年間600杯ラーメンを食べる、ラーメン女子がナビゲート!
年間600杯ラーメンを食べるラーメン女子、森本聡子です。今回は「都内で冷やし中華を食べるならココ!」というお店をご紹介します。
神保町の名店で1933年に誕生した「元祖冷やし中華」/揚子江菜館
神保町駅からすぐ近く。カレー屋「カヴィアル」、喫茶店「さぼうる」、町中華「三幸園」などなど、多岐に渡る名店が一挙に集まる一角に「揚子江菜館(ヨウスコウサイカン)」はそびえ立っています。1933年に誕生した元祖冷やし中華のお店です。
ビル一棟ごと揚子江菜館でしょうか?真っ赤な外観が目立つので、私のような方向音痴の人間でもすぐに見つけることができます。パッと見は高級中国料理の老舗感がありますが、店内も美しく女性1人でも入りやすい雰囲気なのでご安心ください!
高級感漂う外観とは裏腹に、ランチには非常に食べやすい価格がそろっています。
もちろん「冷やし中華」が1,500円を超えてくるなんて・・・と思う方もいるかもしれませんが、この価格でこんなにも歴史ある味を丸ごと体験できるとは、感謝しかありません。そう考えると安い、むしろ、とっても安いです!ちなみに、平日ランチタイムにはシューマイか杏仁豆腐がサービスで付いてきます。
ここで本日の一杯をご紹介。
四季を彩る「五色涼拌麺(ごもくりゃんばんめん)」は、富士山の四季をイメージしているそうです。チャーシューが春の土を、キュウリが夏の緑を、タケノコが秋の落ち葉を、寒天が冬の雪を、そして錦糸卵が富士山頂にかかる雲を表現しており、中にはなんと肉団子やうずらのタマゴも隠されています!
麺は博多ばりかたに近い細麺、そして一般男性でも満足できるボリューム。タレの酸味はほとんどなく、冷やし中華の酸味が苦手な方でも受け入れやすい醤油ダレだと感じます。このほんのりと甘い味わいこそが元祖の冷やし中華なのです!
長く続くからには理由がある・・・よくそういった言葉を耳にしますが、此処は正にその言葉を体現したようなお店です。
時代の流行にとらわれず、一つの道を突き詰めるその姿に、料理の美味しさ以外にも見習うべきことが多々ありました。その名前を知ってはいたけど行けていない・・・という方、今年こそはぜひ、元祖の味を体験しに出かけてみてください。
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-11-3 神保町菊英ビル
神保町駅
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-11-3 神保町菊英ビル
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※本記事内の情報は2022年07月31日時点のものです。掲載情報は現在と異なる場合がありますので、事前にご確認ください。
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