泉里香さんのおでかけスタイルとは？ドラマ『高嶺のハナさん』の撮影裏話もインタビュー！

――京都府出身の泉里香さんにとって、東京は昔から憧れの地だったという。

「幼少期からずっと行ってみたい場所でした。『東京ディズニーランド』と『SHIBUYA109』には、特に強い憧れを抱いていました。家族旅行や修学旅行でも関西圏を出る機会が少なかったので、新幹線や飛行機に乗ることへの憧れもありましたね」

――上京後によく訪れたエリアは、渋谷や原宿。

「大学時代に通学の乗り換えで渋谷駅を利用していたので、当時は毎日のように渋谷の街を散策していました。服を見に行ったり、プリクラを撮りに行ったり、明治通り沿いを原宿まで歩いてクレープを食べに行ったり（笑）。そういえば、明治通り沿いにある『宮下公園』がリニューアルしましたよね。『MIYASHITA PARK』になってからはまだ足を運んでいないので、世間的に落ち着いたら行ってみたいです」

――今号の特集エリアは、“カチクラ”と呼ばれる御徒町～蔵前界隈。気鋭のクリエイターが手掛ける個性派ショップが軒を連ねることでも知られる、都内でも旬のエリアだ。

「蔵前には、雑誌の撮影で何度か訪れたことがあります。カフェで撮影をさせていただいたのですが、エリア一帯に独特の雰囲気があって居心地が良かったです。プライベートではほとんど訪れたことがないので、機会があればゆっくり散策をしてみたいです」

――コロナ禍に直面し、普段のおでかけスタイルに変化は生まれたのだろうか。

「コロナ前は、表参道界隈によく出かけていました。服や靴などのファッションアイテムをチェックしたり、お友達とカフェでお茶をしたり。でも、コロナ禍でそれも難しくなっているので、これを機に今まで挑戦したことのないおでかけを楽しんでみたいですね。例えば、ソロ活（一人で活動すること）。一人で入れるフレンチのお店があるようなので、そこに行ってみたいです！」

――モデルのお仕事もされている泉さんが、この春楽しみたいファッションは。

「ニットでもシャツでも良いのですが、ノースリーブ系のアイテムを早く着たいです。昔から適度な肌見せアイテムが大好きなんですよ。例えば、“背中あき”のデザインが入ったワンピースとか。そういうアイテムは春夏シーズンしか着られないので、とても楽しみにしています。特に今年はポップなカラーを選びたい気分ですね」

――『高嶺のハナさん』の台本を読んでの第一印象は、「とにかく面白い！」だったという。

「読んでいて声を出して笑ってしまうほど、面白い作品だと思いました。私が演じる主人公・高嶺華（以下、ハナさん）を中心に、個性的なキャラクター陣が繰り広げるラブコメディーです。それに加え、各人物間の心のすれ違いも絶妙に描かれていて、最初から最後まで心を揺さぶられてしまいました」

――泉さんにとって初主演となる本作。撮影に臨む上での意気込みを聞くと。

「とても緊張しているのですが、共演者の方々やスタッフさんとコミュニケーションをとって楽しい現場にしていきたいです」

――ハナさんを演じるにあたって意識していることはあるのだろうか。

「原作のファンの方もたくさんいらっしゃるので、そういう方々にもハナさんの魅力が伝わるように、丁寧に演じていきたいです。あとはハナさんが持つ、“バリキャリ”と呼ばれるヤリ手OLの顔と、その真逆にある、小学生のような恋愛観を持つピュアな表情というギャップを大切に演じたいと思います。二面性の表現に関しては、監督からも大袈裟に分かりやすく演じてほしいというリクエストがあったので、そこは思い切り演じたいと思っています。私自身、仕上がりを観るのが今から楽しみです！」

――ハナはお菓子メーカーに勤務しているという設定だが、泉さん自身、もし女優の仕事をしていなかったらどんな職業に就きたいと思っていたのだろうか。

「子どもの頃はケーキ屋さんやお花屋さんに憧れていました。そのときに好きなものが、将来なりたい職業に直結していた感じですね（笑）。今回の『お菓子メーカー勤務』という設定もすごく楽しみです。お菓子を食べるシーンがたくさんあるといいな（笑）」

photo：Shuji Goto（NO- TECH）　text：Kei Osawa

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