（PR）絶景も行列スイーツもまるっと楽しむ！熱海～伊豆おすすめドライブ旅

絶景に温泉、絶品スイーツ、歴史ロマン・・・あれもこれもとよくばりになりがちな旅先では、レンタカーを使って自由度アップ！熱海を拠点に伊豆まで足を延ばして、話題のスポットを気ままに巡ってきました。

最初に向かったのは、緑豊かな山里風景が広がる丹那エリア。熱海駅からレンタカーで20分ほど走ると「酪農王国オラッチェ」に到着！

ヤギや羊、牛、ロバ、ポニーなどの動物がのびのびと暮らす園内では、エサやり（1かご100円）をしたり、ウサギを抱っこしたりと動物とふれあえるほか、乳しぼりやバター作り、野菜の収穫も体験できます。かわいい動物たちの姿は、見ているだけでもほっこり。

丹那エリアは140年以上続く歴史ある酪農地で、牧場の向かいでも静岡県でお馴染みのブランド牛乳「丹那牛乳」が生産されています。

丹那牛乳にも使われる、しぼりたての生乳を使った新鮮な「ソフトクリーム」（400円）は、オラッチェを訪れたほとんどの人が食べるという名物グルメ。練乳のような濃厚な甘みなのに後味はすっきり！青空の下、南箱根の山々を眺めながら食べるとなおさら格別ですよ♡

循環型農業の素晴らしさを伝える施設でもあるオラッチェ。丹那ならではの乳製品や地域の新鮮野菜を使ったメニューをそろえる「レストランオラッチェ」（営業は土日祝日のみ）を併設するほか、園内では手ぶらでBBQも楽しめます。

この日はレストランで少し早めのランチを。丹那牛乳の全脂粉乳で育った丹那ハコブタを使った「ハコ豚のソテー」（1,500円）と、牧場で自家製する生クリームをふんだんに使った「丹那クリームのきのこスパゲティー」（1,030円）をオーダー。ここでしか味わえない牧場グルメも満喫できて大満足です♪ 

酪農王国オラッチェ

所在地：静岡県田方郡函南町丹那349-1

電話番号：055-974-4192

オラッチェを後にして、約15分間のドライブ。目指すは、函南（かんなみ）エリアにある「かんなみ仏の里美術館」（入館料 大人300円）です。

今回の旅の目的の一つが、現在放送中の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のゆかりの地を巡ること。函南は、北条政子の兄である宗時が、源頼朝とともに出陣した石橋山の戦いの帰りに迷い込み、夢半ばに命を落とした地。

館内では平安時代につくられた薬師如来坐像、ズラリと並ぶ十二神将など、24体の仏像群の展示が楽しめます。ここでの必見は、仏師・実慶による国指定重要文化財「阿弥陀三尊像」（写真）。北条時政が長男・宗時の死を悼み、供養するためにつくらせたといわれている像は、凛とした力強い佇まいです。

希望すればガイドさんによる無料の楽しい解説も。歴史や仏像に詳しくない人でも知的好奇心が刺激される時間を過ごせますよ。

かんなみ仏の里美術館

所在地：静岡県田方郡函南町桑原89-1

電話番号：055-948-9330

「かんなみ仏の里美術館」から20～25分ほど南下し、ふらりと立ち寄った「蛭ヶ島公園（ヒルガシマコウエン）」。蛭ヶ島は、平治の乱で平氏に敗れた源頼朝が流刑され、20年間を過ごしたという伝承が残るかつての辺境地。

現在は公園が整備され、その一角には強い眼差しで未来を見据えているような若き日の頼朝と政子が寄り添う像があります。撮影スポットとしてはもちろん、園内には茶屋やお手洗いもあるので、休憩ポイントとして立ち寄るのもオススメです。

蛭ヶ島公園

所在地：静岡県伊豆の国市四日町17-1

電話番号：055-949-5582

大河ドラマのゆかりの地も満載！

蛭ヶ島公園から車を走らせて15分。やってきたのは「伊豆パノラマパーク」。山麓からロープウェイに乗り、約7分間の空中散歩を楽しんでいるとあっという間に山頂へ到着！

標高452mに位置する展望広場「碧（あお）テラス」へと一歩足を踏み入れると、目の前に広がる青い駿河湾の絶景に思わず目を奪われます。天気の良い日は富士山も間近に望める、SNSでも人気の絶景スポットなんです。

