【宮原】パフェが美味しい「Kazu Bake（カズベイク）」スイーツコンシェルジュはなとものイチ推し。

こんにちは！年に1,000種類以上のスイーツを食べ歩くスイーツコンシェルジュのはなともです。今回は「埼玉でパフェを食べるならココ！」というお店を紹介します。

「Kazu Bake（カズベイク）」は、”素材を生かし、素材で遊び、素材の新しい一面を伝える”をコンセプトに、東京・ひばりが丘にある「comma,coffee（コンマコーヒー）」出身のシェフが2022年8月にオープンした創作洋菓子店。最寄りの宮原駅から3分ほど歩いた場所にあります。

老舗から新鋭まで多種多様な和洋菓子店がそろう埼玉県。その中でも「Kazu Bake」を選んだ理由は、他のお店ではあまり見かけないフルーツとスパイスを掛け合わせたスイーツがいただけるから。

例えば「みかん×ミルクチョコレート×山椒」、「イチゴ×黒胡椒×ローズマリー×ジャスミン茶」など、旬フルーツとスパイスのマリアージュを楽しめる組み合わせになっています。

こちらでぜひ食べていただきたいのが、イチゴとスパイスを組み合わせた「パルフェ・フレーズ」（2,300円、2023年6月上旬ごろまで提供予定）。

赤・白・茶を基調にグラスの中にさまざまな素材を敷き詰めて層にした、華やかな見た目の一杯です。トップには大粒のイチゴと赤く色づけされたホワイトチョコレートがトッピングされています。

トップにのった甘酸っぱいイチゴをよけると、イチゴ果汁にジャスミン茶を合わせた風味豊かなグラニテ（＝シャーベット状の氷菓子）が顔を出します。ひんやりとしたグラニテをイチゴと一緒に味わうことで、一味違ったイチゴの美味しさに気づけますよ。

中心部にはスポンジ生地とスライスしたイチゴが入っているため、イチゴのショートケーキを食べているような感覚も味わえます。

さらに食べ進めると、ピリッとした黒胡椒のクランブルや香り高いローズマリーのジュレ、さっぱりとしたサワー風味の生クリームが登場し、これらが主役のイチゴの美味しさを一層引き立てます。

そして底にあるのはジャスミン茶でマリネしたイチゴ。イチゴの甘酸っぱさの後に来るジャスミンの華やかな香りが、心地良い余韻をもたらします。「ワイン」（600円～）と一緒に味わえば、スパイスの風味が増して、さらに美味しく感じるはず！

わたしはこれまで数多くのパフェを食べてきましたが、ここまでスパイスにこだわったパフェは県内では他にありません。珍しいだけでなく、埼玉県内でも群を抜く美味しさなんです。

パフェの各層とトップのイチゴを一緒に味わいながら、次々と口の中で広がる食感や香りを堪能してみて。

多彩な味わいが層をなす美しいパフェは、店内カウンター席のみでいただける至極の一杯。オープンキッチンのため、作る様子を目の前で見ることもできます。ライブ感あふれる演出を間近で楽しめば、いつも以上に気分も盛り上がるはず！

「埼玉で美味しいパフェが食べたい！」という日は、宮原にある「Kazu Bake」にぜひ行ってみてください。