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オープン前から大注目!麻布十番にできたパンとケーキのお店/Scene - Kazutoshi Narita
都内を中心に美味しいパンを求めて食べ歩く、グルメブロガーの紅子です。
すごいお店ができるらしい。
そんなうわさを耳にしたのは2020年の秋ごろだったでしょうか。12月にオープンしたと聞いた頃には、すでに大評判となっていて、ちょっと近寄れない感。しばらく様子をみて、少し落ち着いてきたであろうこのタイミングで、ようやく訪れてみることにしました。
それが今回ご紹介するお店「Scene - Kazutoshi Narita(シーン カズトシ ナリタ)」です。

画像提供:Scene - Kazutoshi Narita
麻布十番駅4番または7番出口から徒歩数分ほどのところにオープンした、パティスリー&ブーランジュリーです。
「お客様のそれぞれのシーンに重要な役割を果たす商品が提供できたら」。店名の「Scene」にはそんな思いが込められているそうです。

こちらが同店を手掛ける成田一世シェフ。
フィレンツェ「エノテカ・ピンキオーリ」やニューヨーク「ラトリエ・ド・ジョエル・ロブション」など数々の有名レストランにて、シェフ・パティシエを歴任。2005年にはニューヨーク・タイムズ紙のパン・スイーツ部門で「Best of New York」に選ばれ、2017年には「アジアのベストレストラン50」にてベストパティシエ賞を受賞・・・と、なんとも輝かしい経歴のお持ちの方なのです。
そんな方の作るパンやスイーツというものがどんなものなのか、一度は味わってみたい・・・!と注目を集め、オープン以来、多い日には一日500人ものお客さんが来店しているのだそう。

画像提供:Scene - Kazutoshi Narita
ロイヤルブルーを基調とした店内は、フランスやイギリスなどのヨーロピアンな雰囲気がありながら、それでいて中東のエキゾチックなテイストも感じられる、不思議な雰囲気。
奥に厨房が併設されていて、そちらでパンやスイーツが次々と焼かれて店頭に並びます。

パンは対面式での販売。常時20種類ほどがそろっています。
取材時は、定番のクロワッサンに、一風変わったメロンパンをはじめとするスイーツ系、食パンやバゲットなどのお食事系、クロックムッシュやベーコンエピなどの総菜パンと、ジャンルもバランスよくそろっていました。

ゆっくりラインナップを眺めていると、到着した頃にはなかったクリーム入りのパンも登場。時間帯によって焼き上がるものが異なるので、訪れる時間を替えてみるのも楽しいかもしれません。
どれも美味しそうなパンばかりで、目移りしてしまいます!実際、取材時もなかなか選べず、

大人買いしてきてしまいました(笑) 今回はこの中から、とくにオススメしたい3品をご紹介します♪
パンブロガー・紅子イチオシ!「Scene」で買うべきBEST3

画像提供:Scene - Kazutoshi Narita
まずは、お店の一番人気のパンでもある「クロワッサン」(350円/税抜)。
フォルムの美しさが印象的なクロワッサンです。

断面もこれまた美しい!
リベイクして食べてみると、外層の部分はパリパリとした食感で、ハラハラとこぼれ落ちるほどの繊細な舌触り。中心はしっとりとしていて、まさにベストバランスです。
バターの芳醇な香りが漂いますが、しつこさはまったく感じません。何個でも、何度でも食べたくなるような、シンプルで贅沢なクロワッサンでした。

2品目はお店のオススメでもある「生絞りクリームパン」(320円/税抜)。
パプアニューギニア産バニラビーンズを使用した贅沢なクリームパンです。

中にはクリームがたっぷり♪
生地はしっとりと軟らかなブリオッシュ生地。クリームは、カスタードクリームよりも軽やかでありながら、しっかりとしたコクが感じられます。ほのかなバニラビーンズの香りが上品で、パンというよりもケーキに近いような印象でした。
パティシエとしての真骨頂が発揮されたクリームパン、ぜひ一度お試しいただきたいです。

3品目は個人的にオススメしたい「エッグサンド」(630円/税抜)。
中央に黄身の醤油漬けが入っているのが特徴的な、和風タマゴサンドです。

ジャガイモを練り込んだという食パンは、想像以上の歯切れの良さ。ジャガイモが練り込まれているパンはもちもちとした食感のものが多いのですが、こちらの食パンは真逆で驚きました。
中のタマゴサラダはマヨネーズが少なめで、タマゴのほくほくとした食感が楽しめます。そこに黄身の醤油漬けが加わることで、醤油のしょっぱさと黄身のまろやかさが混ざり合い、タマゴ感がさらにアップ!タマゴ好きにはたまらない一品でした。
まとめ

今回はパンを中心にご紹介しましたが、店頭には生菓子と焼き菓子も並んでいます。日本ではまだまだ少数派なのですが、実はフランスではパンとスイーツが一緒に売られているのが当たり前なんです。成田シェフは日本におけるブーランジュリーのあり方やパンの“常識”に縛られることなく、本当に美味しいパンやお菓子を提供することを目指しています。
今後は生菓子の種類も増やし、秋にはシェフの真骨頂「カウンターデセール」もスタートするとのこと。今後も目が離せず、ますます人気が高まりそう。まだ手に入りやすいこの時期に、さっそく行ってみてはいかがでしょうか。
取材・文/紅子
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