碧テラスには絶景を鮮やかな青色で彩る水盤が点在し、その周辺には二人がけソファやデッキチェア、カウンター席などが配置。開放感あふれるさまざまな席から大パノラマの景色をゆったりと堪能できます。 

碧テラスにある甘味処「かつらぎ茶寮」やカフェ「葛城珈琲」でテイクアウトした軽食やスイーツも、お好みの席に自由に持ち込むことができるので、絶景を眺めながら思う存分くつろいで。

山頂エリアには碧テラス以外にも、山頂展望台や神社、源頼朝像、足湯、幸せの鐘などの見どころが点在します。一部には歩きやすいボードウォークも設置され、いずれも気軽に散策できるコースなので合わせて楽しみましょう。

伊豆パノラマパーク

所在地：静岡県伊豆の国市長岡260-1

電話番号：055-948-1525

そろそろ日が落ちてくる頃、今夜宿泊する熱海へと戻ることに。海と山に囲まれた伊豆半島のドライブは、山道や沿岸など個性豊かなコースが選べるのも魅力のひとつ。休憩を挟みつつ、往路とは違う道を選んでめくるめく景色を楽しみながら帰ります。

熱海に無事到着。レンタカーを返却した足でそのまま宿へとチェックイン。今回お世話になるのは「湯宿 みかんの木」（一泊二食付一人17,850円～※入湯税別途150円）。花火が上がるサンビーチへは徒歩約2分、熱海銀座商店街へは徒歩約4分という中心地にありながらも喧騒を感じさせない、料理と接客が自慢の“街中のちょっとお洒落な隠れ宿”で静かな時間を過ごせます。

今夜は、熱海の特産品である金目鯛の姿煮つけをメインに山海の幸を味わいつくす会席ディナーをお部屋食で♡さらに湯処は、こじんまりしていますが源泉かけ流し温泉（加水あり）なので泉質が最高♪24時間いつでも入浴できるという点も（※清掃時間を除く）、熱海のナイトライフを満喫したい人には大きなポイント。温泉は帰ってからのお楽しみに、まずは夜のお散歩へと繰り出すことに。

熱海温泉 湯宿 みかんの木

所在地：静岡県熱海市東海岸町1-11

電話番号：0557-81-1533

まず向かったのは、ホテルから歩いてすぐの「熱海銀座商店街」。一帯には、風格ある老舗からおしゃれな新店まで多彩なお店が軒を連ねているので、少し歩くだけでもたくさんの発見が。明日の計画も兼ねて、本通りに横道にと足を延ばすのも◎。

散策の道中、入り組んだ細い小道で隠れ家のようなお店を発見！「Le palais あたみバール（ルパレ アタミバール）」は、ソムリエの資格を持つ女性店主・宮野さんが一人で切り盛りするワインバー。

ノーチャージで過ごせるカジュアルな雰囲気の店内では、グラスワインを常時12種（500円〜）と、軽めのフード（300円〜）もそろっています。お昼過ぎからオープンしており、散策途中や食事の前後にグラス1杯だけサクッと楽しむ方も少なくないそう。熱海が好きで移住してきたという宮野さんとの楽しいおしゃべりにグラスを傾けながら、熱海の夜は更けていきました。

Le palais あたみバール

所在地：静岡県熱海市渚町15-3

電話番号：090-2174-6614

二日目に朝イチで向かったのは、熱海銀座商店街にある「和栗菓子kiito-生糸-（ワグリガシキイト）」。熱海で創業200年の「古屋旅館」と京都の行列店「和栗専門 紗織」の共同プロデュースにより2021年に誕生したばかりのモンブラン専門店です。半年で5万食を販売した大人気店で、1時間待ちも珍しくないそう。今回は比較的空いているというオープンの時間帯を狙ってやってきました。

お目当ては、お店の看板メニューでもある「生糸モンブラン」（ペアリングドリンク付き1,980円）。熊本県上益城産の丹沢種と筑波種の2つの和栗を合わせたオリジナルのモンブランは、カウンターにある大きな木製の絞り機を使い、目の前で完成します。

11個分の栗を惜しみなく使う「生糸モンブラン」。栗の自然な甘みと香りが口いっぱいに広がります。お皿の上で美しく織り重なった和栗ペーストは、1mmという細さ。ふわりと溶けてなくなる口溶けは初めての感覚で、ナイフを入れると音もなくほろほろとほどけていく様子は、まさに生糸のような繊細さです。

