“365日寿司生活”を送るサラリーマンがナビゲート!

こんにちは。「寿司リーマン」と申します。サラリーマンとして働きながら、全国の回転寿司から高級寿司店まで、すべての寿司を愛し、365日寿司生活を送っています。


今回は「異国料理のエッセンスを取り入れた寿司ならココ!」という寿司店をご紹介します!この記事を通して、ひとりでも多くの方が、東京で寿司をエンジョイしてくれたら嬉しいです。

「こんな寿司、食べたことない!」驚きと感動が詰まった“タイ寿司”/変タイ鮨 すがひさ

タイ料理×寿司!溝の口「変タイ鮨 すがひさ」365日寿司生活・寿司リーマンのイチ推し。_619592

今回は、東京から多摩川を超えて、神奈川県川崎市の武蔵溝ノ口駅から歩いて10分ほどの場所に店を構える「変タイ鮨 すがひさ」をご紹介します。


お店は神社のすぐ真横にあり、なんだか縁起が良さそう。このお店、寿司好きの間では「かなり変わったユニークな寿司店」として話題なのですが、いったいどういう意味で変わっているのでしょうか?お気づきの方も多いと思いますが、「店名」にそのエッセンスが詰まっています。

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「変タイ鮨 すがひさ」は、実は月3日だけ営業している特別な寿司店。普段は「鮨 すがひさ」として王道の江戸前寿司を提供しています。


大将の菅正博さんは、タイ料理店出身というユニークなキャリアを歩んできた寿司職人。通常営業時に常連さんから「タイ料理を融合した寿司をつくってみてよ」と言われて試してみたところ、反響がとてもあったそう。


そこから「タイ寿司」のレパートリーがどんどん増えていき、今では毎月3日間だけ、提供品全てにタイ料理のエッセンスを取り入れた「変わった、タイの、すし」、名付けて「変タイ鮨 すがひさ」という店名に変えて営業をしています。


「こんな寿司、食べたことない!」という驚きと感動が詰まった「変タイおまかせ」の一部をご紹介します。

生春巻きやトムヤムクンの寿司!?驚きと感動が詰まったオリジナルな逸品の連続!

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「変タイ鮨 すがひさ」では、提供品全てにタイ料理のエッセンスを取り入れ、ここでしか食べられない食体験をさせてくれるのですが、中でも印象に残ったメニューの例をご紹介。


まずは挨拶代わりの逸品である「生春巻きの寿司」がすごい。「江戸前仕込みのシメサバを、生春巻きに使われるライスペーパーで巻いてみました。ライスペーパーをシャリに見立ててつくってみました」と大将。持ってみるとずっしりと重く、食べてみるともちもちしたライスペーパーとシメサバのキュッと締まった酢締め加減のバランスが絶妙でうまい!

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おまかせの終盤に出てくる名物ネタが車海老。一見するとよく見かける美味しそうな車海老なのですが、食べてみると、ほんのりスパイシーな酸味がありエスニックな味わいです。


「これは、”トムヤム車海老”です。わさびの代わりに、ペースト状にしたトムヤムクンを挟んで握っています。トムヤムクンは、海老を使うので、車海老の寿司ととても相性が良いんですよ」とのこと。ただ単に斬新なものを生み出しているわけではなく、そこにはしっかりとした料理人としてのひらめきと論理性があるのがさすがです。

締めはまさかの「タイラーメン」!ボリューム満点のおまかせ

面白くてうまい逸品が続いていくのですが、締めの逸品まで驚きが終わらないのがとにかくすごい「変タイ鮨 すがひさ」。締めの定番は、なんとラーメン!もちろん、ここにもタイのエッセンスが入っています。


「すがひさ流・タイラーメン」はいくつか種類があるそうですが、私が伺った際には「レッドカレーラーメン」が登場。

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ココナッツミルクの香りが漂うピリ辛のスープに、極太麺が絡み合ってテンションは最高潮に!ちなみに、麺は新宿の超人気ラーメン店が使用しているものを分けてもらっているそうで、こだわりがすごい。美味しい「タイ鮨」を食べた後の「タイラーメン」は満足感が半端ないです。


そしておすすめの裏オプションが、残ったスープにシャリを投入する「シャリカレー」スタイル!スパイシーな辛味とココナッツのまろやかな風味にシャリの酸味が組み合わさり、興奮のあまりジワジワと発汗さえしてくるほどでした(笑)。

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現在、「変タイ鮨 すがひさ」は営業日が3日間しかなく予約が困難なので、まずは通常営業の「鮨 すがひさ」を予約するのがオススメです。大将にこっそりと「もし可能であれば、変タイ鮨を食べてみたい」と伝えれば、1~2品は即興で「変タイ鮨」を提供してくれるかも?

 

ぜひここにしかない「タイとコラボした寿司の異文化交流」を体験してみてはいかがでしょうか?

スポット
鮨 すがひさ

〒213-0011
神奈川県川崎市高津区久本 1-16-15

武蔵溝ノ口駅

〒213-0011
神奈川県川崎市高津区久本 1-16-15

武蔵溝ノ口駅

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※本記事内の情報は2022年11月09日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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