全国の豆腐店を取材する豆腐マイスターがナビゲート!

豆腐マイスターのくどうしおりです。年々減少しつつある「町の豆腐屋さん」を応援するべく、各地の豆腐店の魅力を発信しています。


今回わたしがご紹介するのは、「旅土産に買いたいお豆腐ならココ!」という、神奈川県湯河原町にある豆腐店です。

豆腐の品評会で最優秀賞!湯河原十二庵「香りのよせとうふ」

【湯河原】極上のなめらかさ!旅土産に買いたい、全国1位のよせ豆腐_935222

ご紹介するのは温泉街としても有名な湯河原にある「湯河原十二庵(ユガワラジュウニアン)」さんです。JR湯河原駅からバスに乗って4分ほど。「小学校前」という停留所を降りてすぐです。

▲香りのよせとうふ(380円)

▲香りのよせとうふ(380円)

こちらでのイチ推し。は、なんといっても「香りのよせとうふ」(380円)。


年々、豆腐づくりの担い手が減少している豆腐業界では、製造業者が切磋琢磨し、豆腐の価値をさらに向上させるため、2015年から「全国豆腐品評会」が開催されています。


2022年の出品数は地方予選の時点で全国108事業者254点。そして、本戦へ進んだ全国屈指の豆腐の中から最優秀賞を受賞したのが、湯河原十二庵さんの「香りのよせとうふ」なのです。本選である全国大会では豆腐屋さんも混じえた厳正な審査が行われ、見事最高得点を獲得しました。

店主の想い×希少な大豆が生んだお豆腐。そのお味は・・・

【湯河原】極上のなめらかさ!旅土産に買いたい、全国1位のよせ豆腐_935224

湯河原十二庵代表の浅沼宇雄さんは、もともとシステムエンジニアとして働いていましたが、「実家のある湯河原を盛り上げたい」という想いで豆腐職人へ転身。そこから全国豆腐品評会へ挑み、念願の賞を獲得されました。


「香りのよせとうふ」の原料である「香り豆」という大豆は、大豆の花が咲く夏頃に、畑全体から枝豆を茹でたような甘い香りがすることが名前の由来。福島県内の一部で農家さんの自家消費用に栽培され、現在は宮城県でも栽培が始まりましたが、まだまだ希少な大豆です。

▲香り豆の花

▲香り豆の花

この畑へ実際に足を運んだ浅沼さんは、「香り豆の畑に初めて行ったときの衝撃をお客様に伝えられるようなお豆腐を作る」ことを目標に、味・食感・香りを追求したそうです。そして完成したのが、「香りのよせとうふ」です。


豆腐屋として大豆の生産者さんと消費者の橋渡しをする十二庵さんの想いを知ると、なおさら大切に食べたくなります。


香り豆を100%使用したこのよせ豆腐は、口に入れた瞬間に華やかな香りが広がり、舌に溶けて消えるような極上のなめらかさが特徴です。そして独自の上品な余韻が長く楽しめます。はじめはそのままで大豆の個性を味わい、付属の塩を振りかければさらに大豆の甘さが引き立ちます。寒い日には少しだけ電子レンジで温めて食べると美味しいですよ。

▲「できたてとうふ御膳〜特別〜」シーズンにより寄せ豆腐に使われる大豆が変わるので、何度でも通いたくなります

▲「できたてとうふ御膳〜特別〜」シーズンにより寄せ豆腐に使われる大豆が変わるので、何度でも通いたくなります

そして、湯河原十二庵さんは、イートインができるところも魅力です。美味しい豆腐を一番美味しい状態で食べられる、これ以上の贅沢はないですよね〜!


お店のオススメは「できたてとうふ御膳〜特別〜」(1,280円)。工房で作りたての寄せ豆腐がメインで、おからや湯葉、お味噌汁もつく、大豆尽くしのメニューです。一部のお惣菜は店頭で販売されているので気に入ったら買って帰ることもできます。土日は朝から営業しているので、ランチだけでなく朝食利用にもピッタリですよ。


まさに“豆腐・オブ・ザ・イヤー”とも言える一丁を味わいに、湯河原十二庵さんへおでかけください。

湯河原 十二庵

所在地:神奈川県足柄下郡湯河原町宮上42-17

電話番号:0465-43-7750

最寄駅:湯河原

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※本記事内の情報は2023年01月31日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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