年間600杯ラーメンを食べる、ラーメン女子がナビゲート!
年間600杯ラーメンを食べるラーメン女子、森本聡子です。今回は「東京で博多豚骨ラーメンと九州料理を食べるならココ!」というお店をご紹介します。
ラーメン界で話題の店主が手掛ける本格博多ラーメン店/博多ラーメン でぶちゃん
東京都内のなかでも本格的な博多ラーメンを提供する「博多ラーメン でぶちゃん」は、山手線や東西線などが通る高田馬場駅から徒歩4分ほどにあります。
実はこちらの店主である甲斐さんは、とことん豚骨ラーメンを追求していくYouTubeの人気企画「クサい豚骨を作りたい!」で、有名ラーメン店主達と熱いトークを繰り広げているラーメン業界では話題の方でもあるんです。
同店の魅力は豚骨ラーメンだけでなく、とてもラーメン屋とは思えないほどの数々の九州郷土料理。わたしのお気に入りは「がめ煮」「ごまカンパチ」「チキン南蛮」「かまぼこバター」「もつ鍋」。とくに「がめ煮(=筑前煮)」は人気で夜遅くに行くと売切れていることがあるため、気になる方は早めの時間に押さえておいてください。
自慢のお料理に合うアルコールメニューも充実!
種類が多いのでシーンを選びませんし、どんな人を誘っても喜ばれます。わたしのオススメは程よい酸味が飲みやすい「しそハイ」、それから日によって変わる日本酒、ほぼ原価なのでは?と思うほど安い焼酎など。アレ?気づいたらラーメン以外のものをたくさんオススメしていましたね。
ちなみに・・・お友達同士ワイワイしたい時には2階席がオススメ。予約すれば貸切対応もしてもらえますよ。
本日の一杯。「博多ラーメン」(850円)。
普段は体調管理のことも考え〆ラーメンは我慢していますが、九州各地のお料理を楽しんだ後はやはりラーメンで〆る博多屋台スタンダードに乗らない手はありません。
今回選んだのは看板商品である「博多ラーメン」。日によって時間によって味が変化し続けていく豚骨スープですが、でぶちゃんの豚骨ラーメンはビジュアルがすでに美味しいです。その理由は泡!この泡のことを「脂泡(しほう)」と呼びますが、骨の味が出ている&スープが良い状態である証だと言われています。美味しい豚骨ラーメンには必ず泡があるので意識して見てみてください。
この“泡スープ”のおかげで麺とのなじみが非常に良くなります。まずはレンゲで一口ゴクリ。舌の上で風味がふわっと広がりその後にガツッとうま味がやって来ます。クリーミーなのに重くなく後味にはキレがあるのがお気に入りポイントです。
さらに忘れちゃいけないのが食欲そそる豚骨の香り!スープの見た目以上に豚骨臭は時間によって大きく異なります。私自身はいい熟成感とも呼んでいますがコレがたまらないのです。
麺の硬さは「ばりかた」「かた」「ふつう」「やわ」の4段階から選べます。わたしのオススメは「ふつう」か「やわ」です。メニュー表にも麺にまつわる大切な知識が書かれていて、しっかりと麺を堪能して欲しいという甲斐店主の想いが感じられますね。
普段の私は自分から店主さんに話しかけることは極力控えているのですが、甲斐店主には、自ら前のめりになって話し掛けたことをよく覚えています。こちらのお店が、高校生の頃に働いていた愛知県にある豚骨ラーメン店「ばりばり軒」の雰囲気にそっくりだったことがあまりにも嬉しかったからです。初回の来店時から"どこ出身ですか?"とか"この麺は何番手ですか?"などと質問攻めに・・・。
愛知県から上京したとき、この豚骨ラーメンを実家で食べる料理のように慕ってきたわたしには、甲斐店主が作るラーメンは"幸せの味"なのです!ぜひ皆様にも、九州の美味しい郷土料理とともに、その幸せの味を楽しんでもらえればなと思います。
博多ラーメン でぶちゃん
所在地:東京都新宿区高田馬場2-13-6
電話番号:03-6457-6745
最寄駅:高田馬場
- 本記事内の情報に関して
-
※本記事内の情報は2022年10月27日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
※本記事中の金額表示は、税抜表記のないものはすべて税込です。