サクサクのメレンゲに自家製スポンジケーキ、和栗のクリーム、生クリームが中に潜み、さまざまな食感が楽しめるほか、キャラメルとだいだいの二種のソースをかけるとまた違った味わいに。セットの梅昆布茶も挟みながら、あっという間に完食しました♡

和栗菓子kiito -生糸-

所在地：静岡県熱海市銀座町8-9

電話番号：0557-52-3551

続いて二人は、日本一短い「アタミロープウェイ」で八幡山を登り「あいじょう岬展望台」へ。相模湾と熱海市街を見渡す大パノラマを満喫した後は、同じエリアにある「熱海城」（入場料 大人1,000円※10月1日より料金改定し1,100円）を訪ねました。

熱海城もまた熱海随一の絶景スポット。海抜160mの天守閣展望台からは熱海の全景がぐるり360度見渡せます。「日本城郭資料館」など趣向を凝らした展示を楽しみ、「ジェット足湯」では海を眺めながらまったり。

熱海城

所在地：静岡県熱海市熱海1993

電話番号：0557-81-6206

熱海城の隣にある「熱海トリックアート迷宮館」（入場料 大人1,000円、熱海城との共通券 大人1,700円※10月1日より料金改定し大人1,100円、熱海城との共通券 大人1,800円）も見逃せません。不思議で楽しいトリックアートが約50点、ところ狭しと並びます。ジョーズに食べられそうになったり、氷の穴へ落ちそうになったりと、大盛り上がり。楽しい写真がたくさん撮れました♪

熱海トリックアート迷宮館

所在地：静岡県熱海市熱海1993

電話番号：0557-82-7761

帰りの新幹線の時間まであと少し。駅前へ移動して、お土産探しや食べ歩きを楽しむことに。まず訪れたのは熱海駅前仲見世商店街にあるギャラリー&雑貨店「藍花（アイバナ）」。全国30名の作家さんによる、一点ものの工芸品に出合えます。

熱海土産として人気を集めるのが、熱海の名所を描いたポストカード「熱海百景」（1枚150円）や、熱海の伝統工芸品である「楠細工の根付」（800円）など。個包装のドリップコーヒー（写真左1袋170円）も評判で、熱海の温泉で洗った生豆を使った「熱海温泉物語」も含めて三種類を用意。熱海の作家さんによるカップと合わせて楽しんでみて。

藍花

所在地：静岡県熱海市田原本町7-6

電話番号：0557-83-5566

お土産に欠かせないスイーツは「熱海ミルチーズ」でチェック！熱海の行列店として有名な「熱海プリン」がプロデュースするこちらは、湯あがりにもさっぱりと味わえる新感覚な創作チーズケーキのお店です。

濃厚なミルククリームを挟んだ「ダックワァズ」（6個990円）は友達や職場への手土産に、1つで3種の味を楽しめる瓶入りの「熱海チーズケーキ」（1個420円）は帰りの新幹線内で食べる用にゲット♡熱海温泉とお風呂をテーマにした店内もときめくかわいさなので注目してみて。

さて、そろそろ旅も終わり。「熱海ミルチーズ」からすぐの人気店「いちごBonBon BERRY ATAMI HOUSE.」で、写真映え間違いなしの「温泉まんじゅういちご串」（次の写真500円）を購入。食べながら2日間の旅の余韻に浸ります。

熱海ミルチーズ

所在地：静岡県熱海市田原本町3-18

電話番号：0557-55-7625

いちごBonBon BERRY ATAMI HOUSE.

所在地：静岡県熱海市田原本町3-16

電話番号：0557-55-9550

絶景、温泉宿、歴史ロマン、スイーツと旅の醍醐味すべてを味わいつくした1泊2日の熱海伊豆旅行。熱海を拠点にしたことで熱海と伊豆の両方を楽しめる、いいとこ取りの旅になりました。

レンタカーがあると電車やバスの時間もエリアも気にすることなく、自分たちのペースで気ままなプランを自由に組めるから、ストレスフリー＆満足度MAX♪この秋はぜひ、ドライブ旅でリフレッシュしてみては？

写真／土佐麻理子

取材・文／君島有紀

情報提供／熱海市

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