道グッズを買い求めていました。

ひときわ大きな声で呼び込みを行っていたのは「東海キヨスク」。鉄道グッズに加え、東海道新幹線でアクセスできる各地のお土産を販売していました。うなぎパイや安倍川もちなど、新幹線の車内販売を思い起こさせるラインナップで、久しぶりに新幹線に乗りたくなりました♪

新横浜にゆかりのある企業が出店する「新横浜ブース」もありました。サッカークラブ「横浜F・マリノス」のほか、アイスホッケーチーム「横浜GRITS」など沿線エリアをホームタウンとするスポーツチームも出店し、食品メーカーとのコラボ企画による商品を無料配布するなど大きなにぎわいを見せていました。

ブースの周りに目を向けると、この日限定のグッズを求める長い行列が。当日限定のスタンプがもらえる「相鉄・東急新横浜線スタンプラリー」にも家族づれを含め多くの人々が集まっていました。

雨天にもかかわらず多くの人が集まり、大盛況だった今回のイベント。久しぶりのにぎわいに、コロナ禍が明けようとしていることを感じました。この春夏は、新線の開通でより便利になった電車に乗って、ちょっと遠出を楽しむのも良さそうです。

情報提供／相模鉄道株式会社、東急電鉄株式会社