店の雰囲気そのままにドラマの重要シーンで登場!絶品料理にも注目

【西荻窪】ドラマ『拾われた男』のロケ地!ダイニングバー「ほうぼう屋」へ_616343

JR中央線沿線のディープスポットとして知られる西荻窪は、この街にしかない味わいのあるお店が多く、カルチャーの街として人気があります。今回、ご紹介するお店「ほうぼう屋」も、この街で愛され続ける隠れ家的なダイニングバーの一つ。なんと現在、NHKで放送中のドラマ『拾われた男』(毎週火曜22時~放送)のロケ地になっているんです!


駅の北口から徒歩2分。バス通りの左手にある赤い鳥居から路地を入った先に、お店を案内する男性の特徴的な看板が立っています。

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ドラマは、俳優・松尾諭さんの自伝的エッセーをもとにした作品。「ほうぼう屋」は、主人公の諭(仲野太賀さん)が結(伊藤沙莉さん)に告白するシーンなど、ドラマの重要な場面でたびたび出てきます(全10話のうち7話分に登場!)。

▲地下1階にある店内

▲地下1階にある店内

ドラマの世界観にあまりに自然と溶け込んでいるため、ドラマ用のセットと思われている方もいらっしゃるそうですが、ドラマと同じ雰囲気の世界が、ここ西荻窪に現実に存在しています。

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個人的な話になりますが、私は約20年前からこのお店に通っています。学生時代、近所に住んでいた縁で立ち寄ったのがきっかけですが、店主のすーさんの手料理が絶品で、また、心地よい音楽が流れる店内で常連の方々とお酒を飲み、会話をする時間がとても楽しく、すっかり常連客の仲間入りをさせていただきました。

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こちらのお店で一番人気なのが、「オムレツライス オリジナルデミグラスソース」。卵のトロトロ感がたまりません!

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ほかにも、「ごった煮」を意味するアメリカ南部伝統料理「チキンと海老のガンボ」や、お酒のおつまみにぴったりの料理、季節に合わせた限定メニューなどオススメな料理が目白押しです。

▲店主のすーさん(右)とスタッフKさん

▲店主のすーさん(右)とスタッフKさん

店名の「Hobo」は、19世紀後半から20世紀前半のアメリカで、職を求めて大陸を放浪していた労働者のことを指す言葉だそうです。


後にこのHoboは、「成功を夢見てさまよう人」「権力に屈せず自由な生き方をする人」というニュアンスに変わっていったそうですが、店主のすーさんは、行くあてもなく放浪したそんな先人達に思いを寄せ、また、「方々(ほうぼう)の人の協力でこの店が出来たこと」「方々からいろんな人に来て欲しい・・・」という思いを込めて、この店名を付けたと教えてくださいました。

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ところで、ドラマのロケ地になる決め手となった一つが、トイレに飾ってあるこちらの絵。お店を始める時に、すーさんが自身の作品を飾ったものですが、そこに書かれている言葉「Don’t be afraid of making mistakes…」が監督の目に留まり、興味を持たれたというお話も伺いました。


「失敗を恐れるな」。作品の右上に小さな文字で書かれているのですが、約30年前、これからお店を始めようと決意して書いた店主の思いが、今につながって素晴らしいドラマのロケ地になったことに感慨深いものがありました。

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ドラマ『拾われた男』を見た人にも、音楽好きの人にも、料理、アルコールが好きな人にもオススメしたいダイニングバー「ほうぼう屋」。一人でも、グループでも過ごしやすい雰囲気ですので、ぜひ西荻窪へ訪れた際は立ち寄ってみてください。

ほうぼう屋
  • 所在地

    東京都杉並区西荻北 3-2-11 ハイツそれいゆB1F

  • 最寄駅

    西荻窪

  • 電話番号

    03-3399-3171

本記事内の情報に関して

※本記事内の情報は2022年11月15日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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